「ど根性ガエル」第8話

日本テレビの土曜ドラマ「ど根性ガエル」の第8話を見ました。

選挙に当選したら京子ちゃん(前田敦子さん)にプロポーズをするとゴリライモ(新井浩文さん)に宣言されて衝撃を受けていたひろし(松山ケンイチさん)は、迷いながらも京子ちゃんの笑顔のために、選挙の前日のゴリラパン工場での応援の集会で色違いの蝶ネクタイを着けたピョン吉(声・満島ひかりさん)とちゃんとした漫才を披露して盛り上げていました。その後、支援者に挨拶をしたゴリライモは、当選したら結婚してほしいとみんなの前で京子ちゃんにプロポーズをしていました。

投票日、母ちゃん(薬師丸ひろ子さん)に促され、区議会議員候補の投票をするために一緒に中学校へ向かったひろしは、30人の候補者の中の五利良イモ太郎の名前をじっと見ながら、ゴリライモと結婚するかもしれない京子ちゃんとの思い出をいろいろ思い出し、少しして候補者の名前を書き、投票用紙を箱に入れていました。

ひろしは、母ちゃんの誘いを断って、みんなで開票を待つパン工場の集会へ行かずに帰宅していたのですが、拗ねて縁側で寝転んでいたところを、後輩の五郎(勝地涼さん)に男らしく見届けるように言われて、パン工場の集会所へ出かけていました。

場を明るく盛り上げ始めたひろしは、緊張しているゴリライモに母ちゃんが来ていたピョン吉のTシャツを貸していたのですが、ゴリライモは中学生の頃からピョン吉のTシャツを着ることが夢だったようで、昔の自分に思いを馳せつつ嬉しそうにしていました。

開票が始まってもなかなかゴリライモの当選の知らせは届きませんでした。京子ちゃんは、壁に貼られた他の候補者の名前に「当」のシールを貼り続けていました。それでも、静まり返りそうになる空気を、ひろしとピョン吉が明るいものに変えていました。そうして外がすっかり暗くなり、最後の一人となったとき、電話が鳴り、それに出たゴリライモは、自身で「当」のシールを自分の名前のところに貼って、当選したことを知らせていました。1票差だったようで、その1票はひろしが“京子ちゃんの笑顔のため”にゴリライモに入れた1票だったかもしれないのでした。工場の外にいた支援者の町の人たちも、ゴリライモの当選を喜んでいました。

でも、実はゴリライモは公の場でプロポーズをした直後に、ひろしくんと同じで自分のことしか考えていないと京子ちゃんからはっきり断られていたようでした。そして、ひろしとゴリライモが京子ちゃんを譲ったとかの話をしているところに、母ちゃんや京子ちゃんのおばあちゃん(白石加代子さん)やよし子先生(白羽ゆりさん)と一緒に別室でお祝いのケーキの準備をしていた京子ちゃんが来たのですが、京子ちゃんは、人間としてちゃんとするためにこの町に帰って来た、女としてではなく、人間として仲間に入れてください、と頭を下げてひろしやゴリライモたちに訴えていました。酔って椅子で寝ていた校長先生(でんでんさん)も、教師生活41年が終わっても仲間に入れてほしいと寝言のように言っていました。

おばあちゃんと団地の家に戻っていた京子ちゃんは、ピョン吉の魚拓のようになっているTシャツを見ていたのですが、その時、下の公園からひろしとピョン吉の漫才の声が聞こえてきて、おばあちゃんに言われてひろしとピョン吉に会いに行きました。漫才のような会話の中でひろしは、中学の時から知っている京子ちゃんとピョン吉に、死んだって仲間だ、と伝えていました。赤い蝶ネクタイをつけていたTシャツのピョン吉は、頭のほうから半分ほど剥がれかけていたのですが、気付いたひろしは、「いい加減にしなさい!」と叩いてツッコミを入れるように両手で押さえてピョン吉をTシャツに戻していました。

脚本は岡田惠和さん、演出は菅原伸太郎さんでした。

第7話も、楽しかったです。

区議会議員に立候補したパン工場の社長のゴリライモの選挙の話を中心に、ゴリライモとひろしが京子ちゃんにプロポーズをしようとする話でもあったのですが、いわゆる“マドンナ的存在”の女の子としてではなく、人間として仲間に入れてほしいと思っていた京子ちゃんの主張が、何か新鮮でした。登場人物の誰かと結婚する、というところを描かないのは、昔のアニメの作品(私は原作の吉沢やすみさんの漫画を未読なのです)の雰囲気を壊さないものでもあるような気がしました。

京子ちゃんと校庭で遊んでいたひろしが着ているピョン吉のTシャツを羨ましそうに見ていた中学生のゴリライモの場面が回想として挟まれていたのも楽しかったですし、よし子先生が「結婚してください」と言えない梅さん(光石研さん)との毎回のやり取りを楽しんでいるということが描かれていたのも良かったです(よし子先生がいつもきれいにしているのは、いつが記念日になってもいいようにという気持ちからだったようでした)。

ひろしをよく理解している後輩の五郎の感じも楽しいですし、ゴリライモが立候補をしたことで今回初めて選挙へ行ったらしいひろしが一票の大切さを知るという展開も、良かったのだと思います。

ひろしと掛け合いをしていたピョン吉が剥がれかけていた最後の場面が、漫才の「いい加減にしなさい!」で終わっていたのも、楽しいのと悲しい感じがするのとの複雑な感じで、良かったです。

全何話の物語になのか分からないのですが、次回の予告の映像では、ひろしのTシャツからピョン吉がいなくなっていました。どうなるのか分からないですが、次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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