「ぼんくら2」第五話

NHKの木曜時代劇「ぼんくら2」の第五話を見ました。

六本木の芋洗坂のお屋敷で湊屋総右衛門(鶴見辰吾さん)を岡っ引きの政五郎(大杉漣さん)と出迎えた南町奉行所の同心で本所深川見廻り方の井筒平四郎(岸谷五朗さん)は、葵(小西真奈美さん)を殺した下手人として、総右衛門の妻のおふじ(遊井亮子さん)の可能性はないかと訊いていたのですが、総右衛門さんによると、おふじさんは庭の藤の木で首を括ろうとしてそれが未遂に終わった後、自分が誰であるかも分からないような状態になってぼんやりと過ごしているから葵を殺すどころか外出さえできないだろうということでした。

平四郎さんの甥の弓之助(加部亜門さん)と政五郎さんの家の居候のおでこ(高村竜馬さん)は、隣の部屋で調書を取っていたのですが、総右衛門さんが帰った直後にぎっくり腰になった平四郎さんに、「香り」の疑問を話していました。葵さんの部屋の畳には、首を絞められて殺された際に失禁をした?匂いが少し残っていたということを話した弓之助は、寺子屋の法春院の師範の晴香(黒川智花さん)の匂い袋の香りと、葵さんの遺体の第一発見者となった息子の佐吉(風間俊介さん)が嗅いだ事件当日庭に漂っていたという甘い香りのことを平四郎さんと考えていました。

ぎっくり腰で横になっていた平四郎さんのもとにやって来た久兵衛(志賀廣太郎さん)は、総右衛門さんを庇うために、総右衛門さんの長男の宗一郎(屋良朝幸さん)が総右衛門さんの実の子ではないということを明かしていました。久兵衛さんは、そのことを宗一郎さん自身から訊いたようで、総右衛門さんもそのことを知っているが、総右衛門さんは久兵衛さんが知っているということは知らないはずだということでした。長男の宗一郎さんは、元鉄瓶長屋の藤屋敷にいる母親のおふじさんからそのことを聞かされたようでした。

総右衛門さんは総一郎さんのこともあって葵さんのほうに気持ちが向いたのではないかということで、久兵衛さんから話を聞いた平四郎さんは、宗一郎さんが母親のために、総右衛門さんを苦しめるために、総右衛門さんの愛人だった葵さんを殺した可能性もあると考えていました。湊屋の総右衛門さんも、もしかしたら宗一郎さんが葵さんを殺したのではないかと密かに疑っているようでした。

平四郎さんは、久兵衛さんから、お六(西尾まりさん)のストーカーだった孫八(なだぎ武さん)が川崎のお店の下男として匿われていることを聞きました。久兵衛さんの勧めで川崎に出向くことになった平四郎さんは、幸兵衛長屋の煮売屋のお徳(松坂慶子さん)とお手伝いに来ている元板前の彦一(合田雅吏さん)に折り詰めのお弁当を注文した後、お六さんが働いている小料理屋へ行き、葵さんのことで他に思い出したことはないか訊ねていました。お六さんは、平四郎さんに葵さんが言っていた何かを耳打ちして教え、平四郎さんは、後で話すと弓之助さんに言っていたのですが、かつてお店を経営していた葵さんが、お屋敷の外へ出ていつかお六さんのようにお店で元気に働いているという姿を想像していました。

数日後の早朝、お徳さんと彦一さんに届けてもらったお弁当を持った平四郎さんと中間の小平次(植本潤さん)は、川崎へ出かけていきました。その頃、弓之助さんは、おでこさんと政五郎さんと、芋洗坂のお屋敷で泣いているところを下っ引きの杢太郎(丸川敬之さん)に発見されたおはつさんに会いに行こうとしていました。

弓之助さんは、寺子屋に通う幼いおはつさんは、お屋敷の前を偶然通りかかって門から出てきた人物と遭遇し、顔を見られたその人物に「子盗り鬼」の仕業に見せかけた脅しとして首を絞められたのではないかと考えていたのですが、葵さんを絞殺した人物を「通りもの」(通り魔)であると推理し、おはつさんの首も絞めたその人物をおはつさんの顔見知りではないかと推理していました。

そしてその頃、平四郎さんと小平次さんは川崎に到着し、待っていた久兵衛さんの出迎えを受けていました。その様子を、旅人の服装をした湊屋の宗一郎さんが見ていました。

脚本は尾西兼一さん、演出は真鍋斎さんでした。

今回も、ミステリーの時代劇作品らしい展開が面白かったです。推理をする弓之助さんの探偵風の感じも楽しく思えました。

弓之助さんが第1作の時と違って物の長さを測らなくなったのは、師匠の方針?だったようです。弓之助さんの「はかる」対象は、人の心を量る、というほうへ変わっていったようでした。あと、弓之助さんによると、いとこのおとよ(大森絢音さん)は花嫁修業中のようでした。お花の生け方を楽しそうに習っていました。

弓之助さんとおでこさんの成長を、平四郎さんと政五郎さんが親のように見守っているというところが描かれていたのも、良かったです。

葵さんを殺した人物が葵さんと敵対していない人物で芋洗坂のお屋敷の近くにいる人物で香りのする人物ということになると、寺子屋の師範の晴香さんが怪しいということになりそうですが、葵さんと晴香さんの関係性はまだ特に描かれていませんし、事件の時に身につけていたのと同じ香りだとするならその香りのするものをいつまでも持ち続けているのは不自然になってしまうかもしれないですし、どうなのでしょうか。全7回のドラマだそうなので、残りは2回です。次回も楽しみにしていようと思います。
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