「37.5℃の涙」第3話

TBSのドラマ「37.5℃の涙」の第3話を見ました。

冒頭は前回の続きでした。保育園に意地の悪い兄の優樹(水上剣星さん)が自分を探して訪ねてきたことを友人の小野優美香(トリンドル玲奈さん)からの連絡で知った杉崎桃子(蓮佛美沙子さん)は、今度来た時には連絡先を教えたほうがいいかと訊く電話の向こうの優美香さんの言葉を聞いて、ダメ!と反射的に答え、もし来たら兄には私とは会っていないと言ってほしいと頼んでいました。

そのような中、一度も指名を受けていなかったという「リトルスノー」の病児保育士の桃子さんはついに初指名されて喜んでいたのですが、指名をしたのは桃子さんに懐いていた篠原健太(横山歩さん)でした。その父親の篠原健介(速水もこみちさん)に会うのを何となく気まずく思いながら篠原家を訪問してしばらくすると、離婚協議中で別居していた篠原さんの妻(滝沢沙織さん)が家の戻って来て、桃子さんのことを新しい女性かと少し疑いながら、帰宅した篠原さんに勢いよく離婚届を渡していました。

一方、「リトルスノー」を大きな会社にしたい社長の柳主税(藤木直人さん)は、カリスマ・ママタレントの大橋華絵(矢田亜希子さん)の講演会に参加していました。一切叱られることなくわがままに育っていた華絵さんの娘の姫華(小菅汐梨さん)に足を蹴られたりしていた柳社長は、関めぐみ(水野美紀さん)から桃子さんは小雪さんに似ているのではないかと言われた後日、その重要な顧客の華絵さんから病児保育の依頼が来ると、桃子さんの成長を評価している朝比奈元春(成宮寛貴さん)に反論していたのとは一転して、その仕事を桃子さんに任せることに決めて送り出していました。

華絵さんは、娘の姫華の好きなようにさせてほしい、何があっても叱らないでほしい、30分おきにメールで娘の様子を知らせてほしいと桃子さんに頼んで出かけていきました。桃子さんは、姫華さんの言う通りに姫華さんを鬼にして遊んだりしていたのですが、しかし、母親の華絵さんは娘へのそのような桃子さんの対応が気に入らないらしく、「リトルスノー」にクレームの電話をかけていたようでした。

お昼の時間、母親の用意した大量のサンドウィッチを食べていた姫華さんは、桃子さんの小さなお弁当箱のご飯を見て、それが食べたいと、桃子さんのお弁当を取ろうとして桃子さんに断られ、しかも、姫華さんが桃子さんの手から引っ張ったことでお弁当箱が床に落ちて中身が散らばってしまいました。姫華さんは、お姉さんなんか嫌いだと言い出し、2階の柵の上からぬいぐるみなどを桃子さんに向かって投げ始めたのですが、足を滑らせて転落しました。姫華さんを受け止めた桃子さんは、転んだ拍子に頭を打ったのですが、無事でした。

桃子さんは、叱ってはいけないという「マニュアル」を無視して、人に向けて物を投げてはいけません、自分を傷つけるようなことをしてはいけませんと姫華さんを注意しました。そこへ華絵さんが帰宅し、注意されて泣き出した姫華さんを見た母親の華絵さんは、姫華に何をしたのかと激怒し、訪ねて来た柳社長に、この人を辞めさせてくださいと注文をつけていました。

しかし、華絵さんに頭を下げた柳社長は、杉崎桃子はうちの大事な社員ですと言って、「リトルスノー」を訴えると脅す華絵さんに毅然とした態度で接し、桃子さんを連れて大橋家を出ていました。その様子を見て、家から出てきた姫華さんは、桃子さんのところへ走ってきて、お姉さん、ごめんなさい、と素直に謝っていました。

その日は、柳社長と朝比奈さんと一緒に「リトルスノー」を立ち上げ、3年前に病気で亡くなった小雪(松島花さん)の命日でした。小雪さんは、朝比奈さんの妻で、その娘の小春(鈴木梨央さん)の母親でした。母親が亡くなったことにまだ納得をしていない小春さんは父親とのお墓参りを拒絶していたのですが、柳さんは、その朝比奈さんがお参りをしていた小雪さんのお墓に、「リトルスノー」の一員として頑張りたいと言う桃子さんを連れて行っていました。「リトルスノー」を作った時の事を話し始めた柳社長は、「リトルスノー」は僕たちの居場所なのだと桃子さんに説明していました。

その頃、父親の誠一郎(石田登星さん)は、意識不明の寝たきりのまま、病院から自宅に戻ってきていました。父親の介護を押し付けるためだけに桃子さんを探していた兄の優樹は、「リトルスノー」のチラシを母親の富美子(浅野温子さん)に見せていました。家族はついに桃子さんの居場所を発見したのでした。

脚本は梅田みかさん、演出は村上牧人さんでした。

柳さんが桃子さんを大橋家に送り出したのは、本当にクレーマー対策のためだったのでしょうか。それとも、関さんに言われて、桃子さんが小雪さんに似ているかもしれないということを思い始めたからなのでしょうか。

今回は、「リトルスノー」が正式に桃子さんの「居場所」になる話でもあったのだろうと思います。最後には、そのようやくできた居場所が、もしかしたら実家の家族の出現によって奪われるかもしれないという危機感がありました。

桃子さんの家族がどうして桃子さんを見下しているのかの理由はまだよく分からないのですが、過去の場面の兄は桃子さんの大事にしていた、近所の和尚さんに吹き込んでもらった落語のテープをバラバラにしていましたし、父親は、桃子さんのことを少し気にしているようだったのですが、とても気が弱そうな感じの人で、桃子さんを助けることはできなかったようでした。

病児保育の場面も、良かったように思います。例えば、桃子さんのお弁当箱を無理に取ろうとして落としてしまった姫華さんが、罪悪感や決まりの悪さや断られたショックなどの気持ちから桃子さんを嫌いだと言う場面には、実際の子供らしさのようなものがよく描かれていたように思いました。

次回は水野美紀さんの演じる関さんの回でもあるようだったのですが、予告を見た印象では、次回にはもう少し、「昼ドラマ」のような杉崎家の物語の場面が増えているようでした。複数の物語が少しずつ同時に盛り込まれている印象なので、私にはまだ、何というか、このドラマをどのように見て良いのか分からないという感じでもあるのですが、次回も見てみようと思います。
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