「表参道高校合唱部!」第6話

TBSのドラマ「表参道高校合唱部!」の第6話を見ました。

一学期が終わり、夏休みはみんなに会えなくなるし何をして過ごせばいいか分からないと香川真琴(芳根京子さん)がつまらなそうに言うのを聞いた合唱部のメンバーは、コンクールへ向けて夏休みに合唱の練習をしようと話し合っていました。元取り巻きの竹内風香(小島梨里杏さん)と相原ほのか(長谷川ニイナさん)に悪口を言われていた新入部員の谷優里亞(吉本実憂さん)も誘って、みんなで旧音楽室へ向かいました。

校長室を訪れた合唱部の顧問の鈴木有明(城田優さん)は、教頭の天草五郎(デビット伊東さん)に部費を増やしてほしいと頼みに行って断られていたのですが、大曽根校長先生(高畑淳子さん)に無料の合宿所を紹介すると言われ、合唱部のみんなは、2泊3日の夏合宿へ行くことになりました。

真琴さんと優理亞さん、引田里奈(森川葵さん)、佐々木美子(萩原みのりさん)、桐星成実(柴田杏花さん)たち女子部員は、合宿の準備をしようと表参道へ買い物に出かけていたのですが、いつもメガネで地味な雰囲気の美子さんが化粧品を見ていることに気付いた優理亞さんは、今のままではもったいないと、美子さんを変身させようと張り切り始め、みんなと洋服を選んだり、美容室へ連れて行ったりしていました。

そして合宿へ出かける日、表参道の駅前におしゃれな姿で現れた美子さんを見た部長の相葉廉太郎(泉澤祐希さん)や山田アンドリュー(瑛さん)、宮崎祐(高杉真宙さん)、夏目快人(志尊淳さん)たち男子部員は、かわいくなったと驚いていました。

合唱部員たちと有明先生と副顧問の瀬山えみり(神田沙也加さん)は、近くに「誓いの鐘」というものがある合宿所へ来ていたのですが、そこは大曽根校長先生の家でした。大曽根校長が昔暮らしていた家だったようで、校長先生は、もうすぐ手放す予定だと瀬山先生に話していました。

伴奏担当の成実さんには霊感があるようで、家の前でも何かを感じていたのですが、家の中に入ってからも霊の存在を感じ、2階のある部屋のドアの前にたどり着き、男の人がいると真琴さんや大曽根校長先生に教えていました。

夜、真琴さんは、母親の美奈代(堀内敬子さん)と仲良さそうに歩いていた内田さん(石丸幹二さん)が生徒会の副部長でサッカー部のキャプテンで成績も優秀で人望の厚かった“出来杉くん”であったことを思い出してショックで香川に帰ろうとしていた父親の雄司(川平慈英さん)を心配している妹の真弓(松本来夢さん)から、母親がまた「同窓会」へ出かけたと聞いてちゃんと寝付けず、夜中に起きてしまいました。廊下に出た真琴さんは、成実さんが幽霊の存在を感じた部屋のドアの隙間から灯りが漏れていることに気付き、恐る恐る近づいて覗いてみると、部屋の中で校長先生が音楽を聴いていました。

校長先生に呼ばれて中へ入った真琴さんは、その部屋が立派さに驚いていたのですが、そこは校長先生の亡き夫の敬三(国広富之さん)の部屋でした。校長先生が真琴さんに話していたことによると、夫の敬三さんは、坂本九さんの「心の瞳」という歌をとても好きで、妻である大曽根校長先生とよく合唱をしていたのですが、10年前に癌が見つかり、妻の頼みを聞いて抗がん剤の治療を始め、壮絶な治療の日々を送りながら、亡くなってしまったということでした。

大曽根校長は、夫に治療を勧めた結果、家に戻って来て合唱をしたいという夫の願いを叶えることができなかったということを深く後悔し、二度と歌わないと決めたようでした。真琴さんは、歌う資格のない人などいないと、以前校長先生に言われたことを校長先生に訴えていたのですが、校長先生の決意は固いのでした。

翌朝、合唱部のみんなが食事をしていると、突然掛け軸が落ちたり額が斜めになったり椅子が揺れたりといったポルターガイストが起き、テーブルの下には白い封筒が落ちていました。大曽根校長が中を見ると、そこには「心の瞳」の歌詞の一部が書かれていました。

合唱部員たちが体力作りのためのランニングに出かけている間には、玄関の天井から手紙が落ちてきて、校長先生が開いて見ると、そこにはまた歌詞が書かれていました。

それは実は、真琴さんから話を聞いた合唱部員たちが、校長先生にもう一度歌ってもらうための作戦でした。ポルターガイストと手紙の正体に気付いた校長先生は、幽霊はあなたたちね、と切り出し、みんなの思いに感謝をしつつ、歌わないことに決めているからと再度伝えていたのですが、その時、どこからか歌声が聞こえてきました。

はっとした校長先生が急いで夫の部屋へ向かうと、オーディオのテープが再生されていました。校長先生は懐かしいと言ってテープの歌声に聴き入っていました。それは、敬三さんが入院する前に妻のために録音をしていたものでした。合唱部のみんなは、テープかとあまり気にしていなかったのですが、校長先生によると、そのテープは何度も繰り返し再生したためにとっくにテープが伸びているということでした。部員たちは、幽霊なのかと驚きつつ、気を使って亡き夫の歌声を聴く校長先生を一人にしていました。

真琴さんは、校長先生のためにあることをみんなに提案しました。そして夜、キャンプファイアーの前に大曽根校長先生を呼んだ合唱部員たちは、校長先生へのお礼として「心の瞳」を歌い始めました。静かに聴いていた校長先生は、みんなの歌声につられて歌い始め、涙を流しながら、最後まで、合唱部員や有明先生や瀬山先生と「心の瞳」を歌いました。

歌い終わった大曽根校長先生は、簡単なことだった、あの人が歌えないのなら代わりに私が歌えば良かったのだと笑顔になっていました。

校長先生と「心の瞳」を歌う前、公園での発声練習を終えてみんなで合宿所へ戻る夕方、美子さんは、相葉部長に好きだと告白をして、そういう風に考えることはできないと振られてしまい、メガネの姿に戻っていたのですが、自分の気持ちを伝えることができた美子さんはかっこいいと優理亞さんに言われ、少し気持ちを持ち直していました。そして、キャンプファイアー後の花火の時には、隣にいた相葉部長から、それも美子じゃん、とメガネをかけている姿も取った姿も本当の美子さんだと肯定されて、嬉しそうにしていました。

大曽根校長先生は、夫との思い出のある家を売らないことに決めたようでした。翌朝、帰宅する合唱部のみんなを見送った校長先生が振り向くと、2階の部屋の窓際に幸せそうな表情の敬三さんの幽霊が現れ、次の瞬間には消えていました。

脚本は櫻井剛さん、演出は池田克彦さんでした。

第5話も、とても良かったです。面白かったです。

前回の物語で本当の自分を取り戻して合唱部に入部した優理亞さんが、元取り巻きの二人の悪口を無視して合唱部員たちの方へ行くことができていたところにもほっとしました。

夏合宿ということで、「学校」から離れていた開放感も出ていたのかもしれません。最後の真琴さんたちと校長先生の「心の瞳」の合唱もとても良かったですし、腹筋の歌?を歌う練習風景や、縁側から庭に出てMONGOL800の「あなたに」を合唱する場面なども、さわやかでした。

大曽根校長先生と亡き夫と、その幽霊の場面も良かったです。夏の学園ドラマらしい感じというのとは、少し違うのかもしれませんが、大曽根校長先生が夫の幽霊の存在と合唱部の歌に救われた感じがよく伝わってきたように思います。高畑淳子さんの存在感も際立っていました。

メガネの美子さんの変身と告白も、“青春”らしい感じがしましたし(桜庭さんは引田さんのことが好きなようでした)、「自分の殻」に閉じこもらないということと、そのままの本当の自分を大切に思うことの大切さも、すっきりと表現されている感じがしました。

素直になるということは、少し難しいけれど、良いことだなと思います。

最後、合唱部が表参道駅の前に戻って来てそれぞれの家へ帰ろうとしていた時、夏合宿での練習中にも息が上がって有明先生に心配されていた快人さんが、急に苦しみだしてその場に倒れ、優理亞さんや真琴さんたち合唱部員が気付いて駆け寄っていました。肺の病を抱えている快人さんのことも気になりますし、“出来杉くん”の内田さんと真琴さんの両親のことも、少し気になります。「愛の歌」という歌の楽譜は見つかるのでしょうか。

ドラマの後に真琴さんたちが表参道の交差点の辺りで伝えていたことによると、来週はお休みで、次回の放送は9月4日になるそうです。次回の物語も楽しみにしていようと思います。
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Author:カンナ
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