「お兄ちゃん、ガチャ」第11話

日本テレビの深夜のドラマ「お兄ちゃん、ガチャ」の第11話を見ました。

トイ(岸優太さん)が戻って来た雫石家の食卓には、なぜか「ハズレ」の田中(田中卓志さん)もいたのですが、新しい出会いとして?一応そのガチャを引いたのは小学生のミコ(鈴木梨央さん)のようでした。

そして、トイとミコと少女漫画家の母親のリコ(野村麻純さん)と姉のマコ(小山内花凜さん)、弟のリク(羽村仁成さん)と妹のカコ(三宅希空さん)と田中の7人で食事をしていたところ、ミコの友人の御手洗四葉(原涼子さん)がトイ君を貸してほしいと訪ねて来て、ミコは四葉にトイを貸し、二人切りで話ができるようにしていました。

ゲームセンターの3階という名の地下1階では、前回の四葉に対する態度が「デートDV」のようだったジェントル(京本大我さん)が、手錠を掛けられた状態で、レイ(宮近海斗さん)も卜部一郎博士(西原純さん)の前に来ていました。蛇崩ナツコ(木内舞留さん)と「お兄ちゃんズ」の5人は、ジェントルが四葉にしていたDVを証言していました。

消去されることを恐れていたジェントルは、レイのように博士の助手にしてほしいと頼み、レイのことを羨ましがっていたのですが、そのようなジェントルに卜部博士は、レイが悲劇的なガチャであることを話していました。

その話によると、レイを引いたのは髪に赤いリボンを着けた少女だったのですが、その子はレイと本契約をする前に、両親の離婚が原因で母親と共に引っ越すことになり、本契約も消去もされないまま残されることになったレイは、幽霊のように存在しているガチャだということでした。

ジェントルは、博士の話を聞いてレイをうらやましく思うのをやめたのですが、消去ガチャの前に立つと、箱に入る直前で逃走したのでした。

トイを四葉に貸した後、バレエ教室に来たミコは、そこに集まって話し合っていた、ナツコや「お兄ちゃんズ」やレイや博士から、ゲームセンターから脱走した「危険人物」の魂を持つジェントルが、四葉かトイを狙っているかもしれないと聞き、捜しに出た「お兄ちゃんズ」に続いて急いでバレエ教室を出て行きました。

トイと四葉は、公園のバスの中にいました。そこに来たミコは、ジェントルに見つかってしまったのですが、実は前世でイグアナを飼っていたのだということをミコに打ち明けたジェントルと二人で、バスの中の二人の様子を伺うことにしていました。

トイは、自分をかばって兄が亡くなったことがショックで兄の記憶を失っているという四葉のことを、仕方がない、と言っていたのですが、それを陰で聞いたミコから、仕方がなくなんかない、ジェントルは四葉が幸せになるところを見たかったのだし、私もトイが幸せになるところを見たいのだと伝えられ、何か見つけて!探して!と熱心に言われて、公園のピエロの下に「タイムカプセル」を埋めたことを、四葉と一緒に思い出していました。

博士や「お兄ちゃんズ」たちと掘り出した丸い缶の中に入っていたのは、画用紙に描かれた兄と妹の絵でした。「おにいちゃん」と書かれていたので、妹の四葉が描いたもののようでした。

兄妹であったことを思い出した四葉を、トイは抱き上げて喜んでいて、みんなは二人を祝福していました。ミコもその場では、自身の悲しい気持ちを抑えて、二人を祝福していました。

四葉が幸せになったのを見届けたジェントルは、一人で消去ガチャの箱の中に入り、清々しいような表情で消えていきました。(その後、田中さんも消去されたのでしょうか。)

二人の前で笑顔を見せていたミコは、しかし、トイのいない家に戻ると、洗面台の鏡の前で、神様、助けて、苦しいよ、神様、とつぶやき、思い出が苦しいのなら全部忘れたいと、最後、トイから預かっていた赤い玉の薬を口に入れていました。

脚本は野島伸司さん、演出は大谷太郎さんでした。

第11話も、とても面白かったです。

トイのことを好きなミコの、四葉と幸せになってもらいたいというような気持ちと、トイを失う寂しさに耐えることができなくなってきた辛い気持ちが丁寧に描かれていました。妹の四葉に「片想い」をしていたガチャのジェントルの思いも同時に描かれていたので、今回は、「片想い」を潔く貫くミコとジェントル、記憶を取り戻して「両想い」になったトイと四葉の物語という感じでもありました。

また、今回は、レイの過去が判明する回でもあったのですが、レイの過去を知ったお嬢様のナツコが、赤いリボン女の子を待ち続けていたレイの気持ちを察して探して来ることにした場面も、良かったです。

すでに登場している人物だと推理したナツコは、ミコの姉のマコをレイの前に連れて来たのですが、赤いリボンの女の子はマコではなく、ミコの母親のリコだったようでした。リクとカコが広げていた母親のアルバムには、ちゃんとレイ君と一緒に写っている写真が残されていたのでした。

急にいろいろな話が盛り沢山になっていたようにも思えたのですが、今回の物語もテンポが良くて、楽しいところと悲しいところのバランスもとても良くて、あっと言う間でした。

本当の兄と妹であることを思い出したトイと四葉の公園の場面でシャボン玉が舞っていたのがかわいくて、幸せそうで、でも、その幸せな感じが強調されることで、ミコの寂しさがより強調されていて、ドラマを見ている私も苦しいような気持ちになったのですが、そのような演出も良かったのだと思います。

次回が最終回なのだそうです。どのような展開になるのか分からないのですが、“ハッピーエンド”になるといいなと思います。あと1話で終わってしまうことを思うと、少し寂しくも思えるのですが、来週の最終回の物語もまた楽しみにしたいと思います。
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