「デザイナーベイビー」第4話

NHKの「ドラマ10」の「デザイナーベイビー 速水刑事、産休前の難事件」の第4話を見ました。

近森優子(安達祐実さん)の新生児の「ノゾミ」を誘拐したのは、城南大学附属病院の病院長で生殖医療の「トータルケアプロジェクト」を世界に広めようとしている峠緑郎(柴俊夫さん)の息子の峠則孝(柿澤勇人さん)でした。則孝さんは、勤め先の製薬会社のお金を横領し、借金を返すための身代金目的で「ノゾミ」を誘拐していたようなのですが、息子を失敗作と考える父親への復讐の意味もあったようでした。

峠病院長は、自分の地位と病院を守るため、犯人が息子であることを、警視庁特殊犯捜査係の刑事で妊娠8ヶ月の速水悠里(黒木メイサさん)やその上司の日村健吾(神保悟志さん)には隠していました。

城南大学附属病院産婦人科の医師で教授の須佐見誠二郎(渡部篤郎さん)は、最初に「ノゾミ」を誘拐した岸田トモ(安藤玉恵さん)の資料が誰かから送られてきたことを、峠病院長と、「トータルケアプロジェクト」の中心的医師である崎山典彦(渡辺いっけいさん)に話していました。その資料は、崎山さんの研究ノートのコピーでした。棚に保管していたノートが何者かに勝手にコピーされて須佐美さんに送られていたことを知った崎山さんは、病院内にいると思われるその犯人を捜し出そうとしていました。

岸田さんだけではなく近森さんも「トータルケアプロジェクト」に関わっていたことを知った速水さんは、産婦人科の胚培養士の山原あけみ(斉藤由貴さん)に会いに行き、「卵子の老化」について話を聞いていました。技術的には老化したものを若返らせることができるそうなのですが、それは「デザイナーベイビー」につながるもので、もしもそれを行ったら日本の医学会からは追放されるということでした。

峠病院長は、息子の則孝さんの指示通りに身代金を用意したのですが、秘書の有吉久美(臼田あさ美さん)に持たせるようにという指示は無視して、自ら持って行くことにしていました。車で廃工場へ向かった病院長は、則孝さんにお金を渡し、「ノゾミ」を渡すよう言っていたのですが、則孝さんは「ノゾミ」を連れて来てはいなかったようでした。則孝さんは、「デザイナーベイビー」であった誘拐した新生児のことを「爆弾」だと父親に言い、医学部に進学できなかった自分を見下してきた父親を罵倒していたのですが、病院長を追ってきた速水さんと土橋福助(渡辺大知さん)が立てた物音に気付き、父親が息子を警察に売ったと思い込んで激怒すると、すぐに銀行にもって行かなければいけない身代金を持って逃走しようとしました。しかし、途中でお金の入った鞄を落としてしまい、警察が迫ったためにその鞄を拾いきれないまま、車で逃走することになりました。

則孝さんは、今度は「ノゾミ」の父親である物理学者の近森博(池内万作さん)に身代金を持って来るように指示したようでした。優子さんの夫の近森さんは、「ノゾミ」に何かあったら許さないと峠病院長に言い、速水さんたちと指定場所の山へ向かいました。

管理官の与那国令子(松下由樹さん)の指揮の下、速水さんたちは山道へ入ったのですが、しばらく進むと、岩に「思い知れ」と書かれていて、新生児の泣き声が山中に響き、川の上の橋に則孝さんが現れました。近森さんや警察たちがやめるよう叫ぶ中、則孝さんは、白い布に包んだ「ノゾミ」らしき抱えていたものを、橋の上から川に落としていました。

脚本は早船歌江子さん、演出は長沼誠さんでした。

第3話は、前回よりももう少し物語が進んでいました。「妊娠8ヶ月の刑事」の速水さんが活躍しているという感じは、これまでよりは少なくなっていたように思います。

「デザイナーベイビー」の問題も登場してきていたのですが、近森夫妻は病気であるらしい長男を溺愛しているようなので、新生児の「ノゾミ」は、長男の治療のためのクローン人間ということなのかもしれません。橋の上から川に落とされた「ノゾミ」の生死は不明です。でも、白い布の中身が「ノゾミ」なのかどうかということもはっきりとは描かれていませんでした。

実際の現実の世界でも、技術的には人間のクローンを作ることができるそうですし、それが発覚すれば大問題になるのかもしれませんが、発覚していない今の世間に、クローン人間のような人間はすでに存在しているのかもしれないなと思います。

ドラマでは、産科医の崎山さんはそのような最先端の生殖医療を推進したい人で、須佐美さんはそれに反対をしている人のようでした。今の日本では医学会から追放されるということでしたが、「少子化」や「高齢化」が良くないこととして政治的に問題視されていることを思うと、いつか日本もこのような技術を取り入れていくのかもしれないなとも思いました。

それにしても、昨夜の「デザイナーベイビー 速水刑事、産休前の難事件」の第4話の放送の直後に流れていた土曜ドラマ「破裂」の第2回の予告編を見て、今期のNHKの連続ドラマには、社会問題と最先端医療の闇?を扱うドラマが二つもあるのだなと、少し意外に思いました。あえて同じような種類の作品を同時期に放送することにしたのでしょうか。どちらも原作のあるものですし、ドラマの物語そのものが面白いのならそれで良いと思うのですが、どうしてなのかなと少し気になりました。
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