「デザイナーベイビー」第7話

NHKの「ドラマ10」の「デザイナーベイビー 速水刑事、産休前の難事件」の第7話を見ました。

急性骨髄性白血病で入院中の長男の新へ骨髄移植をするために新生児の「ノゾミ」の行方を捜している近森優子(安達祐実さん)は、インターネットの中継を使って誘拐事件のことを話し、公開捜査を始めました。優子さんは、中継の前に「ノゾミ」の出生届を出したようで、「望」と正式に命名していました。警視庁特殊犯捜査係の刑事で妊娠8ヶ月の速水悠里(黒木メイサさん)と土橋福助(渡辺大知さん)は、管理官の与那国令子(松下由樹さん)たちから中継を思い止まらせるように言われて近森家へ向かっていたのですが、二人は優子さんを止めることができませんでした。速水さんは、優子さんと同じように、望を奪った犯人はこのままでは動き出さないと考え、揺さぶりをかけることにしたようでした。

そのような速水さんの単独の行動は、与那国管理官や日村健吾(神保悟志さん)たちから怒られるものだったのですが、中継を見た産婦人科の講師で優子さんの担当医でもあった皆本順(細田善彦さん)は動揺し、胚培養士の山原あけみ(斉藤由貴さん)にも優子さんの中継のことを教えていました。

皆本さんは、「凍結卵子」を人質に取って脅している山原さんに訊かれて、望と「凍結卵子」を友人に預けているとを話していたのですが、その友人は、「トータルケアプロジェクト」の元患者さんの女性でした。女性のそばにいた小さい男の子は、山原さんの技術で生まれた子供だったようでした。山原さんがその家を訪ねると、優子さんのニュースを見ていた、新生児の望と「凍結卵子」の容器を皆本さんから預けられていた女性は、先生には感謝しているけれどこれでは脅迫ですと困惑していました。

望の無事を確認し、女性の話を聞いて少し考えていた山原さんは、ベランダの近くに置かれていた容器から自身の「凍結卵子」を取り出し、ベランダの床に落として割っていました。そして、望を連れて逃亡を始めました。

城南大学附属病院の崎山典彦(渡辺いっけいさん)は、皆本さんの工作によって亡くなりました。教授の須佐見誠二郎(渡部篤郎さん)が速水さんに話していたことによると、点滴の血栓を溶かすための薬が中和されて効かなくなっていたということでした。

皆本さんは速水さんや与那国管理官の事情聴取を受けることになったのですが、崎山さんの死も望のゲノム編集も誘拐も、全てを山原さん一人ののせいにして逃げ切ろうとしていました。速水さんは皆本さんの話を聞いておかしいと思っていたのですが、とにかく山原さんを捕らえたい与那国管理官には聞き入れてもらえず、帰れと言われてしまいました。

夫の下地浩介(山崎樹範さん)と14歳の息子の雄介(若山耀人さん)いる家に戻った速水さんは、須佐見さんに電話で呼ばれ、浩介さんと雄介さんから、気になるなら行ってはどうかと勧められて病院へ出かけ、須佐見さんから、近森優子さんの夫の博(池内万作さん)が望が生まれる前(作られる前?)に出生前診断を申請したが認められなかったという書類を見せていました。

博さんの脚が不自由なのは、神経性の変成症から来ていたようなのですが、それは遺伝性のもので、博さんは、望の将来を考えてにその遺伝が行かないようにゲノム編集を依頼していたようでした。博さんは、優子さんのように、娘の望を、息子の新の移植のためだけの存在とは考えていませんでした。

ホテルで記者会見を開くことになった博さんに会いに行った速水さんは、その出生前診断の依頼の書類を見せて、自分の本当の気持ちを話してくださいと伝えていました。そして、記者会見が始まると、望が早く見つかってほしいと訴える優子さんの隣で、私は望が見つかってほしくありません、その後に起こることが怖いのですと打ち明け、長男への骨髄移植のことを公表していました。

会場の記者たちは騒然とし、妻の優子さんは夫に怒っていました。それでも母親かと記者に言われた優子さんは、母親だからそうするのだと答え、記者会見の会場に入った速水さんから、母親なら何をしてもいいんですか、母親なら自分の子供を好きにしてもいいと言うのですかと訊かれると、そのために望を生んだのだからいいのだと、強く肯定して会場を去っていました。

脚本は早船歌江子さん、演出は岩本仁志さんでした。

残り2話ということで、望(ノゾミ)の事件は一気に進んでいました。肺培養士の山原さんがこれほどこのドラマの重要人物だったということに、私はあまり気付いていなかったのだと思うのですが、山原さんによると、優子さんの希望通りに急性骨髄性白血病の長男の新さんへ望が骨髄移植をすることになった場合、新生児の望は死んでしまうということでした。

肺培養士の仕事をしていると神様にはなれないことを痛感するという風に速水さんたちに話していた山原さんは、細胞の状態から成長を見守ってきた新生児の望のことを自分の子供のようにかわいく思っていて、新さんのことで優子さんにその命を奪われないようにするために、望の命を守るために、望を連れて逃亡しているようでした。山原さんは、警察官が見張っていると思われる街の防犯カメラにわざわざ自分が望と一緒にいる姿を見せたりもしていました。

望を生んだのは優子さんで、優子さんが望の母親なのですが、望を細胞の段階から育て、今元気に生きている望を優子さんの「救世主兄弟」の計画から守ろうとしている山原さんこそが望の母親であるという感じでもありました。

そのため、昨夜のドラマを見ていて、このドラマは、本当の母親とは何かということを伝える物語でもあるのかなと思いました。また、今回は速水さんが妊婦の刑事さんであるというところも活かされていたように思います。

全8回のドラマなので、次回が最終回です。どのような最終回になるのか、来週の放送も楽しみにしていようと思います。
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