「アイムホーム」第9話

テレビ朝日のドラマ「アイムホーム」の第9話を見ました。

家路久(木村拓哉さん)の前妻で胃癌で入院中の野沢香(水野美紀さん)が病室で暴れていたのは、ずっと頑張ってきてもう少しで完成するところだったインタビューを記事にまとめる仕事を、危険だからと医師に止められ、入院しているのでは締切りに間に合わないからと出版社の担当者に資料を持っていかれて別の人に引き継がれてしまったからだったようでした。

今の妻の恵(上戸彩さん)とすれ違う生活を送っている久さんは、そのことを知って、香さんの仕事を手伝うことにしていました。香さんがインタビューをした大泉さんの事務所にも了承を得て、出版社も頼み込んで香さんが作った資料を借り、担当医にも頭を下げて、負担がかからない程度に香さんが病室で仕事をする許可をもらっていました。

締切りの前日、娘の野沢すばる(山口まゆさん)と一緒に仕事の資料を持って病室を訪れた久さんは、香さんの指示を仰ぎながら、インタビュー記事を原稿にまとめていました。

夜になり、すばるさんが帰宅した後、病室に残って仕事を続けていた久さんは、恵さんと上手く行っていない今の状況を香さんに話し、恵さんと息子の良雄(高橋來さん)の顔が仮面に見えるのだということも打ち明けていました。香さんは、それは「仮面夫婦」ということなのかと理解していたようだったのですが、みんな多かれ少なかれ仮面をかぶって生きているのではないか、全てを知らなくてもいいのではないかと久さんに話していました。

久さんは話を変えて、すばるさんから聞いていた香さんを好きな清原さん(山崎樹範さん)のことを、どのような人なのかと香さんに訊いていて、香さんは、真面目な人だと答えていました。久さんは、香さんにいろいろ話すことができるようになったのは、それくらい距離ができたからなのだろうと考えていました。そして、香さんの原稿を仕上げた久さんは、眠っている様子の香さんに、さよなら、と言って病室を出て行き、病院の受付で香さんの病室がどこなのかを聞いていた、出張先から駆けつけたという清原さんに部屋の番号を教えて、香さんを任せるようにして帰っていました。

一方、「葵インペリアル証券」の第十三営業部は、第一営業部の書類のコピーをするという手伝いをすることになったのですが、そこで久さんは、不動産会社の専務の竹田雅夫(香川照之さん)の部下(ユースケ・サンタマリアさん)に声をかけられ、港区の百坪の土地を久さんが買ったということを言われて驚いていました。

役所へ行ってその土地を確かに買っていたことを確認した久さんは、久さんが買った後価格が大暴落した土地を恵さんの父親に買い取ってもらっていたということを知り、自分はやはりお金目当てで恵さんと結婚をしていたのだろうかと考えていました。

第一営業部の資料を確認していた久さんは、その中に謎のメモを見つけて、轟課長(光石研さん)や四月信次(鈴木浩介さん)、小鳥遊優愛(吉本実憂さん)、一二三努(猪野学さん)、五老海洋子(阿南敦子さん)たちに相談していました。久さんの考えでは、その暗号のようなメモは、シンガポール支店が取り引きに失敗して2000億円の損失を出し、香港の会社を買収した時の差額の2000億円でその穴埋めをしたということではないかということでした。轟課長たちは、自分たちの会社が「損失隠し」をしていたということかと唖然としていたのですが、少し離れた場所で眠っている振りをしながら久さんたちの話を聞いていた小机部長(西田敏行さん)は、「損失隠し」を知った第十三営業部を潰すことにしていました。

「辞令」の貼り紙によると、四月さんたちは「研修センター」に送られ、そこで再就職のための支援が行われることになるということでした。久さんの監視係だった小鳥遊さんに声をかけた小机部長は、小机部長を「黒幕」だったのかと疑う小鳥遊さんに、当時「損失隠し」の仕事を行ったのは家路久であり、「損失隠し」が公にされたなら家路君が逮捕されるのだと説明していました。

帰宅した久さんは、過去のことを話してほしいと頼まれた恵さんが久さんの部屋の机の上に出していた、工場で爆発事故に巻き込まれた時に持っていた久さんの鞄の中にあった封筒に「離婚届」が入っていたのを見て、自分は恵さんと離婚をしようとしていたのだろうかと、そのことを恵さんに直接訊いていました。

何も書き込まれていないその離婚届を恵さんに見せた久さんは、自分には恵さんと良雄さんの表情が分からないと言ったが、それは顔が仮面に見えるからだということを打ち明けていました。離婚届は自分が久さんの赴任先に送ったものだと久さんに話した恵さんは、久さんの話を聞いて驚き、私にも久さんの顔が仮面に見えるの、と告白していました。

脚本は林宏司さん、監督は七髙剛さんでした。

恵さんから自分の顔が仮面に見えると聞いた久さんが、鏡に映った自分の顔が仮面であるのを見ていた最後の場面は、ホラーのようでした。

第9話も、面白かったです。

今回は、久さんから見た恵さんや良雄さんの顔が「仮面」になっている場面が、当初の頃くらいに多くなっていたように思え、そのようなところも、ミステリーの作品らしさが戻ってきていたように感じられて、良かったのだと思います。

証券会社の上司たちが久さんの記憶が戻ることを恐れていた久さんの仕事の秘密も、第十三営業部が第一営業部の書類を整理する仕事を手伝うという展開によって、一気に進んでいました。

あと、今回には、久さんが鍵を使う場面はありませんでした。久さんが持っていた、最初は10本あった鍵の束は、今は5本になっているのではないかと思うのですが、今の家の鍵と、実家の鍵と、別荘の鍵と、貸し倉庫の鍵の他に、あと何の鍵が残っているのでしょうか。

次回が最終回だそうです。最終回では、「トレジャーランド」の宝箱の謎も、久さんの「損失隠し」の仕事の謎も、明らかになるのだろうと思います。

事故で5年ほどの記憶を失った代わりに?性格が良くなって久さんの記憶が「戻る」のかどうかは分からないのですが、名前の部分がペンで書き消されていたメモの「心の底から愛している」のが誰なのかということも分かっていくのだろうと思いますし、来週の最終回も楽しみにしたいと思います。
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