「銭の戦争」最終回

フジテレビのドラマ「銭の戦争」の最終回(第11話)を見ました。最終回は、15分拡大版で放送されていました。

最終回は、父親を借金で苦しめた「赤松金融」の社長の赤松大介(渡部篤郎さん)に復讐をするため、赤松さんが隠し持っていた地下室の20億円を奪った白石富生(草なぎ剛さん、なぎの文字は弓偏に剪です)が、約束通りに赤松さんにその20億円を返すという形で、ついにその復讐を終わらせる話でした。

赤松さんが富生さんからお金を返されたことに気付いたのは、富生さんによる「内部告発」を受けた東京国税局の人たちが「赤松金融」に押しかけた直後だったので、赤松さんはそのまま捕まり、国税局の人たちに連行されて行ったのでした。

「青池ファイナンス」の会長の青池早和子(ジュディ・オングさん)は、5億円で保釈されることになったのですが、その保釈金を支払ったのは、赤松さんと富生さんの金貸しの師匠だった紅谷裕蔵(津川雅彦さん)でした。紅谷さんには、青池さんが昔困っていた時に自分に一万円を貸してくれたという恩があり、それを返すためにお金を支払ったようでした。

会社に戻った青池会長は、孫で次期社長の梢(木村文乃さん)と歩いているところをマスコミに囲まれ、家族経営であることを責められそうになっていたのですが、そこにいた富生さんが「サクラ」のように二人に質問をしたことで、梢さんは、祖母である会長を会社のために告発した立派な後継者であることをその場でアピールすることができたのでした。青池会長と梢さんは富生さんに感謝して別れていました。

「青池ファイナンス」の傘下に入っていた「ホワイト化学」には、従業員の「若返り」として、富生さんの弟の光太郎(玉森裕太さん)が自ら申し出て入社することになり、これまでの従業員の人たちも辞めさせられずに済んだようでした。

富生さんの高校時代の恩師の紺野洋(大杉漣さん)は、富生さんが約束通りに娘の未央(大島優子さん)を助けてくれたことにほっとしていたのですが、新しい仕事に就くことになった未央さんは、お昼休みの時間に会った、金貸しの仕事を続けると話していた富生さんが、どこかへ行ってしまうことを予感していたようでした。

そして、夜、急いで自宅に戻ると、富生さんの荷物がなくなっていることにショックを受けていたのですが、さらに、机の上に置かれていたノートを開き、「よくできました」の赤色の判がたくさん押されているのを見て泣いていました。最後のページの下には、黒色のボールペンの字で「ありがとう!」と、500を丸で囲んだ「500円」の印が書かれていました。

最後、未央さんは、透明な瓶に500円貯金をしていました。500円を瓶の中に落とした辺りでエンディングになっていたのですが、その明るい終わり方には、流れてきた主題歌のSMAPの「華麗なる逆襲」の曲は合っていたように思いました。

脚本は後藤法子さん、演出は三宅喜重さんでした。

毎回の感想を書くことはできなかったのですが、私もこのドラマを一応毎週見ていました。そのため昨夜の10時からも、(NHKの総合テレビで放送されていた「佐知とマユ」は録画をしておくことにして)こちらの最終回を見ることにしました。

私にとってはすごく面白いドラマだったというのとは少し違うのですが、エンターテインメント的な復讐とお金(闇金融?)の物語としては、良かったのかもしれないなと思います。見始めると見てしまうドラマという感じでした。

草なぎ剛さんの富生さんも良かったですし、似た者同士だった、渡部篤郎さんの赤松社長も面白かったように思います。大杉漣さんの演じる、哲学者の格言で富生さんを説得しようとする善良な紺野先生の存在も良かったのだと思います。

梢さんや紺野先生や未央さんと別れて、どこかへ旅立っていたようにも見えた富生さんは、エンドロールの後の最後の場面では、赤松社長と同じように、どこかの地下室に札束を集めて並べて、お金の匂いを嗅いでいました。

連行される時に赤松社長が言っていた通りに、富生さんも、やはり「お金の力」から逃れることができなくなったということなのかもしれません。さわやかな終わり方というわけではなかったのですが、この「銭の戦争」のドラマらしい印象でもありましたし、それはそれで良かったのかもしれないなとも思いました。
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