「ど根性ガエル」第4話

日本テレビの土曜ドラマ「ど根性ガエル」の第4話を見ました。

昨日には宮内庁が「玉音放送」の原盤を公開し(私もホームページで公開されていたものを聞いたのですが、天皇陛下の終戦への気持ちがよく伝わってくるように思えて、聞いていて何か少し泣きそうな気持ちになりました)、NHKのBSプレミアムでは「玉音放送を作った男たち」が放送されていました。夜の9時からはTBSの特別企画ドラマ「レッドクロス~女たちの赤紙~」の第一夜の放送もあったので、少し迷ったのですが、そのドラマも「玉音放送」のドラマと同じく録画をしておくことにして、放送時間には私はいつも通りに、こちらの「ど根性ガエル」のドラマを見ることにしました。

花火大会が迫ったある日、ひろし(松山ケンイチさん)は、警察官の五郎(勝地涼さん)が追いかけていたひったくり犯に頭の上のサングラスを盗まれてしまいました。Tシャツの平面ガエルのピョン吉(声・満島ひかりさん)が風に乗って空を飛んで、ゴリライモ(新井浩文さん)にもらった野球のボールを犯人にぶつけて捕まえようとしたのですが、犯人のほうは五郎さんが取り押さえることができたものの、青いレンズの白いサングラスは壊れてしまいました。

五郎が京子ちゃん(前田敦子さん)とゴリライモに話していたことによると、そのサングラスはひろしが生まれてすぐの頃に亡くなった父親の形見でした。小さい頃、家の前で花火を見上げて、“星になった”父親のことを考えていたひろしの頭にサングラスを載せた母ちゃん(薬師丸ひろ子さん)は、これがあれば空からでもひろしだと分かるでしょうと話していました。

花火大会の準備をしている土手を見に行ったひろしとピョン吉は、ゴリライモの子分だったモグラ(柄本時生さん)と再会していました。中学3年生の頃に引っ越したというモグラは、転校先の新潟で花火を見て感動したのをきっかけに、花火師になったということでした。ゴリライモのいない新潟に行ってからは、人に頼らずに頑張るために、モグラからトンビというあだ名に変えたそうです。モグラは礼儀正しいまともな社会人になり、しかも3人の子供を育てているということでした。

花火大会当日、ゴリラパン工場ではゴリラパンを普段よりも多めに作っていました。修理に出していたサングラスもきれいに元に戻り、花火大会までには仕事が終わるということだったので、ひろしもピョン吉に応援されながらパン作りを頑張っていたのですが、しばらくすると雨が降ってきて、町には花火大会の中止の放送が流れていました。

ひろしの母ちゃんは、京子ちゃんとゴリライモを自宅に招待し、花火の中止を残念がるひろしたちに、雨が降っている空でも何もない空でも、空を見あげることが大切だと話していました。

少しすると、雨が止みました。花火を片付けようとしていたモグラは、ここは自分の故郷だからと師匠たちに頼んで、花火を打ち上げることにしていました。

ゴリライモに頼んで、何もない夜空に投げてもらったピョン吉は、もしも死んだら空からみんなのことを見ているからとひろしたちに言っていたのですが、その時モグラが上げた花火が夜空に弾けて、ひろしやピョン吉たちは無事に今年の花火を見ることができたのでした。

脚本は岡田惠和さん、演出は狩山俊輔さんでした。

花火に人生が重ねられていたような第4話も、楽しかったです。

最後、家の前で京子ちゃんに振られていたひろしを高い空の上から見ていた世界が、ピョン吉の目の中にあったというような終わり方も、少し不思議で優しいような感じがあって、良かったです。

でも、いわゆる「良い話」、「しんみりとした話」の部分が多過ぎるような気もしました。

私としては、第1話の頃のように、もう少しコメディーの割合が多いほうが、物語に含まれるシリアスな部分というか、「しんみりとした話」の部分が活きるようにも思えるのです。

何というか、単純に、面白い話であってほしいように思います。「しんみりとした話」が悪いというのでは決してないのですが、何だか少し寂しい気持ちになってしまいます。

本来なら現実離れしていて良いはずのひろしやピョン吉という存在が現実のほうに引き下ろされ、現実の枠の中に収められそうなのを見ていると、現実的な寂しさが一気に増してしまうような感じがするのです。

今回の物語では、時々剥がれそうになるピョン吉が自分はもうすぐ死ぬのではないかと思っていたり、ひろしのサングラスが亡き父親の形見だったりしていたので、前回以上に、ピョン吉が消えたTシャツを着たひろしが町を彷徨うエンディングの映像がまた寂しく見えたということもあります。

ゴリラパン工場で働き始めたひろしは、もう以前のような“フーテン”のひろしではなくなってしまいましたが、ひろしがゴリライモのパン工場の社長?になるらしい次回には、もう少し安心した気持ちでこのドラマ見ることができるように、「良い話」よりも「面白い話」になっているといいなと思います。

ところで、ひろしたちが見上げていた打ち上げ花火のそばに立っていた青いライトの東京スカイツリーの下のほうが、何かキラキラと点滅した光になっていたのですが、あのようなライトアップになっている時も実際にあるのでしょうか。花火もきれいでしたし、そのキラキラした東京スカイツリーもかわいらしい感じがしました。
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