「ホテルコンシェルジュ」第2話

TBSの火曜ドラマ「ホテルコンシェルジュ」の第2話を見ました。

第2話のお客さんは、宿泊直前にクレジットカードを紛失したという鈴木亮治(六角慎司さん)、亡くなった夫との思い出のある「ホテル・フォルモント」を選んで1か月の長期滞在を続けている福岡出身の菅野友美(市毛良枝さん)、レストランでの食事中にパソコンを使っていたのを隣の席の菅野さんの注意される井坂正己(中村靖日さん)でした。

「ホテルフォルモント」では、社長の成沢瑛一(伊武雅刀さん)と総支配人の鷲尾陵介(高橋克典さん)と経営戦略室ゼネラルマネージャーの片桐美穂子(若村麻由美さん)が、宿泊費を支払わずにホテルを出て行く「スキッパー」と呼ばれる宿泊客が都内の高級ホテルで高額な被害を出しているということを話し合っていました。

そして、新人コンシェルジュの天野塔子(西内まりやさん)は、先輩の本城和馬(三浦翔平さん)やチーフの珠久里太一(尾美としのりさん)たちと共に、チェックインの際に「デポジット」という預かり金を支払わないスッキパー疑惑のある宿泊客を見張っていました。

最初に疑われていた鈴木さんについては、少しして母親が到着してデポジットを支払ったため、ホテル側の疑いが晴れて、天野さんたちは鈴木さん親子に謝罪をしていました。

ホテルから出かけた先でお土産を買ってきては親しくなった従業員たちに配る菅野さんは、宿泊している1か月の間にホテルの部屋を自分の部屋のように使っていました。スッキパーの中には長期滞在者もいると言われてはいたのですが、従業員たちは、亡くなった夫に珠久里はよく似ているのだと明るく話す菅野さんを信じ、温かみのある菅野さんの存在に少し癒されているという感じでもありました。

井坂さんもデポジットを支払っていない宿泊客でした。しかし、少しして、今銀行から下ろして来ましたと急いでお金を支払い、疑ったことを謝罪したホテル側は、あと二日宿泊したいという井坂さんに、同じ宿泊料金で一ランク上の部屋への宿泊プランを用意しました。コンシェルジュの天野さんは、仕事上の大事な友人を接待したいという井坂さんの要望に答えるため、忙しくしていたシェフの富永哲司(敦士さん)に料理を頼み、豪華な夕食を用意したのですが、その準備中に井坂さんがスッキパーであることに気付き、担当者に謝っていました。

そして、井坂さんに、スキッパーだと思っているのかと訊かれ、思っていますと正直に答えていたのですが、その直後、ロビーのほうへ歩いて行った井坂さんは、菅野さんが倒れているのを発見し、従業員を呼んでいました。

客室係の高垣亜里砂(夏菜さん)が部屋のごみ箱に薬の空き容器を見つけて珠久里さんに報告していたのですが、菅野さんは抗がん剤で癌を治療している最中の人でした。入院することになった病室で目を覚ました菅野さんは、珠久里さんに、フォルモントで最期を迎えたかったと話していて、それを知った天野さんたちは、病室をホテルフォルモントの部屋のように変えていました。それから少しして、菅野さんは亡くなったようでした。

菅野さんが亡くなったことを聞いていたらしい井坂さんは、菅野さんとの出会いをきっかけに、これから警察に行って自首をすると、天野さんに話していました。福岡出身だった井坂さんは、レストランで菅野さんに注意された時、亡くなった母親を思い出したのだということでした。天野さんは、そうしてホテルを後にする井坂さんに、またのお越しをお待ちしておりますと伝えて一礼をしていました。

脚本は松田裕子さんと中川千英子さん、監督は植田尚さんでした。

宿泊費を支払わないで宿泊をするという犯行を繰り返していた男性が、ホテルで出会った宿泊客の女性に亡くなった母親の姿を重ねて改心するという展開には、少し無理矢理の感じもしたのですが、もしかしたら実際にもそのようなことがあるのかもしれないですし、ホテルで繰り広げられる人情話の良い話にまとまっていたので、これはこれで良かったのかもしれないなとも思います。

ただ、決して悪いというのではないのですが、私にはまだ、このドラマがすごく面白いかどうかはよく分かりません。何というか、夜の8時に放送されていた「ハンチョウ~神南署安積班~」のシリーズの枠のドラマのような印象でもあります。

また、今回のホテルを舞台にしたドラマの一話完結の物語には、宿泊客は一組でも十分良いような気がします。ホテルには宿泊客が多いからということなのかもしれないのですが、何か散漫としてしまうような気がするのです。

ホテルを出た井坂さんが本当に自首をしたのかどうか、ドラマでは描かれていなかったので、それも井坂さんの逃げる作戦の一つであったようにも思えたのですが、もし仮に自首をしなかったとしたら今度こそ逮捕されるということになるのだろうと思うので、よく分からないですが、井坂さんはあの後ちゃんと自首をしたのだろうと思うことにしました。

食堂でスキッパーかもしれない宿泊客の噂話をしていた天野さんに、片桐マネージャーが、お客さまの噂話をするとは言語道断、ちゃんとコンシェルジュとしての自覚を持ちましょう、と話していたのは、ホテルの人としての誠実な感じが出ているように思えて、良かったように思います。

あと、天野さんと施設係の西崎隼人(浅利陽介さん)が手話で会話をする場面が、前回もそうだったのですが、何だか楽しい感じがします。西崎さんは、ホテル内の問題に直接関わっているわけではないのですが、天野さんの相談相手になっているので、西崎さんの場面があることによって複数の「良い話」で進んでいく物語にメリハリのようなものが出ているということなのかもしれません。
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