「戦う!書店ガール」最終回

フジテレビのドラマ「戦う!書店ガール」の最終回(第9話)を見ました。

第9話では、老舗の書店「ペガサス書房」の吉祥寺店の閉店まで一週間となった頃、本が好きだからずっと本屋さんにいたいというお客さんのメッセージを見つけた書店員の北村亜紀(渡辺麻友さん)は、地元の商店街の人たちにも協力を頼み、24時間の書店、「本屋に泊まろう」という企画を店長の西岡理子(稲森いずみさん)や書店員の三田孝彦(千葉雄大さん)、萩原麻美(鈴木ちなみさん)や日下圭一郎(伊野尾慧さん)、遠野由香(木﨑ゆりあさん)、レジ係の尾崎志保(濱田マリさん)や畠田芳雄(森岡豊さん)たちに提案し、谷田部社長(山中崇さん)の許可を得て準備を始めていました。

その企画には全国から参加の応募が集まり、書店でじっくりと本を読んで選んでもらって最低でも一人3冊本を買ってもらうというアイデアは、(その期間は24時間勤務となった?)吉祥寺店の書店員だけではなく、集まった本を好きなお客さんたちにとっても良いものとなったことで成功し、実際に売り上げも伸びていました。

亜紀さんは、活気づいている吉祥寺店を見に来てほしいと谷田部社長に直接頼みに行き、最終日の吉祥寺店を訪れ、書店員とお客さんのやり取りを見ていた、ネット書店に力を入れたい谷田部社長に、足を運んだからこそ思いがけない本との出会いがある、書店員が書店に来たお客さんのためにできることはまだたくさんあるのだと伝えていました。

「書店に泊まろう」の企画の成功もあって、ペガサス書房の本社には、閉店をしないでほしいという要望の電話が相次いでいたのですが、売り上げの上昇が「18.2%」で、約束の「20%」に達しなかったことから、谷田部社長は予定通り吉祥寺店の閉店を決めていました。

理子さんは、アルバイト時代から副店長になるまで20年間勤めていた「ペガサス書房」を辞めることを決め、「退職願」を社長に提出していました。約15人の書店員たちも、「リストラ」の嫌味を言い続ける東京のエリアマネージャーで元吉祥寺店の店長の野島孝則(木下ほうかさん)を平手打ちした志保さんを筆頭に、全員で退職する決断をしていました。

そして、書店員たちが商店街にある沖縄料理店の「わらゆん」に集まっていたところへ、三田さんから吉祥寺店の閉店が決まったことを伝えられていた大手の書店の「ユニコーン堂」の田代敏之(田辺誠一さん)がやって来て、吉祥寺店の書店員の全員に、ユニコーン堂に来てほしいと話していました。福岡へ帰り別居中の家族と向き合うことにしたと理子さんに話してお礼を言った田代さんは、理子さんと握手をして別れていました。

帰宅した理子さんは、お店のお煎餅の準備をしていた父親の達人(井上順さん)にお茶を入れると、ペガサス書房を辞めたことを話していて、それもお前の人生だからと穏やかに受け止めてくれた父親に、お父さんの子供で良かったかもと伝えて二人で笑っていました。

ペガサス書房の吉祥寺店は撤退し、理子さんと掃除や片付けをしていた亜紀さんは、これからは自分のしたいことをすると話す理子さんに、書店員になって良かったことは理子さんと出会えたことだと言っていました。

最後は、亜紀さんと「一ツ星出版」の総務部の小幡伸光(大東駿介さん)の教会での結婚式の場面でした。結婚式に来ていた元吉祥寺店の書店員たちは、今は各地のユニコーン堂の店舗でそれぞれ書店員の仕事をしているようでした。待っていてほしいと話す三田さんに、理子さんは、本当か冗談か分からない感じではあったのですが、明るく、はいと答えていました。亜紀さんが後ろに投げたブーケは、最後列の理子さんの手元に落ちてきて、そのまま理子さんが受け取っていました。

どのくらい経ったのかは分からないのですが、その後、理子さんは、小さな本屋さんを開いていました。絵が飾られていた奥の部屋では、理子さんが、作家の人と絵本か何かの制作の打ち合わせをしていたようでした。

そこへ、ユニコーン堂を辞めてきたという亜紀さんが、理子さんと一緒に働きたいと、理子さんの本屋さんに押しかけて来ていました。

脚本は渡辺千穂さん、演出は白木啓一郎さんでした。

老舗の「ペガサス書房」の吉祥寺店は、結局、閉店してしまったのですが、閉店を阻止するために書店員たちが奮闘していたところは、本を好きな感じが伝わってきて、良かったように思います。

大手の「ユニコーン堂」が退職した吉祥寺店の書店員たちを引き取ったり、退職後に理子さんが理想の本屋さんを開店したりという展開も、良かったような気がします。

一気にいろいろ詰め込まれて、まとめられていたような印象でもあったのですが、それが第9話で最終回を迎えるということなのかもしれません。でも、インターネットの書店で本を買うというのとは異なる、リアルな書店で本を買うことの良さが伝わるドラマになっていたのではないかなと思います。

気になったところがあるとすれば、私としては、やはり稲森いずみさんの演じる理子さんと渡辺麻友さんの演じる亜紀さんとの「W主演」ということで始まっていたところだったように思います。それが上手くバランス良く、書店を舞台にした物語として描かれているという風には見えなかったところが、少しもったいなかったように思います。

千葉雄大さんの三田さんや、田辺誠一さんの田代さん、大東駿介さんの小幡さん、井上順さんの演じていた理子さんの父親の達人さんなども良かったと思いますし、ドラマの前半から理子さんの「お仕事ドラマ」になっていたなら、もう少しすっきりとしたドラマになっていたのではないかなと思います。

あと、「三代目」と陰で呼ばれていた亜紀さんが老舗文具会社の会長の孫であるらしいことも、「お嬢さま」であるという具体的な場面も、なぜか結局最後まで描かれませんでした。

今回の最終回の最後が亜紀さんの結婚式だったところも、私には少し不思議に思えてしまったのですが、その後の、理子さんの開いた小さな本屋さんの場面も、私としては、「W主演」として、亜紀さんが押しかけて来るよりは、理子さんが一人で自分の理想の書店を頑張っている様子が描かれていたほうが良かったように思えました。

第9話で最終回を迎えることになった今回の「戦う!書店ガール」のドラマについて「打ち切り」があったのかどうかは私には分からないことなのですが、もしもそうだったのだとするなら、一視聴者の私としては、「視聴率」の高い低いに関わらず、どのドラマでも、ドラマ(連続ドラマ)の「打ち切り」をするのはやめてほしいと思います。制作者の方というか、テレビ局の方は、(「スポンサー」?との「大人の事情」があるのだとしても、最初に視聴率が低くても打ち切りにしないことをそのスポンサーの方に説明して了承してもらうなどして)最後まで責任を持って、作品を放送してほしいように思います。
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