「表参道高校合唱部!」第8話

TBSのドラマ「表参道高校合唱部!」の第8話を見ました。

夏休みが終わり、新学期になりました。手術が無事に成功した夏目快人(志尊淳さん)も元気に通学していたのですが、引田里奈(森川葵さん)を好きだと合宿の時に話していた桜庭大輔(堀井新太さん)が引田さんに声をかけようとすると、その前に宮崎祐(高杉真宙さん)が引田さんに声をかけ、引田さんを突然のデートに誘っていました。

合唱部の香川真琴(芳根京子さん)は、顧問の鈴木有明(城田優さん)に、若い頃の父親の雄司さん(千葉一磨さん)がフィルムの中で歌っていた「愛の歌」を楽譜にしてほしいと頼んでいたのですが、そのようなある日、校長の大曽根徳子(高畑淳子さん)から、合唱部のOBの神島カナ(中島美嘉さん)のライブのオープニングアクトを務めてほしいと切り出され、合唱部のみんなは、知る人ぞ知るカリスマアーティストだと宮崎さんが興奮気味に話していたそのカナさんのライブでの合唱を引き受けることになりました。

そして、有明先生と一緒にカナさんの音楽スタジオを訪れた真琴さん、快人さん、引田さん、桜庭さん、宮崎さん、谷優里亞(吉本実憂さん)、桐星成実(柴田杏花さん)、部長の相葉廉太郎(泉澤祐希さん)、佐々木美子(萩原みのりさん)、山田アンドリュー(瑛さん)たち合唱部員は、カナさんの前で合唱を披露するのですが、歌声を聴いていたカナさんから、嘘くさい、いい子ぶってて気持ち悪い、出直してきて、と言われてしまうのでした。

引田さんと宮崎さんはデートに出かけたのですが、そこで突然宮崎さんは、やっぱり無理、普通じゃない、僕はみんなと違うんだと言い出し、ごめん、と引田さんをその場に残して一人で先に帰ってしまいました。そのことを引田さんは翌日の教室で真琴さんたちに話して怒っていて、その話を聞いた桜庭さんは、登校してきた宮崎さんを教室の外に連れて行き、引田さんを傷つけたデートのことを問い詰めたのですが、桜庭さんが引田さんを好きだということを気にしていた宮崎さんから、僕が好きなのは大輔だと告白されて動揺し、後退りをしていました。

宮崎さんは旧音楽室での合唱部の練習に来なくなりました。宮崎さんが部活を辞めた理由を知っている人はいないのかと有明先生に訊かれ、気まずそうな桜庭さんから、実は、と切り出されて事情を知ったみんなは、しばらく何も言うことができずにいたのですが、その後、一人で歩いている宮崎さんに声をかけた真琴さんは、宮崎さん一人が辛いのではない、私も苦しいのだと、好きな人に思いを伝えることができないもどかしさを話していました。

みんなは告白をされた後の桜庭さんの態度に問題があったのではと、桜庭さんを少し責めていました。そして、宮崎さんのパートが抜けたまま、合唱部員たちはカナさんのスタジオで再び練習の成果を披露するのですが、部員が一人いないことに気付いたカナさんからは、嘘くさい上に辛気くさいと評されてしまいました。合唱部内にもめ事が起きているのを、カナさんは、青春だねと少し面白がっていたのですが、ふと昔の親友の話を始めていました。

その親友とカナさんは一緒に音楽活動をしていたのですが、カナさん一人にデビューの話が舞い込み、カナさんが言い出せずにいたある日親友がそのことを知り、カナさんが黙っていたことに対して激怒し、それ以来その親友とは別々の道を歩むことになったということでした。親友が怒ってくれたおかげで関係が壊されずに済んだらしく、そのことを感謝していたカナさんは、ケンカになってすれ違っている親友と向き合うことを勧めていました。

旧音楽室に戻ったみんなは、宮崎さんのことを理解しようと、「LGBT」の本などを読んで勉強をしようとしていたのですが、その様子を見ていた有明先生は、もっとシンプルに考えろと、好きになって告白をして振られるのは誰にでもあることで、宮崎さんが好きになったのが桜庭さんだっただけのことだということを、みんなに話していました。

告白をされた後どうするか、を真剣に考えたらしい桜庭さんは、カナさんのライブの前日の夕方、学校帰りの宮崎さんを公園で待ち、桜庭さんのことを無視して通り過ぎようとする宮崎さんに声をかけると、俺はお前と歌いたい、明日待っているから、と伝えていました。

ライブの本番の13日、真琴さんたちは、宮崎さんがいないままライブハウスの舞台に立ち、BEGINの「恋しくて」を歌い始めました。ぎこちない雰囲気に、観客席はざわざわとしていたのですが、引田さんが観客の中に宮崎さんの姿を見つけ、歌いながらみんなに教えていました。宮崎さんも、みんなの「恋しくて」の歌声を聴きながら、舞台に近づいていきました。そして、桜庭さんが伸ばした手を取って舞台に上がると、嬉しそうに「恋しくて」を歌い始めました。有明先生と一緒に会場の後ろで聴いていたカナさんも、楽しそうに歌うようになった合唱部の雰囲気につられて舞台に上がって一緒に「恋しくて」を歌い始め、合唱部も観客から拍手喝采を浴びていました。

真琴さんたちの担任で副顧問の瀬山えみり(神田沙也加さん)は、今回の合唱部員たちの練習には関わらず、ライブハウスの後ろで有明先生とも離れた場所から合唱部の様子を見守っていたのですが、怒ると人が変わったようになるというカナさんの親友というのは、瀬山先生だったようでした。カナさんは、自分には才能がないと言う瀬山先生に、合唱部の生徒たちを応援する才能があると話していました。

真琴さんが有明先生に頼んでいた「愛の歌」の楽譜も完成し、それを受け取って嬉しそうにしていた真琴さんは、最後、快人さんとの学校帰り、俺も香川と歌いたい、香川のことが好きだ、と突然快人さんから告白されていました。

今回の脚本はますもとたくやさんと渡邊真子さんで、演出は吉田秋生さんでした。

最後、近所のうどん屋さんでアルバイトをすることにした、真琴さんの父親の雄司(川平慈英さん)は、同級生の“出来杉くん”の内田勇輝(石丸幹二さん)に300万円を貸そうとしていた母親の美奈代(堀内敬子さん)を止めようとして、内田さんをいきなり殴ってこの男は結婚詐欺師だと美奈代さんに教えていたのですが、その後、怒った美奈代さんが呼んだ警察官たちに暴れながら連行されていて、その場面も何だか面白かったです。

歌手の中島美嘉さんがカリスマアーティストの神島カナさんとして登場していた今回の第8話も、とても良かったと思います。楽しかったです。

前回の最後に今回の「次回予告」の映像を見た時から、もしかしたらとは思っていたものの、急に同性愛のことが描かれていて、少し意外ではあったかもしれないのですが、人を好きになるのに性別は関係ない、好きなら好きと自分の気持ちに正直に素直に伝えてみようということが、今回の物語のテーマになっていたのかもしれないなと思いました。

合唱の練習の場面はそれほど多くはなかったのですが、そういう風に誰かを好きになることの良さが、BEGINの「恋しくて」や両親の仲を修復させたい香川さんが探していた「愛の歌」と併せて、上手く伝えられていたように思います。

カナさんのライブの後の合唱部の仲の良さそうな感じからすると、まだしばらく宮崎さんは桜庭さんのことを好きでい続けるのだろうなとも思いました。

今回のドラマを見ながら、私は数年前のTBSのドラマの「タンブリング」のことも少し思い出したのですが(高杉真宙さんが主役の律を演じていた「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」のことも思い出したのですが、これは今回の内容とは直接的には関係がないかもしれません)、ともかく、好きだという気持ちを伝えてきた親友と正面から向き合うことができた桜庭さんは、偉いなと思いました。夏合宿の時の部長の相葉廉太郎(泉澤祐希さん)と佐々木美子(萩原みのりさん)のことが話に出てきたのも良かったですし、合唱部の全員で解決していたところも良かったです。それに、宮崎さんのことが、同じクラスの竹内風香(小島梨里杏さん)や相原ほのか(長谷川ニイナさん)といった同級生を格付けをする意地悪な女子たちなどに伝わっていなかったところにも、少しほっとしました。

瀬山先生がカナさんの親友だったというところも良かったです。前回の、教頭の天草五郎(デビット伊東さん)を怒っていた瀬山先生の「怒ると別人になる」感じが今回のカナさんの話につながっていたところも、その前の夏合宿での生徒たちの思い出話が持ち出されていたところも、当然のことといえばそうなのかもしれないのですが、連続ドラマらしいというか、すっきりとした感じに思えました。

いつも飄々としている快人さんは真琴さんのことを好きだったようなのですが、そうすると真琴さんと快人さんは“両想い”ということになるので、これまで何度も快人さんに付き合うのを断られている優理亞さんには入り込む隙間がなくなってしまったようにも思えるのですが、どうなのでしょうか。合唱部のドラマとしては合唱の場面がもう少し多く描かれていたほうが良いようにも思えるのですが、今回も最後まで楽しく見ることができたのですし、次回の物語もまた楽しみにしていようと思います。
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