「デート~恋とはどんなものかしら~」第8話

フジテレビの「月9」のドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」の第8話を見ました。

第8話は、付き合ってほしいという鷲尾豊(中島裕翔さん)の告白を丁重に断った際に言われた29歳の藪下依子(杏さん)が、本当は恋をしたいのではないかという鷲尾さんの言葉に動揺しながらも、娘の花嫁姿を見るのだけが楽しみだと言う父親の俊雄(松重豊さん)の願いを叶えるために35歳の谷口巧(長谷川博己さん)との結婚の話を進め、2月14日のバレンタインデーに薮下家と谷口家の間で結納をとりかわし、巧さんからの婚約指輪を受け取るのですが、19年前のバレンタインデーに母親の小夜子(和久井映見さん)とチョコレート屋さんに出掛けた思い出や、「好きな人」にチョコレートを渡すというイベントに参加することができなかった思い出が心に引っかかり、母親が親しい店員さん(いしのようこさん)に未来の娘のために予約していた「薮下先生コレクション」のチョコレートさえ巧さんに渡すことができなかった依子さんの思いに気付いた巧さんからも、鷲尾さんにチョコレートを渡すことを勧められて、依子さんを好きな鷲尾さんとなら「恋」をすることができるはずだと背中を押されて、二人で結納を白紙に戻した後、呼び出した鷲尾さんにチョコレート(一つは食べかけでしょうか)を差し出して、恋をしてみたいんです、と告白をする、という話でした。

脚本は古沢良太さん、演出は武内英樹さんでした。

小夜子さんとチョコレートのお店に来ていた19年前の依子さん(内田愛さん)も相変わらず良かったのですが、22年前の巧さん(山崎竜太郎さん)が今の巧さんと性格だけでなく服装も同じ子供だったところも面白かったです。

薮下家と谷口家の結納の席には小夜子さんも現れていたのですが、その小夜子さんは娘の依子さんが出した幻ではなく、夫の俊雄さんが出した幻だったようでした。そのため、今回は俊雄さんも小夜子さんと一緒に娘の依子さんの話をすることができていて、そのようなところも良かったと思います。

あと、「たこ焼きパーティー」に来ていた巧さんの友人の島田宗太郎(松尾諭さん)が、妹の佳織(国仲涼子さん)の巧さんへの思いを代わりに巧さんに伝えて、どうしてお前なんだよ!とやり切れない感じに怒りをぶつけていた場面も良かったですし、息子の巧さんの結納金の50万円を出して結納の席にも来ていた出番の増えた父親の努(平田満さん)が、「お前は本当にクズだな」と巧さんに直接言っていた場面も、母親の留美(風吹ジュンさん)ならさすがに言わない言葉だろうと思うので、面白く思いました。

いろいろ面白かったのですが、全体的には、シリアスな展開をしていたような気がします。特にバレンタインデーにチョコレートを気軽に男子に渡すことのできる同級生の女子たちとは異なり、「恋」をすることができない依子さんの寂しさというか、虚しさというか、そのような部分が描かれていた場面も、良かったのですが、見ていて少し辛い気持ちにもなりました。

留美さんが、依子さんの気持ちに本当は巧さんも気付いているのではないかと気付いていたのも、買ったチョコレートをかじって泣いていた依子さんに声をかけた巧さんが、あなたが本当にしたいのは結婚ではなくて恋なのだ、僕と結婚するということは恋ができなくなるということだから泣いているのだというようなことを話していた場面も、とても良かったです。

それにしても、お正月に続き、今回の結納の時にも、杏さんの演じる依子さんは和装をしていたのですが、やはりかわいい着物姿は依子さんによく似合うように思いました。

予告によると、次回は、鷲尾さんと依子さん、佳織さんと巧さんが、それぞれ「デート」をして、「恋」を通して急に大変身することになるようでした。鷲尾さんや佳織さんは、依子さんや巧さんと本当に付き合うことになるというよりは、二人に「普通の恋愛」を教える役目を担うのかもしれません。

形式的にも成立する「デート」の付き合いと、感情的な「恋」の気持ちが同じものとは思えないような気もするのですが、「恋愛不適合者」の二人がどのように「普通の人」に変わっていくのか、あるいは変わらないのか、15分拡大版で放送されるらしい次回も楽しみにしていようと思います。
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