「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」第1話

フジテレビの新ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の第1話、初回2時間スペシャルを見ました。

警視庁特殊機動隊員の里見偲(松坂桃李さん)と猪熊夕貴(木村文乃さん)は、同じ部署の警察官同士は交際してはいけないという暗黙の規則?を破って付き合っていたのですが、カラオケで盛り上がった翌日、キャバクラで従業員の女性がお酒と大量の睡眠薬を飲んで死亡しているのが発見され、二人もその捜査をすることになって、キャバクラ嬢たちを聴取していた時、その内の一人だった橘カラ(菜々緒さん)と出会っていました。

里見さんは、酔ってはいたものの、カラオケ店の廊下でカラさんとすれ違っていた記憶があり、もしもそうならキャバクラ嬢の死亡時のアリバイが無いことになるのですが、里見さんは、記憶違いかもしれないし、証拠も無いからということで、カラさんを重要参考人とは考えないことにしていました。

夕貴さんを見て「見つけた」とつぶやいていたカラさんは、それから夕貴さんに近づくために、里見さんと夕貴さんの暮らすマンションの向かいのマンションに一人暮らしをしていたデザイナーの渡公平(光石研さん)の部屋に入り込んで夕貴さんを見張るようになりました。また、スカッシュに通う夕貴さんと少しずつ話すようになると、夕貴さんの信頼を得るために、月本圭(要潤さん)の整形外科病院で知り合った友人の乃花(足立梨花さん)の愛人の妻を殺害して、犯人は女性ではないかという推理のアイデアを夕貴さんに提供し、今度は乃花さんを自殺に見せかけて殺害して犯人に仕立て上げていました。

その間、里見さんは、上司の安藤実(船越英一郎さん)には否定され続けていた白靴下連続殺人事件の犯人だったタクシー運転手(板尾創路さん)がトンネルの一角で顔や頭を殴られて首を吊った状態で死亡していた現場のタクシーの中に、『シリアル・キラー』の本を見つけていました。その本は里見さんも持っている本で、里見さんが連続殺人事件ということに気付くきっかけになっていた本でもあったようでした。カラさんは、メッセージとして、その本をタクシーの中に残していました。

刑事の勘を働かせる里見さんは、カラさんの香水の香に気付いたり、カラさんの不審な感じを何となく気にしていたようだったのですが、里見さんのスニーカーを勝手に捨ててしまうようなざっくりとした性格の夕貴さんは、第1話ではまだカラさんに狙われていることには気付いていませんでした。

原作は、私は未読なのですが、山崎紗也夏さんの漫画『サイレーン』だそうです。脚本は佐藤嗣麻子さん、音楽は住友紀人さん、演出は本橋圭太さんでした。番組の解説には、「クライム・サスペンス」と書かれていました。

「サイレーン」というタイトルを最初に聞いた時、私はギリシャ神話のセイレーンのことかなと思ったのですが、タイトルはその意味なのでしょうか。セイレーンは、とても美しい声で歌い、その歌声を聴いた船員たちを惑わせて船を遭難させるという海の怪物だそうです。

今回の第1話の中でカラさんが殺したのは、警察が自殺と判断したキャバクラ嬢と、連続殺人犯のタクシー運転手と、友人の愛人の妻と、友人の4人だったように思います。

カラさんが夕貴さんの顔を見て「見つけた」と思った理由(夕貴さんを狙うことにした理由)は不明なのですが、カラさんは『シリアル・キラー』という本に書かれている通りに行動する人のようでした。カラさんはその本をメッセージとして使っていましたし、里見さんはその本を参考にして犯人を捜していました。

でも、そうだとすると、カラさんは「典型的」な「シリアルキラー」(殺人のための殺人を行う殺人犯)ということなのでしょうか。それとも、あえてそのような「シリアルキラー」の典型に見せているのでしょうか。いわゆる「サイコパス」の人のようでもありましたが、例えばTBSのドラマだった「MOZU」の新谷宏美のような殺人衝動のある人というよりは、「シリアルキラー」にしてはもっと計画性のある人のようにも見えました。

ドラマとして面白く思えたのは、主に菜々緒さんの演じるカラさんの場面でした。カラさんが本当に整形美人なのかどうかはまだ不明なのですが、そのように見えるほどの美人さというのはすごいなと思います。悪いタクシー運転手に殺されそうになっていたカラさんが逆転して冷静にタクシー運転手を殺した場面は、「悪女」というより、「正義の味方」のようでさえありました。

「自分は許されている」とつぶやいていたタクシー運転手は、「あなたは許されていない」とカラさんに言われていたのですが、その許されているとか許されていないとかは、被害者となる人物に心を許されているか、というような意味なのでしょうか。

「刑事×彼女×完全悪女」というタイトルからすると、里見さんと夕貴さんとカラさんの3人が主人公なのかもしれないと思うのですが、少なくとも、第1話を見た印象では、カラさんを中心とした物語のように思えました。里見さんと夕貴さんの場面や、警察署の場面は、カラさんが登場するまでの間をつなぐためのものであるようにも思えました。この物語の展開は、カラさんが動くかどうかにかかっているのだろうと思います。

このドラマがすごく面白いかどうかということは、私にはまだよく分からないのですが、カラさんの言動は何となく気になるような気もしますし、次回の物語も見てみようと思います。
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