「ワンス・アポン・ア・タイム3」第10回

NHKのBSプレミアムの海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム3」の第10回を見ました。

ストーリーブルックのベル(エミリー・デ・レイヴィンさん)に連れられて港へ来た人魚のアリエル(ジョアンナ・ガルシア・スウィッシャーさん)は、漁師をしているエリックと無事に再会していました。ジョリーロジャー号も空から現れ、船から降りてきたエマ・スワン(ジェニファー・モリソンさん)や白雪姫のメアリー・マーガレット(ジニファー・グッドウィンさん)たちを、町の人たちが歓迎していました。町の人たちは見知らぬ「ロストボーイ」たちに少し戸惑っている感じではあったのですが、ベルはルンペルシュティルツキンのゴールド(ロバート・カーライルさん)との再会を喜び、ウェンディは弟のマイケルとジョンとの再会を喜んでいました。一人でいたレジーナ(ラナ・パリーヤさん)の姿を見たメアリーは、レジーナのおかげだと町のみんなに言っていました。

中身がピーター・パンのヘンリー(ジャレッド・ギルモアさん)は、みんなを安心させるためとしてフェリックスをひとまず留置所へ送るように仕向け、ゴールドさんは、お店の床下にピーターを閉じ込めた「パンドラの箱」を封印しました。

赤ずきんのおばあちゃんのお店にヘンリーと来ていたエマは、ヘンリーにおとぎ話の本を渡していたのですが、それを受け取ったときのヘンリーの反応や、レジーナに甘える態度に少し違和感を感じていました。

ティンカーベル(ローズ・マクアイヴァーさん)をブルーフェアリーの修道院長に会わせたレジーナは、羽を返してあげてと修道院長に頼んでいたのですが、妖精の粉を光らせることのできないティンカーベルに修道院長は、自分を信じていない人を私も信じることはできないと突き放していました。

エマは、ヘンリーの父親でもあるベルファイアのニール(マイケル・レイモンド・ジェームズさん)から、二人で話したいとデートに誘われたのですが、少し迷っていました。

その夜、レジーナの家の自分の部屋に止まることにしたピーターのヘンリーは、レジーナに魔法の森の世界から持ってきた「蔵」のことを尋ねていました。レジーナは、魔法は答えにならない、蔵は危険だから封印していると話していたのですが、レジーナが部屋を出ていくと、ピーターのヘンリーは窓を開け、フック船長の船の帆から影を解き放っていました。

翌日、ニールがエマを待っている赤ずきんのおばあちゃんのお店でメアリーと食事をしていたチャーミング王子のデヴィッド・ノーラン(ジョシュ・ダラスさん)は、ゴールドさんから毒消しの薬をもらっていました。ゴールドさんは、「対価」を要求せず、家族だから困った時に協力してもらうと穏やかに言って約束通りに魔法の薬を渡していました。薬を飲んだデヴィッドは、傷口からドリームシェードの毒が消えていくのを感じることができたようでした。

ニールのところへ行くのを迷っていたエマは、迎えに来た父親のデビッドに、ヘンリーの様子がおかしいことを話し、何か悪いことが起きそうな気がすると心配していました。「救世主」のエマには、良いことよりも悪いことのほうを引きずってしまう癖があるようでした。

デヴィッドに連れられて赤ずきんのおばあちゃんのお店へ行こうとしていたエマと、エマのことを諦めようとしてティンカーベルに声をかけていたフック船長(コリン・オドナヒューさん)は、叫び声を聞いてピーターの影に襲われて、影を抜かれて倒れていた修道院長のもとへ駆け寄っていました。ピーターのヘンリーは、ピーター・パンが再びやって来るかもしれないと怖がる素振りを見せて、レジーナに守ってもらおうとしていました。エマは、再びヘンリーに違和感を感じていたのですが、レジーナは、怖がっているだけだと、エマにヘンリーを守ることを約束して、ヘンリーをミルズ家のお墓の地下へ連れて行っていました。

過去の魔法の森の世界では、チャーミング王子との結婚式を終えた白雪姫が、悪い女王のレジーナから国民と自分たちの幸福な暮らしを守る方法を考えようとしていました。そして、チャーミング王子に今を楽しむべきだと勧められた白雪姫は、両親が行っていた避暑地のお城へ二人で旅行に行くことにしたのですが、それはそのお城の近くにメドゥーサの洞窟があったためでした。白雪姫は、目を合わせた人を石に変えるメドゥーサの首を切断して持ち帰り、レジーナに見せて石に変えようという作戦を思いついたのでした。

お城から剣と弓を持ち出した白雪姫は、デヴィッドとともに森の奥の洞窟へ向かったのですが、そこの外観は現在のミルズ家の霊廟とよく似ていました。洞窟の中へ入り、目を伏せながら進んだ二人は剣が通用しないメドゥーサとの戦いに苦戦し、デヴィッドはうっかりメドゥーサの目を見てしまい、石にされてしまいました。そのことを知ったレジーナは、お城の鏡を通して洞窟内に落ちていた盾に現れ、白雪姫に、お前自身が自分の幸せを滅ぼしたのだと笑っていました。しかし、それを聞いた白雪姫は、盾にメドゥーサの目の呪いの光を反射させることを思いつき、メドゥーサを石に変えることに成功しました。そして、チャーミング王子を失いかけた白雪姫は、どんな困難な時にも幸せな瞬間を見つけなければいけないと、今すぐ家族を作りたいと王子に伝えていました。

現在のストーリーブルックでは、エマたちはゴールドさんに相談に行き、パンドラの箱を出してほしいと頼んでいました。エマは、ピーターをストーリーブルックから追い出すべきだと考え、箱を出したゴールドさんたちと境界線の場所へ向かい、境界線の外に立って、箱に向かって拳銃を構えていました。

エマは、封印が解かれた箱から赤い光と共に現れたピーター・パン(ロビー・ケイさん)に銃口を向けたのですが、ママ!と呼ぶ声を聞いて戸惑い、ヘンリーだ、箱に入る直前にピーターと入れ替わったんだと訴えるピーター・パンに、ヘンリーしか知らないことを質問していました。そして、エマと初めて心が通じた時のこととして「お城」のことを話すピーターを、エマはヘンリーだと信じることができました。ゴールドさんも、デヴィッドもメアリーも、ヘンリーだと信じ、再会を喜んでいました。

本物のピーター・パンは、ヘンリーの姿のまま、レジーナと霊廟の地下室に入っていたのですが、棚の薬を取って、その煙でレジーナの気を失わせていました。

エマは、どんな困難な時にも幸せな瞬間を見つけるべきだという両親に、「救世主」の対価は一日も休むことができないことだと、戦いが続いていることへの苦悩を打ち明けてたのですが、その間にゴールドさんが魔法で守られていた霊廟のドアを開け、みんなで中へ入り、倒れているレジーナを発見しました。

ゴールドさんが魔法でレジーナの呪いを解くと、レジーナは、ヘンリーの姿のピーターに騙されていたことを聞き、母親として必要とされていると思いたくて子供のサインを見逃していたと後悔していたのですが、ピーターの姿のヘンリーから、必要だよ!と言われて、そこにヘンリーがいることを確信していました。

それからレジーナとゴールドさんは、ヘンリーと入れ替わったピーター・パンが、呪いを持ち出したことに気付きました。フェリックスを留置所から出したピーターは、呪いの呪文が書かれた巻物を見ながら、これがあれば欲しかったものが全て手に入ると話し、町の住民の記憶を失くし、時を止めて町を支配し、新しいネバーランドを作るという計画をフェリックスに打ち明けていました。

舞台がネバーランドからストーリーブルックへ移った第10回も、面白かったです。

前回閉じ込められたピーター・パンがその次の回で復活するとは思わなかったのですが、ピーター・パンの姿のヘンリーが、すぐにヘンリーであることを家族に信じてもらうことができたのは、本当に良かったと思いました。

ピーターは、魔法を使える場所であるストーリーブルックを第二のネバーランドにするためにレジーナの呪いを奪ったということのようだったのですが、次回予告の中での、迫り来る「呪い」に町の人たちが怯える様子は、「自然災害」に怯えているのと同じようにも見えました。呪いを止めることができない人たちにとっては、それを避けることができないという点では、呪いも自然災害も同じようなものなのかもしれません。

ドラマの中で言われていた、困難の中でも幸せな瞬間を見つけることが大切だ、というのも、本当にそうだなと思いました。私もどちらかというとエマのように、良い出来事の記憶よりも、悪い出来事の記憶を引きずってしまうほうなので、過去の悪い記憶から未来を不安に思って「今」を楽しく過ごすということを忘れてしまうというか、蔑ろにしてしまうところがあるのだと思います。「自由」であることをを望みながら、自分で自分の「自由」を滅ぼしてしまうようなところがあるのだと思います。

「おとぎ話」は、心理学的には深層心理が表れているものだと考えられているようですが、このドラマにもそのような要素が含まれているのかもしれないなと思いました。ともかく、ファンタジーの連続ドラマとして面白いのですし、次回の物語も楽しみにしていようと思います。
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