「探偵の探偵」最終回

フジテレビのドラマ「探偵の探偵」の最終回(第11話)を見ました。

「スマ・リサーチ社」の「対探偵課」の探偵の紗崎玲奈(北川景子さん)が捜し続けていた、妹の咲良(芳根京子さん)の居場所をストーカーの岡尾芯也(岡田義徳さん)に教えた悪徳探偵の「死神」の「澤柳菜々」は、市村凜(門脇麦さん)でした。

凜さんは、病院でぶつかった時に初めて自分を捜している対探偵の玲奈さんの存在を知ったようでした。そして、凜がこれまでに玲奈さんを殺さなかったのは、咲良さんを殺された玲奈さんが暴力的になったのは“咲良ロス”が原因なのかどうかを知りたかったからだということでした。私は探偵の探偵の探偵をしたかったのだと、凜さんは玲奈さんに打ち明けていました。

レコーダーを取り出した凜さんは、お姉ちゃんが助かるなら玲奈さんは死んでもいい、と脅されながら答える峰森琴葉(川口春奈さん)の声を玲奈さんに聞かせ、琴葉さんが姉のように慕っている玲奈さんよりも本当の姉の彩音(中村ゆりさん)のほうを大事に思っているということを教えていました。玲奈さんは、それが琴葉さんの本心ではないと思いながらも、ショックだったようでした。凜さんの言う通りにすると約束した玲奈さんは、言われた通りに椅子に座り、両手を縛って、彩音さんと同じように、筋弛緩剤を打たれることになりました。

玲奈さんの脈が止まったことに気づいた凜さんは、つまらないと言いながら、玲奈さんの手を縛っていた縄を切り、琴葉さんの縄も切って、死体の処理を手伝うよう指示していたのですが、隙を見て琴葉さんは携帯電話を持って部屋の外に飛び出しました。追いかけて来た凜さんに捕まり、琴葉さんは顔を床に打ち付けられていたのですが、凜さんは玲奈さんに蹴られて床を転がっていました。

脇の下に物を挟んで脈拍を止めていたと話す玲奈さんは、事前に社長の須磨康臣(井浦新さん)に相談して、筋弛緩回復剤という薬をもらっていたようでした。その薬のことを私はよく知らないのですが、ともかく、その薬で復活した玲奈さんは、「死神」の凜さんを再び倒しに来たのでした。

玲奈さんに捕まった凜さんは、私を殺せと玲奈さんに言い、玲奈さんも、妹の咲良を死に追いやった凜さんにナイフを向けていたのですが、琴葉さんに止められてナイフを持った手を下ろしていました。しかし、失望させるなよ、と言う凜さんに腕をつかまれ、そのまま凜さんの腹部を刺してしまいました。凜さんは自ら階段を転がり落ちて意識を失い、立ち尽くしていた玲奈さんは、惨劇を知らずに何気なく「スマ・リサーチ社」に戻って来た伊根涼子(高山侑子さん)から、外に車があるからと、盗難バイクの件で通報した警察が来る前に逃げるよう勧められ、指示に従うことにしていました。

その後、「スマ・リサーチ社」を訪ねて来た刑事の坂東志郎(相島一之さん)が、須磨社長や琴葉さんに、事件当時の玲奈さんのアリバイや居場所などを尋ねていたのですが、二人は答えませんでした。

須磨社長が琴葉さんに話していたことによると、玲奈さんは、事件のことで「竹内調査事務所」の所長の竹内勇樹(岩松了さん)にアリバイを証明してもらったらしく、そのまま竹内さんの事務所の「対探偵課」の探偵になることになったようでした。玲奈さんは、妹の咲良さんのお墓参りをしていました。

玲奈さんの荷物をまとめて持っていった琴葉さんは、あなたに咲良の面影を見ていたと話す玲奈さんから探偵の仕事を辞めたほうがいいと言われたのを断って、このまま「スマ・リサーチ社」の「対探偵課」の探偵として生きていくことを玲奈さんに伝えていました。刑事事件になる前に解決したいと話していました。そして、道の向こうで待っていた探偵の児玉庄治(葛山信吾さん)が玲奈さんに向けて車のクラクションを鳴らすと、お互いに、ありがとうと言って別れていました。

脚本は徳永友一さん、演出は石井祐介さんでした。

前半は玲奈さんと「死神」の話、後半は主に「スマ・リサーチ社」の対探偵課に残ることにした琴葉さんの話になっていたように思います。

琴葉さんは姉と和解していました。凜さんは、意識不明の重症で入院中だということでした。あと、須磨社長は、かつて暴力団の潜入専門の?探偵の仕事を請け負っていたことがあるようでした。玲奈さんや琴葉さんを助けていた探偵の桐嶋颯太(DEAN FUJIOKAさん)は、須磨社長のことを「兄貴」と呼んでいたのですが、本当の兄ということだったのでしょうか。

すごく悪いということではないのですが、最終回に関しては、やはり私には、玲奈さんが捜し続けていた、ようやく目の前に現れた「死神」の描写が、短絡的というか、紋切り型というか、そのような感じであるようにも思えてしまいました。

予告編の映像で見た範囲を超えない描写だったのですが、これまで慎重であるように思えていた「死神」が急に自己顕示欲的な饒舌な人物として玲奈さんの前に現れた理由が、私にはいまいちよく分かりませんでした。

私はこのドラマの原作の、松岡圭祐さんの小説『探偵の探偵』のシリーズを未読なので、それと比較をすることはできないのですが、なかなか登場しなかった「死神」は、この連続ドラマの物語の中でとても重要な人物だったのではないかと思うので、もう少し丁寧に扱っても良かったのではないかなという気がしてしまいました。

最後は、竹内調査事務所の対探偵課の探偵の玲奈さんが、空港で政治家?を脅す悪徳探偵(池田鉄洋さん)を捕まえる場面だったのですが、何でこんなことをするのかとその人に訊かれた玲奈さんが、「今更、それ訊く?探偵の探偵だから」と答えた終わり方は、少しコミカルというか、明るい感じがしました。全体的にはハードボイルドというか、暴力的で薄暗い雰囲気のドラマだったので、これまでの雰囲気とは少し異なるのだとしても、そのような終わり方になっていたことは、それはそれで良かったのではないかなと思います。
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