「○○妻」第6話

日本テレビの水曜ドラマ「○○妻」の第6話を見ました。

ひかり(柴崎コウさん)の告白を聞いた久保田正純(東山紀之さん)は、その重さに戸惑いながらも、契約結婚を続けたほうがいいのかもしれないが俺には無理だ、正式に結婚しよう、と切り出して、自分の名前を記入した婚姻届をひかりさんに渡し、俺の妻として堂々としていればいいのだと言って、出しておいてと頼んでいました。

正純さんのことを心配して迷いながらも「井納ひかり」と記入して印鑑を押したひかりさんは、婚姻届を提出するため役所に向かったのですが、直前に母親の井納千春(黒木瞳さん)から連絡を受けて、警察署に向かっていました。警察に捕まっていたのは、千春さんではなく、正純さんの母親の仁美(岩本多代さん)でした。

ひかりさんが正純さんとの婚姻届を出そうとしていたことに驚いていた千春さんによると、一緒に銀座に出かけた仁美さんは、突然万引きをしてしまったようでした。暴力を振るう夫が亡くなったことによる開放感と、夫を愛することができなかった自分への罪悪感などの複雑な感情から、そのような行動をしてしまったのではないかということでした。仁美さんは、正純だけが頼りだからあの子にだけは言わないでとひかりさんに頼んでいました。

ひかりさんが仁美さんと帰宅すると、部屋にはいなくなった母親を心配していたという、正純さんやその姉の河西美登利(渡辺真起子さん)や久保田実結(奥貫薫さん)が集まっていたのですが、母親を怒る美登里さんに、うるさいと母親は言い返していて、忙しいと言う実結さんにも、どうせ怪しい宗教に入るのだろうと言い、娘たちはお父さんが亡くなってからお母さんは変わったと不思議そうにしていました。

姉たちが帰った後、正純さんは、ひかりさんがまだ婚姻届を提出していなかったことを知って、少しほっとしていました。そしてテレビ局へ出掛けた「NEWS LIFE」のキャスターの正純さんは、板垣雅己(城田優さん)や風谷愛(蓮佛美沙子さん)との打ち合わせで「ネグレクト」の話題を取り上げることを知って、この話題を削ろうと提案し、受け入れないスタッフたちを仕事ができないと一方的に怒っていて、反対にスタッフたちから見放される形になると、辞めてやると騒いでいました。

正純さんを心配する板垣さんに促されて、説得することになった風谷さんは、正純さんが調べていた新聞記事を示し、辞めると言うのならこれを公表しますと正純さんを脅していました。正純さんは動揺していたのですが、一応無事にその日の番組をまとめることができたようでした。

翌日、正純さんは勇気を出して明るく報道部へ行ったのですが、スタッフたちはうつむいていました。風谷さんや板垣さんは、正純さんの妻という人は犯罪者ですと書かれたメールが送られてきたことを正純さんに話していて、板垣さんは、知っていて黙っていたのですかと怒り、風谷さんは、正純さんも最近知って悩んでいたのだと助けていました。

正純さんは、最初は風谷さんが「リーク」したのかと疑っていたのですが、すぐに妻のひかりさんが自分で送ったのだと気付いていました。

黒いハイヤーで自宅に戻る途中、正純さんは、姉たちにもその事実が伝えられたことを知るのですが、部屋の中にはすでにひかりさんの姿はなく、荷物もなくなっていました。リビングのテーブルの上には、赤いリンゴと部屋の鍵が置かれていました。

ひかりさんに電話をした正純さんが、今どこにいるのかと訊くと、公園のボート乗り場にいたひかりさんは、初めてデートをした時のことを話し始め、その時から6年間、「おかえり」とか「ただいま」とか「おやすみ」とか「おはよう」とかの挨拶をしながら正純さんの妻として暮らした日々は毎日幸せだったということを、電話の向こうの正純さんに話し、さようなら、正純さん、と言って電話を切っていました。

ひかりさんがいつも聴いていたのは、音楽ではなく、正純さんの「NEWS LIFE」の音源でした。ひかりさんは、「NEWS LIFE」を見ている辛い思いをしている人たちに向かって君は一人じゃないと語りかけるキャスターの正純さんの声を聴いていたのでした。そして、湖の前まで来ると、婚姻届を千切って風に飛ばしていました。

脚本は遊川和彦さん、演出は猪股隆一さんでした。

「契約結婚」にこだわる理由が明らかになったことで、ひかりさんの当初の「謎」の要素はなくなったように思うのですが、とにかく、ひかりさんは、本当に正純さんの存在に気持ちが救われていたのだろうなと思いました。いつもニュース番組の音源を聴いているとは、すごいファンだなと思いました。

私としては、婚姻届の欠片が飛ばされていく場面で画面の下に「制作著作・日テレ」の印の字幕が出ていたので、そこでそのまますっと本編が終わったほうが良かったようにも思うのですが、その後(午後11時になるまでの間)、一人になったひかりさんが涙を流しながら「森のくまさん」を小声で歌う場面がありました。

私には少し冗長的なように思えてしまったのですが、ひかりさんが時々歌う「森のくまさん」は、もしかしたらなのですが、ひかりさんが子供に歌っていた歌だったのかもしれないなと思いました。

「○○妻」は、「契約結婚」の話どころではなく、若い頃に「犯罪者」となってしまった人が服役した後に普通の「世間」や「社会」に受け入れられるかどうか、というような話に変わっていくのでしょうか。今のところ私はまだ犯罪者になったことはないのですが、自分の存在のせいで好きな人の人生が台無しになってしまうのだけは避けたいというようなひかりさんの気持ちは、私にも分かるような気がしました。
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Author:カンナ
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