「東京ウエストサイド物語」

NHKのBSプレミアムで放送されていた八王子発地域ドラマ「東京ウエストサイド物語」を見ました。

八王子に暮らす就職活動中の大学4年生の高山峰子(早見あかりさん)は、アナウンサーになりたいという小学生の頃の夢を諦め、地元を離れて都会で暮らすために大企業への就職を目指していたのですが、不採用続きで落ち込む毎日を過ごしていました。そのようなある日、峰子さんは、50歳の母の晴江(羽田美智子さん)が芸者になる特訓を受けていると知り、衝撃を受けて反発するのですが、峰子さんの小学校の頃の同級生だった、母親の先輩の芸者の梅千代(趣里さん)と再会したり、商店街の名誉会長?であり地元のラジオ局の社長でもある北國三郎太(北島三郎さん)やその娘の潤子(水町レイコさん)に出会ったりする中で、「八王子まつり」で芸者・市晴としてのデビューを果たすことが決まった母親の思いを知り、なりふり構わず自分の好きなことに挑戦していく決意をする、という話でした。

脚本は池谷雅夫さん、音楽は羽岡佳さん、演出は西沢威人さんでした。

好きなことに挑戦してほしいという母親の思いを受け止め、地元愛に目覚めた峰子さんは、一年後、放送委員だった小学校の頃の夢を実現するため、北國さんのコミュニティーFMに入社し、ラジオDJになっていました。そして、ドラマの最後のラジオの場面で、FUNKY MONKEY BABYSの「八王子純愛物語」という歌を流していました。

高尾山やラーメンや織物といった八王子の名物が紹介されていて、「八王子発地域ドラマ」らしい感じというか、本当に八王子の地域密着ドラマなのだなという感じがしました。

私には、そのようなところ、ドラマの舞台となっている町の地域色が出過ぎているように見えたというか、町の名物の宣伝?をドラマの中に分かりやすく取り入れ過ぎているように見えたところは、少し気になってしまう部分でもあったのですが、それでも、娘を励ますために自分の夢に挑戦する母親と、努力する母親の姿に背中を押されて諦めかけていた夢に挑戦する娘の物語自体は、まさに“人情喜劇”で、気軽に見ることのできる明るいドラマになっていたように思います。

峰子さんの友人で、地元を愛する、趣里さんの演じる芸者の梅千代さんのヤンキー風?の話し方も、メリハリがあって、何だかさっぱりとしていて良かったです。

ところで、今回の八王子発地域ドラマの「東京ウエストサイド物語」は、東京発の地域ドラマの第一弾なのだそうです。NHKで数年前から放送されてきた各放送局制作の「地域ドラマ」に「東京発」が作られるとは思わなかったので、今回のドラマのことを知った時には少し意外な感じがしました。第一弾ということは、いつか第二弾が制作されるのかもしれないのですが、「地域ドラマ」という枠に関しては、(「八王子発」が良くないというわけでは決してないのですが)私としては、東京以外の地域を舞台としたドラマであるほうが「地域ドラマ」らしいようにも思えました。
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