「わたしをみつけて」第3話

NHKの「ドラマ10」の「わたしをみつけて」の第3話を見ました。

星美ケ丘病院の院長の後藤啓一郎(本田博太郎さん)が腹痛で運ばれてきた急患の早川さんのレントゲン写真を見て虫垂炎だと診断したことに驚き、急いで看護師長の藤堂優子(鈴木保奈美さん)に電話をかけた准看護師の山本弥生(瀧本美織さん)は、大丈夫、あなたならできると藤堂さんに言われて、院長が行う早川さんの緊急手術の様子を今度はちゃんと見ることにし、院長が緊張しながら腫れた虫垂を取り出すのを確認していました。

運ばれてきた時早川さんは盲腸よりも上のほうを押さえていたということを弥生さんから聞いた藤堂さんは、手術後、上部消化管に異常があるのではと院長に話したのですが、院長は、看護師は黙って医師に従うものだと、早川さんの再検査を拒否しました。

藤堂さんは、誤診されている疑いのある早川さんを救うため、自身の判断で転院の準備を進めることにしました。弥生さんは、勇気を出して院長室へ向かい、再検査をすることを院長に勧めていたのですが、院長は再び拒否し、これまで院長の決めたことに逆らわないできた弥生さんを「いい子」だと褒めていました。「いい子」だと言われ、養父母に捨てられた小さい頃のことを思い出した弥生さんは、少し迷っていたのですが、院長の誤診で亡くなった患者さんのことを思い出し、藤堂さんを手伝う決意をしました。そして、転院先に仮の紹介状を書いた藤堂さんは、早川さんが腹部の激痛を訴えて苦しみ出した夜、弥生さんと一緒に早川さんを乗せたタンカーを押し、病院の玄関に救急車を寄せて待っていた転院先の病院の医師に託していました。

弥生さんは、藤堂さんを見て、小さい頃の友達のことを思い出していました。一人でも友達がいるのは良いことだと弥生さんに言っていた藤堂さんは、小さい頃暗くて友達がいなかったと切り出し、父親が精神錯乱状態と診断されて入院させられたが、本当は尿毒症だった、父親の死後に見た日記には医師たちから言われた酷い言葉が書き残されていて、その医師たちに復讐をしようとも考えていたが、父親のような思いをする人をなくそうと思い始め、看護師になったということを弥生さんに話していました。藤堂さんは、准看護師から正看護師になったようで、准看護師の弥生さんに、正看護師になってはどうかと勧めていました。

そこへ、別の病院へ運ばれた早川さんが緊急手術で助かったという連絡が入り、早川さんの腹痛の原因がやはり上部消化管の穿孔だったことを知った藤堂さんは、あなたが見つけたのよ、と弥生さんに言って喜んでいました。その時弥生さんは藤堂師長に促されてハイタッチをしていたのですが、それも弥生さんの小さい頃の友達との記憶と重なるものだったようでした。

翌日、藤堂さんと弥生さんは、ナースステーションに来た院長の長男で事務長の後藤雅之(溝端淳平さん)に呼ばれて院長室へ向かい、自分に黙って早川さんを転院させたことを怒る院長と対峙することになりました。藤堂さんは、責任は自分にあると弥生さんを庇っていたのですが、看護師は医師に従えばいいと思っている院長が「准看護師」をバカにするのを聞くと、看護師にも分かるようなことが院長には分からなかったのだと、院長の誤診をはっきりと指摘して院長室を後にしていました。

病院長は、子供の頃は父親を尊敬していたと話していた息子の雅之さんから、院長を辞めるべきだと進言されて、落ち込んでいました。癌で入院している菊地勇(古谷一行さん)に声をかけられた院長は、菊池さんの名前を憶えていました。そして、勤続30年記念でもらったという腕時計を見せる菊池さんと、若かった頃の話をしていました。院長は、集中力を必要とする手術を行うのが好きだったと話していたのですが、自分の手術の時も頼みますと菊池さんに言われると、力なく頭を下げていました。

藤堂さんは、病院を辞める決断をしていました。弥生さんは、小さい頃の友達が、母親に引き取られて施設を去っていったことを思い出し、藤堂師長も私の前からいなくなるのかと寂しくなっていました。

前の病院に復帰することになったという藤堂さんは、あなたも一緒に来ないかと弥生さんに声をかけていました。驚いた弥生さんは、今は菊池さんがいるから離れることはできないと答え、菊池さんが退院したら来るかと訊かれると、アパートを引っ越さなくてはいけないからと言って迷っていて、不思議そうに聞いている藤堂さんに、アパートの保証人になってくれますかと、児童養護施設で育ったことを打ち明けていました。アパートの部屋を借りる際、最初は施設長が保証人になってくれたが、次からはなってくれないのだということでした。

弥生さんの告白を聞いた藤堂さんが、いいわよ、と明るく答えると、弥生さんは、本当ですか!?と喜んでいました。そして、初めて注射をした時の失敗談ことを言い出した藤堂さんの話に笑っていた弥生さんは、その弥生さんの笑顔を患者さんを救うと褒める藤堂さんから、あなたは看護師になって良かったのよ、頑張ったわね、あなたは自分で自分を育てたのよ、と言われて喜んでいました。

菊池さんの手術は、院長ではない別の医師が担当することになり、院長に手術をしてほしかった菊池さんは、昔は年を取ると死が怖くなくなると思っていたと、来年の「星まつり」を見ることができるかどうかと少し不安になっていたのですが、菊池さんの背中をさする弥生さんの手の暖かさを感じて、少し元気付けられたようでした。

弥生さんは、菊池さんが心配している、子供が虐待されている疑いのある公園前のアパートの部屋の前に、毎日立ち寄っていて、特に何も起きていないことを菊池さんに報告していたのですが、ある日、いつものように立ち寄り、何もなさそうなので帰ろうとした時、その部屋から大きな物音と男性の怒鳴り声と女の人の叫び声と子供の泣き声が聞こえました。

勇気を出してドアをノックしようとして、飛び出してきた男性に驚いていた弥生さんは、その男性がバイクで去っていくと、開いていたドアを開けて部屋の中にいる人に声をかけたのですが、小さな男の子を抱えている女性の肩には殴られた痣がありました。その女性は、以前病院を訪ねてきた交際相手の男性に脅されてお金を渡していた、同僚の看護師の神田恵美子(初音映莉子さん)でした。

脚本は森脇京子さん、演出は野田雄介さんでした。

第3話も良かったです。

今回は、弥生さんが「いい子」の呪縛から解放される回でした。弥生さんは、自分の意志で行動し、自分が「見つけた」患者さんの命を救っていました。そして、藤堂さんにも信頼されるようになり、看護師になった自分に自信を持つことができるようになっていました。

あなたが見つけたのよ、とか、頑張ったわね、とか藤堂師長に言われた弥生さんは、本当に嬉しかったのだろうなと思いました。その場面を見ていた私も、何だか嬉しい気持ちになりました。

誤診をしたかもしれないということを感じつつも、藤堂看護師長や弥生さんから勧められた患者の早川さんの再検査を拒否し続けていた院長が、息子から医師を辞めるべきだと率直に言われて、自身の医師としての衰え?を実感したというような部分が描かれていたところも、良かったように思います。

全4回のドラマなので、次回が最終回です。予告の映像では、弥生さんが何だかとても幸せそうでした。4話で終わってしまうのは少し短いような気もするのですが、ちょうど良いのかもしれないなとも思います。最終回の放送も楽しみにしたいと思います。
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