「ちかえもん」第2回

NHKの木曜時代劇「ちかえもん」の第二回を見ました。

第二回のサブタイトルは「厄介者初、井守黒焼(やっかいものおはつといもりのくろやき)」でした。

堂島新地の「天満屋」の新人遊女で全く愛想がないと評判のお初(早見あかりさん)に一目惚れをしてしまった不孝糖売りの万吉(青木崇高さん)に、「いもりの黒焼」が惚れ薬になると適当に勧めた浄瑠璃作者の近松門左衛門(松尾スズキさん)は、情けない愚痴を聞いてくれる年増遊女のお袖(優香さん)を突然好きになり、万吉には男ならイモリの黒焼に頼るなと言いながら、野良猫に効いているのを見てイモリの黒焼を姑息にもお袖さんに飲ませようとしたのですが、お袖さんのお茶に混ぜるはずだったいもりの黒焼は、近松さんが不孝糖の飴の味を改良中の万吉に渡したごまの包み紙のほうに入っていました。

万吉は出来たてのごま味の飴を、女将のお玉(高岡早紀さん)のお仕置きで天満屋の中庭の木に括りつけられていたお初に食べてもらったところで、近松さんから包み紙の中身がごまではなくイモリの黒焼だと聞かされて慌てたのですが、時すでに遅く、惚れ薬入りの不孝糖を食べたお初は、ちょうど廊下に出てきた平野屋の放蕩息子の徳兵衛(小池徹平さん)と恋に落ちたのでした。

作(脚本)は藤本有紀さん、演出は梶原登城さんでした。

楽しみにしていた第2話も、とても面白かったです。

万吉を気に入った近松さんの母親の喜里(富司純子さん)が不孝糖の味見をしていたところも良かったですし、“ちかえもん”の近松さんが「悲しくてやりきれない」を歌っていたところとか、 女子ができる男の10か条?(一・見栄、二・男 、三・金 、四・芸 、五・精 、六・おぼこ、七・セリフ、八・力、九・肝、十・評判のうちどれか一つでも当てはまると良いそうです)の件とか、万吉さんが捕まえてきた冬眠中のイモリを天満屋に遊びに来ていた徳兵衛さんや遊女たちの前で探し回る場面とか、いろいろ、とても面白く思えました。万吉さんの着物からイモリが顔を出していたのも何だかかわいかったです。

気位の高そうな遊女のお初さんがどこから連れて来られた人なのかはよく分からないのですが、近松さんから平野屋の徳兵衛さんの話を聞いて、徳兵衛さんに話しかけようとしていました。徳兵衛さんのほうではお初さんと初めて会ったような感じだったのですが、お初さんは徳兵衛さんのことを知っていたのでしょうか。

徳兵衛さんと恋に落ちた様子のお初さんを見て、万吉さんはショックを受けながらもお初さんの笑顔を見ることができて良かったと優しいことを近松さんに言っていたのですが、若者たちの恋愛模様に感動していた近松さんは、その後、まだ浄瑠璃の脚本が一行も書けていないことに気付いて落ち込んでいました。

お袖さんを好きになった近松さんが、お袖さんは自分に身受けされたいと思っているのではないかと勘違い?していた心の声も面白かったですし、近松さんの表情や言動や心の声や、陽気な万吉さんとの掛け合いのテンポの良さがとても楽しく、まだ第2回までしか放送されていないのですが、ドラマを見終わってすっきりと、面白かった!と思える時代劇なのだと思います。

あと、近松さんによると、近松門左衛門が浄瑠璃作者として有名になった作品は『出世景清』なのだそうです。私はよく知らないのですが、当時の浄瑠璃には孝行や忠義を教える内容の話が多かったようで、若い人になかなか人気が出なかったというのは、そのようなところに理由があったのかなとも思えました。次回の「ちかえもん」の物語も楽しみにしたいと思います。
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