特集ドラマ「ジャングル・フィーバー」

NHKのBSプレミアムで放送されていた特集ドラマ「ジャングル・フィーバー」を見ました。

私はこのドラマのことを知らず、番組表を見て何だろうと気になり、一応録画をしておいたドラマです。

未来の世界を舞台にしたSFドラマで、核戦争でまもなく人類は滅亡することになった、という地球上から人類を存続させるために、日本の法務大臣の星野国義(國村隼さん)の計画によって、ある時目を覚ますと宇宙船に乗っていることを知った原口沙織(剛力彩芽さん)、黒沼榛名(篠原ともえさん)、中西深雪(内藤理沙さん)、三宅敏光(阿南健治さん)、河野慎吾(矢柴俊博さん)、永山健司(一ノ瀬ワタルさん)、菊池理江子(高橋メアリージュンさん)、嶋田治彦(大東駿介さん)の8人が、宇宙船内で起きた突然の殺人事件によって、ジャングルの中のようなサバイバルを強いられていく、というような物語でした。

脚本は戸田幸宏さん、音楽は森悠也さん、演出は榎戸崇泰さん、という作品でした。

少し不自然に思える設定や会話や、登場人物のテンションの高さや、白色を基調とした宇宙船の部屋の“ワンシチュエーション”などの感じから、何となくなのですが、ドラマというよりは、舞台演劇であるのような印象を受けました。

8人の中にアンドロイドが監視役として紛れ込んでいるのではないか、殺人犯は暴走したアンドロイドなのではないか、という展開になってきた辺りから、何か奇妙に思えていた物語を、少し面白く思えてきました。

アンドロイドは、高橋メアリージュンさんの演じていた里江子さんだったのですが、目が不思議な色に変わるだけでもかなりアンドロイドに見えるというのが、何だか面白く思えました。アンドロイドの右手は、「X-MEN」のウルヴァリンの手のような、鋭い武器に変わっていました。

最後、「元死刑囚」と言われていた沙織さんが、実は死刑囚ではなく、ジャングルの森の中にある謎の宇宙開発施設でリーダー性を試すための心理実験に参加していたということが明らかになる展開は、フジテレビの「世にも奇妙な物語」的な結末であるようにも思えたのですが、ドラマの物語にはまだ続きがあり、核戦争によってまもなく人類は滅亡する、という部分は事実で、沙織さんは、「人類再生プログラム」を実行するために、宇宙開発施設の7人の仲間たちと別れて、人類を存続させるための材料を載せたロケットに乗って、地球のような星を目指して?宇宙へと旅立って行ったようでした。

全員が日本人だったということも含めて、どうしてなのだろうとよく分からなく思えてしまう部分もあり、物語がすごく面白かったというのとは少し異なるのですが、核戦争で人類が滅びるかもしれないという普遍的な危機問題が扱われていたり、アンドロイドの人権というか、アンドロイドの生存権のようなものが主張されたりしていたところは、良かったように思います。

最近、「人工知能」の発展は人間を滅亡させるのではないかというようなことが、「都市伝説」関連の番組などでも言われていますが、そのような話を聞くたびに、私は昔に見た「ドラえもん」の映画「のび太とブリキの迷宮」(少し怖いところもあるのですが、とても好きな作品です)のナポギストラー一世のことを思い出します。ナポギストラー博士は、人間が発明をさせるために開発した“発明家ロボット”で、人間を滅ぼしてロボットの世界を作り、皇帝として君臨しようと画策していました。

本当に高性能のアンドロイドが誕生した未来に、そのアンドロイドと人間との差は何か、どこで見分けるのかと聞かれたら分からなくなってしまうかもしれませんが、少なくとも今回のSFドラマでは、現代のようにまだアンドロイドに「金属部品」がつかわれていたので、レントゲンを撮るなどすれば、内臓(内部構造)の違いによって、区別をすることができるのかもしれません。

でも、本当の人間と見分けがつかないほどの高性能のアンドロイド(ヒューマノイド、人型ロボット)がいるいつかの未来では、人間とそのようなロボットとの間に、差別や偏見が生まれないような世界になっているといいなと思います。その時の世界がまだ人間がロボットを作っているという世界であるなら、ロボットが一方的に虐げられたり破壊されたりするようなことがない世界であるといいなと思います。


ところで、これはこのドラマとは全く関係のないことなのですが、昨夜の報道で、デヴィッド・ボウイさんが亡くなったことを知って驚きました。10日に、69歳で亡くなったのだそうです。私は海外の音楽にも詳しくないので、世界的なミュージシャンのデヴィッド・ボウイさんが癌を患っていたということも知りませんでした。ただ、先日(昨年末)に映画「戦場のメリークリスマス」を見ることができたばかりだったので、突然亡くなってしまったように思えて、驚いたのです。映画で演じていたセリアズ少佐の、美しい佇まいが印象的でした。
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