良い日本語について(昨夜の「Growing Reed」)

日本テレビの「臨床犯罪学者 火村英生の推理」のドラマを見た後の深夜0時から、私はまた久しぶりに、J-WAVEの「Growing Reed(グローイングリード)」というラジオ番組を聞きました。言語学者(言語教育学)の金田一秀穂さんがゲストだと知り、聞いてみたく思ったからです。

日本語のルーツはどこか、ということがテーマになっていたようなのですが、金田一秀穂さんの考えでは、文法はモンゴルや韓国などのほうに近くて、発音はハワイのほうに近いのだそうです。

途中で桑田佳祐さんの「声に出して歌いたい日本文学」が流れて来て、何だか面白く思いました。好きな日本語は何ですかと司会のV6の岡田准一さんに訊かれて、金田一秀穂さんは、 野口英世の母のシカさんが息子に宛てて書いた初めての手紙を挙げていました。そして、何が良い日本語で何が悪い日本語かということよりも、自分が日本語を使う時にちゃんと知っている言葉を使うことが大切で、話す時には責任のある言葉で話し、その言葉に責任を持ってほしいと、金田一秀穂さんは話していました。多少拙くても自分の言葉で伝える、ということは、本当に大事なことなのだろうと思います。

「絆」という言葉が例に挙げられていたのですが、私も、特に東日本大震災以降、当時流行していた、様々な場所で頻繁に使われていた「絆」という言葉を使ったことがあるように思います。金田一秀穂さんは、「絆」よりも、「つながり」というような言葉で表現したほうがいいのではないかという風に話していて、なるほどなと思いました。

言葉が時代によって変わるものだとすると、「言葉の乱れ」は各時代に言われることになり、何が本当の「言葉の乱れ」なのか分からなくなるかもしれないのですが、使われる言葉がその「場所」に相応しいかどうか、というような意味なのかもしれません。

私は、(今回のラジオ番組の中でもそうだったのですが)例えば敬語の「なさる」を「やられる」と言っているのを聞くと少し不快な気持ちになってしまいますし、テレビのバラエティ番組などで芸能人の方が「食べる」を「食す(しょくす)」と言っているのを聞くと、(「いただく」なら分かるのですが)どうして「食べる」の部分だけ「食する」という文語的表現に言い換えて話すのだろうと、少し違和感を覚えてしまいます。

でも、もしかしたら私も自分では気付かないうちに、奇妙な日本語の使い方をしているのかもしれないなと思います。

最近、日常の中で「大和言葉(やまとことば)」を使うことが見直されているそうですし、美しい言葉を自然に使うことができたなら、確かにすてきだろうなと思います。

それにしても、今日も晴れていて一段と空気が冷たいです。北極からの寒波が来ているそうで、昨日には鹿児島の奄美大島にも115年ぶりにみぞれのような雪が降ったそうです。昨年末などには「暖冬」と言われていたこともあって、報道番組などでは「異常気象」と言われていますが、最近は何かにつけて「異常気象」と言われているような気もします。毎回そのように言われると、「異常」も「通常」?になってしまいそうです。まだもう少しは寒い日が続くのでしょうか。この文章にたどり着いて読んでくださった方も、どうか暖かくしてお過ごしくださいますように。
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Author:カンナ
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