「ホテルコンシェルジュ」第4話

TBSの火曜ドラマ「ホテルコンシェルジュ」の第4話を見ました。

第4話は、ホテルフォルモントのコンシェルジュの本城和馬(三浦翔平さん)の誕生日に宿泊にやってきた、本城さんに会うためだけに宿泊に来る女性客の一人だった徳永みゆき(映美くららさん)が、本城さんと二人きりで誕生日パーティーを祝おうとコンシェルジュデスクに電話をかけて本城さんを呼び出していたところ、本城さんから自分と徳永様はコンシェルジュとお客様なのだとはっきりと断られてしまい、本城さんの同僚の新人コンシェルジュの天野塔子(西内まりやさん)に対してだけではなく本城さんにも逆恨みをして、自身のSNSや掲示板にホテルフォルモントのコンシェルジュの嘘の中傷を書き込み、ホテルを訴えると脅して本城さんを陥れようとする、という話でした。

脚本は松田裕子さん、監督は星野和成さんでした。

今回は、主人公の天野さんではなく、先輩のコンシェルジュの本城さんの回でした。

ゲストは、冒頭に登場していた、後藤愛理(佐津川愛美さん)にサプライズのプロポーズをしようとして失敗した沢村遥人(石井正則さん)と、徳永さんの二組だったのですが、主に徳永さんの物語になっていたので、すっきりとしていて見やすかったです。

施設係の西崎隼人(浅利陽介さん)や客室係の高垣亜里砂(夏菜さん)は、徳永さんのストーカー気質に気付いて、天野さんや本城さんに伝えていたのですが、完璧主義的な本城さんは、本城さんにしつこくされていることを、チーフコンシェルジュの珠久里太一(尾美としのりさん)に大丈夫かと訊かれても、誰にも相談をせず、自分一人で解決しようとしていました。

徳永さんが本城さんに逆恨みをして書き込んだ嘘の文章が「拡散」されると、それを知った総支配人の鷲尾陵介(高橋克典さん)と経営戦略室ゼネラルマネージャーの片桐美穂子(若村麻由美さん)は困惑し、成沢社長(伊武雅刀さん)は、もしもお客様が訴えたなら身の振り方を考えろ、私は君ではなくホテルを守ると、本城さんに話していました。

鷲尾さんは、本城さんが周りに助けや協力を求めなかったことを穏やかに注意し、ホテルの仕事にはチームワークが大切だ、一人で解決しようとするのは間違いだったと言わせてもらいたいと話していました。このような鷲尾さんと本城さんの場面も、良かったです。

手帳に細かくお客様の情報を記して万全を期するようにしていた優秀で努力家のコンシェルジュだった本城さんは、小さい頃、コンシェルジュだった頃の総支配人の鷲尾さんに会っていて、鷲尾さんに憧れてフォルモントのコンシェルジュになったようだったのですが、そのような本城さんの現在や過去が描かれていたところも、「お仕事ドラマ」らしい感じがして、良かったと思います。

映美くららさんの演じる徳永さんの気持ちが丁寧に描かれているように思えたところも良かったです。徳永さんは、SNS上でもつながっている、たくさんいるように思えていた「友達」が自分の悲しい思いには全く気付かなかったのに、コンシェルジュの本城さんだけがそれに気付いて、仕事も恋人も友達もいない自分の人生に絶望しかけていた自分に、大丈夫ですよね?とふと声をかけてくれたというところから、本城さんのコンシェルジュとしての親切心を勘違いして、本城さんを好きになってしまったということでした。

天野さんから本城さんが努力家であることを聞き、逆恨みをしたことを反省した徳永さんは、帰り際、天野さんと本城さんに謝り、お礼が言えるようになったらまた来ます、と本城さんに伝えていました。

ドラマの冒頭の辺りに登場していた、「婚活パーティー」への参加を繰り返す明るい性格の愛理さんは、かつて徳永さんの部下だったこともある女性だったのですが、その徳永さんを「できる女性」として尊敬していた愛理さんが、またのお越しをお待ちしております、と見送られた直後の少し寂しそうな本城さんに明るく声をかけていて、二人で楽しそうに笑っていました。

その場面もほっとする場面だったように思うのですが、SNSを使う愛理さんがいつか徳永さんの嘘の中傷の書き込みとその謝罪の書き込みに気付いたなら、その関係性も終わってしまうのだろうかと、ドラマの中のことなのですが、少し心配になりました。

フジテレビのドラマの「リスクの神様」ではないですが、今回のドラマで描かれていたお客さんによるホテルの従業員の方に対するストーカー行為や脅迫行為などは、実際にもありそうなことに思えましたし、ホテル業界(あるいは接客業)の「リスク管理」はどのようになっているのだろうということも、少し思いました。

本城さんのためとはいえ、天野さんたちが徳永さんを突然のルームサービスで「おもてなし」していた場面には無理矢理の感じもしてしまいましたし、それに「ホテルフォルモント」は外資系の高級ホテルということなので、もう少し上質なホテルらしい雰囲気で描かれていたほうが良いのではないかなとも思えるのですが、でも、ともかく今回は、これまでの物語よりは、最後まで面白く見ることができたように思います。
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