「37.5℃の涙」第1話

TBSの新ドラマ「37.5℃の涙」の第1話を見ました。初回は15分拡大版で放送されていました。

最初にこのドラマのタイトルを聞いた時、私はフジテレビのドラマだった「1リットルの涙」のことを思い出したのですが、当然のことながら別の作品です。このドラマの原作は、私は未読なのですが、椎名チカさんの漫画『37.5℃の涙』です。「37.5℃」は、体温なので、「さんじゅうななどごぶ」と読むそうです。

主人公の杉崎桃子(蓮佛美沙子さん)は、上手く笑顔を作ることができないために保護者とのコミュニケーションがとれないという理由で?保育園をクビになった後、3か月の研修期間を経て、訪問型の病児保育を行う「リトルスノー」の新米病児保育士となった女性でした。

「リトルスノー」の主な登場人物は、社長の柳主税(藤木直人さん)、桃子さんの上司の朝比奈元春(成宮寛貴さん)、桃子さんの教育係を務めていた先輩の関めぐみ(水野美紀さん)でした。病児保育のスタッフには、その他に、田中雅代(美保純さん)、今井加奈子(永池南津子さん)、町井理沙(趣里さん)、加藤哲平(木戸邑弥さん)などの人がいるようでした。

第1話では、上司の朝比奈さんの指示で初めて一人で訪問病児保育をすることになった桃子さんは、キャリアウーマンでシングルマザーの森聡美(中越典子さん)のマンションの部屋を訪れ、散らかった部屋の中をよれよれの洋服を着て走り回る息子の海翔(かいと、林田悠作さん)のお世話をすることになりました。また、一週間前に妻が家を出て行ったという篠原健介(速水もこみちさん)の家にも訪問し、「ママがいい」と繰り返し訴える息子の健太(横山歩さん)のお世話もしていました。

私は「病児保育」という言葉も知らなかったのですが、幼稚園や保育園などに通う子供の体温が「37.5℃」になるとその幼稚園や保育園から親に電話がかかって来るということも、よく知りませんでした。

そして、訪問型病児保育のサービスを提供する「リトルスノー」には、預かった子供を注意してはいけない、叱ってはいけない、自分の価値観を押し付けてはいけない、家庭の問題に介入してはいけない、というような教えがあって、とにかく病気の子供を預かって死なせないようにするということ以外のことは、柳社長にとってはほとんど全て、「余計なこと」になってしまうようでした。

柳社長は、「余計なこと」をしてしまう桃子さんを、病児保育士に向いていないと言っていろいろ厳しく注意していたのですが、それには「リトルスノー」を立ち上げた頃にいた女性?のことが関わっているようだったので、桃子さんのような性格の人が病児保育士でいることを心配しているようでもありました。

子供が37.5℃の熱を出す度に、同僚たちの冷たい視線を浴びながら会社を抜け出して引き取りに行かなければならないということに、会社員の森さんは苛立っていて、子供に八つ当たりをしていました。

桃子さんが、37.5℃だった海翔さんに、仕事に忙しくしている母親のためにメダルを作ろうと提案し、折り紙でメダルを作った直後、海翔さんは急に40℃の熱を出して痙攣を起こし、桃子さんから連絡を受けた朝比奈さんは桃子さんに落ち着くように言って、救急車を呼んでいました。少し落ち着いた桃子さんは、海翔さんの身体を右を下にして寝かせ、痙攣を弱めていました。

海翔さんが無事であることを救急隊員から聞いた桃子さんはほっとして泣き出していました。朝比奈さんと二人で病院に運ばれた海翔さんの付き添いをしていた桃子さんは、会社を抜けてきた母親の森さんがすぐに仕事に戻ろうとしていることにショックを受けて、海翔君よりも仕事のほうが大事なのですか、もっと海翔君のことを見てくださいと、保育記録を見せて母親を説得しようとしていました。

森さんは、その時には、あなたに私たちの何が分かるのかと桃子さんに文句を言って会社に向かっていて、桃子さんは「リトルスノー」で柳さんに怒られていたのですが、翌日、桃子さんが出勤すると、そこには森さんと海翔さんが来ていて、森さんは、桃子さんに感謝をしていました。折り紙のメダルを海翔さんからもらったことで、子供を寂しくさせていたということに気付いたということでした。

脚本は梅田みかさん、演出は古澤健さんでした。

蓮佛美沙子さんの演じる新人の桃子さんの病児保育の場面は、普通に、と言ってはいけないのかもしれないのですが、良かったように思います。その雰囲気とは対照的に、桃子さんの鎌倉の実家の場面はサスペンス風の感じがして、それが私には少し意外に思えました。

桃子さんの作り笑顔がぎこちないのは、小さい頃からの家族との関係が影響しているようでした。桃子さんには兄と姉がいるようで、その兄と姉には優しかった母親の杉崎富美子(浅野温子さん)は、なぜか桃子さんには冷たく当たり、桃子さんが笑顔を見せると、やめなさいと冷たく言って顔を背けていました。

過去はそのような感じだったのですが、現代でもそうでした。杉崎誠一郎(石田登星さん)が脳梗塞で倒れて入院をした鎌倉の病院では、兄の優樹(水上剣星さん)が医師をしていたのですが、倒れたお父さんの面倒など見たくないという母親に、兄は、家を出た桃子さんを探し出して父親の面倒を見させようということを提案し、母親と結託していました。

そのような桃子さんの実家の母親の場面を見ていて、私は何となく『氷点』を思い出したのですが、さすがにそれとは違うでしょうか。

あと、今回の最後には、お弁当を学校に持っていかない朝比奈さんの娘らしき小学生(鈴木梨央さん)が「リトルスノー」を訪ねて来ていました。

一話完結の病児保育の場面以外のそれぞれの問題は、連続ドラマとして続いていくようでした。第1話は良かったので、次回も見てみようと思います。
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