「表参道高校合唱部!」最終回

TBSのドラマ「表参道高校合唱部!」の最終話(第10話)を見ました。

香川真琴(芳根京子さん)は、離婚調停中の父親の雄司(川平慈英さん)と母親の美奈代(堀内敬子さん)に仲直りをしてもらうために両親の母校の表参道高校に転校し、旧音楽室でくすぶっていた廃部寸前の合唱部を立て直し存続させることに成功したのですが、両親の離婚が決定的になったことに落ち込み、「歌なんて意味がない」と、合唱の力を信じることができなくなり、合唱部の練習を休むようになりました。

夜、雄司さんのトラックを訪ねきた夏目快人(志尊淳さん)に、雄司さんは、最初にどんな気持ちで美奈代ちゃんを愛していたのか思い出せないのだと話していました。そこへやって来た真琴さんは、快人さんが隠れていることに気付かずに、お父さんのことが心配だから私も香川へ帰ると告げて帰って行きました。

翌日、快人さんは、合唱部の部長の相葉廉太郎(泉澤祐希さん)、谷優里亞(吉本実憂さん)、引田里奈(森川葵さん)、佐々木美子(萩原みのりさん)、宮崎祐(高杉真宙さん)、山田アンドリュー(瑛さん)、桐星成実(柴田杏花さん)、桜庭大輔(堀井新太さん)たちに、真琴さんが探し求めていた「愛の歌」のことを教えていました。中庭で顧問の鈴木有明(城田優さん)と副顧問の瀬山えみり(神田沙也加さん)が「愛の歌」を歌っているのを通りすがりに聞いて、どうして知っているのと驚いていた校長の大曽根徳子(高畑淳子さん)は、雄司さんが美奈代さんのために作った「愛の歌」ができるまでの経緯を、真琴さんも含めた合唱部のみんなに話していました。

有明先生に言われてその話をメモに取った部長の相葉廉太郎(泉澤祐希さん)はそれを台本に書き起こし、みんなで舞台化することにして練習を始めていました。みんながそこまでするのは、合唱の力で自分たちを救ってくれた真琴さんへの恩返しの気持ちからでした。練習風景では、中島美嘉さんの歌う「愛の歌」が流れていました。そして、引田さんは美奈代さんを、桜庭さんは雄司さんを表参道高校の中庭に連れ出し、「愛の歌」の演劇を見せるのでした。

美奈代さんを演じるのは長女の真琴さんで、雄司さんを演じるのは快人さんでした。合唱部に好感を持ち始めていた相原ほのか(長谷川ニイナさん)が竹内風香(小島梨里杏さん)を誘って、照明の手伝いをしていました。

喫茶店で美奈代(佐藤玲さん)をバカにした大学生を殴って警察に連行され、高校を自主退学した雄司(千葉一磨さん)は、一人旅に出ていて、その旅先の海辺で「愛の歌」を作り、ノートに鉛筆で書いた楽譜を美奈代さん宛ての手紙に同封して送っていたようでした。

妹の真弓(松本来夢さん)は、祖母の知世(立石涼子さん)から見せてもらった高校生時代の両親の写真などをスクリーンに映し出していました。真琴さんの両親の思い出を演じた合唱部員たちから、歌ってと頼まれた両親は、最初は少し戸惑いながらもみんなと一緒に「愛の歌」を歌いました。有明先生も瀬山先生も、廊下で見ていた校長先生も一緒に歌っていました。

そうして、二人の娘からも私たちは幸せだったよと言われ、美奈代さんを好きになった昔の気持ちを思い出していた雄司さんは、歌の溢れる毎日を築きたいと改めて美奈代さんに言い、仲直りをしていました。

元に戻った両親と真琴さんと真弓さんは、美奈代さんの父の原田万歳(平泉成さん)が営むお蕎麦屋さんでそのまま暮らすことになったようでした。朝からみんなで「大きな古時計」を楽しく歌い、真琴さんと真弓さんはそれぞれ学校へ出かけていました。

生徒不足のために3年後に廃校することになっていた表参道高校には、突然入学希望者からの電話が殺到していたのですが、それは「愛の歌」の劇に感動していた風香さんがその様子を映してインターネットのサイトに載せたことが影響していたようでした。

真琴さんが香川の親友の蓮見杏子(葵わかなさん)に電話で話していたことによると、優理亞さんに背中を押されて中庭へ行った真琴さんは、快人さんにちゃんと「好き」と自分の気持ちを打ち明けることができたようでした。その後の二人のことは分からないのですが、有明先生もコンサートのチケットを瀬山先生に渡して一緒に出かけることになったようでした。

最後は、旧音楽室での、部員が5人ほど増えた合唱の練習風景でした。合唱曲の「ここから始まる」をみんなで歌っていました。

脚本は櫻井剛さん、演出は石井康晴さんでした。

最終回も、良かったです。

真琴さんの両親の「愛の歌」(ドラマのオリジナルソングです)の物語を中心に、両親を仲直りさせたいという真琴さんの当初からの願いが合唱部員たちの協力によって叶えられるという展開は、両親の昔の場面も含めて、“青春学園ドラマ”らしく思えました。

少し唐突というか、少し強引であるような気もしたのですが、両親の思い出の劇中劇も丁寧に描かれていて、楽しかったです。

好きと快人さんに告白をした後「10秒ジャンプ」を始めていた真琴さんと、快人さんのその後が具体的に描かれていなかったところも、私としては、さわやかな感じがして良かったように思います。ドラマを見終わってからも、しばらくは「めぐり、めぐり、めぐり、めぐる愛」の歌が頭の中に流れていました。

大団円の終わり方も良かったですし、毎回の合唱の場面もそれ以外も、楽しいドラマでした。合唱部に入ったことはないのですが、私も合唱自体は好きでしたし、大きな声で一人で歌うのも好きでした。時々道を歩く小学生が大きな声で音楽の授業で習ったような歌を歌っているのを聞くと、楽しそうだなと思います。

もしも今から何部に入るかを決めることができるとするなら、合唱部に入ろうかなと思えるような、とてもさわやかで、すてきな学園ドラマだったように思います。楽しかったです。最後まで無事に見ることができて良かったです。


ところで、この「表参道高校合唱部!」の最終回を見終わった後、私は、笑福亭鶴瓶さんと早見あかりさんが司会を務める、内野聖陽さんがゲストの回の「Aスタジオ」を見ていました。

鶴瓶さんは、長い間、坂本龍馬といえば北大路欣也さんというイメージがあったそうなのですが、の時の内野さんの坂本龍馬を見て、この坂本龍馬もありだなと思ったということを話していました。私も「JIN‐仁‐」のドラマをとても好きで見ていましたし、内野さんの龍馬さんをとても好きだったので、嬉しく思いました。その「JIN‐仁‐」や、NHKの大河ドラマだった「風林火山」の話、そのドラマで共演した緒形拳さんの話を聞くことができて、楽しかったです。内野さんは、次に演じる徳川家康の役作りのために、どうすれば顔を丸くできるのかを考えていたのですが、最後は鶴瓶さんと、精神の問題だと話していました。内野さんが徳川家康を演じるというのは来年の大河ドラマ「真田丸」でのことだと思うのですが、私も今から(少し早いかもしれないのですが)来年のその大河ドラマを楽しみにしていたいなと思いました。

そして、その後、何気なくラジオをつけると、憲法らしき法律の文章を誰かが朗読する音声が流れてきました。内容に不穏な感じがしたので、何だろうと思いながらそのまま聴いていると、それは、TBSラジオの評論家の荻上チキさんの「セッション22」で、自民党の日本国憲法の改正の草案を読み上げていたものでした。番組の後半を少し聴いただけなのですが、いかにも(安倍内閣の)自民党が作った憲法草案らしい印象でした。国家(政府)の権限が広がって国民の自由や権利が制限されるという、「軍部」中心の戦前・戦中の大政翼賛会の時代(あるいは、現代で言うなら、日本の隣の共産主義の国家体制)の「統制」の感じがして、とても怖く、不気味に思いました。

番組の最後、荻上チキさんは、自民党の改憲草案では「障害者」という言葉を条文に書き入れて差別を禁止しているけれども、例えば「性的マイノリティ」の人たちへの差別の禁止は書かれていないと話し、草案に何が書かれていて、何が書かれていないのかをちゃんと検証しなくてはいけないということを話していました。私も自民党の改憲草案のことをよく知らなかったので、というか、これから議論されるのかと勘違いをしていたので、少しでもちゃんと知らなくていけないなと思いました。一見すると良さそうに思えてしまうような条文にも、気を付けなければいけないなと思いました。もしもこのような、日本の国民を全体主義に引き戻すような怪しい改憲草案が今の“多数”の与党の流れで決まってしまったなら、本当に怖いことだなと思います。そして、特に幕末や明治維新頃からの“富国強兵”時代の思想、戦前・戦中の“国家総動員”の思想は、70年前の1945年の夏には終わらずに、今でも政治家の中に脈々と受け継がれているのだということ、「歴史」は続いているのだということを、改めて思いました。

(ただ、そうして深夜に少し怖くなってしまったので、約1時間ほど前に見た「表参道高校合唱部!」の合唱の歌を思い出して、もう少し楽しい気持ちに戻しながら眠ることにしました。先日の国会で可決されてしまった安保関連法案問題をテーマにしたテレビ朝日の「朝まで生テレビ」は、放送時間には見ることができないので録画をしておくことにしました。)
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