「相棒season14」第13話

テレビ朝日のドラマ「相棒season14」の第13話「伊丹刑事の失職」を見ました。

警視庁の捜査一課の刑事の伊丹憲一(川原和久さん)が一か月前に自殺と断定した、女性のマンションの自宅のベランダからの転落死について、自分が殺したという内容の犯人からの手記が新聞社に届き、それが今井記者(大場泰正さん)によってスクープ記事として新聞に掲載されたことから、刑事部長の内村完爾(片桐竜次さん)は伊丹さんを呼び出して責任を取らせるために謹慎処分にするのですが、納得できない伊丹さんは、死亡した女性が勤めていた旅行会社を調査していた特命係の杉下右京(水谷豊さん)と冠城亘(反町隆史さん)と合流し、生活にゆとりのある高齢者を狙った詐欺集団だった可能性のある旅行会社を調べ始め、事件の真相を探っていくのでした。

脚本は金井寛さん、監督は東伸児さんでした。

陣川さんの回だった先週の第12話の最後の次回予告を見て、今度は伊丹さんが「相棒」を去るかもしれない危機にさらされるのだろうかと心配になっていたのですが、大丈夫でした。サブタイトルに偽りあり、でした。

私にはいまいちよく分からなかったのですが、今井記者の取材用のカメラをベランダから捨てようとしてもみ合いになって転落死した女性は、「自殺」と断定されていたところから、結局「殺人」に変わったのでしょうか。詐欺事件を追い、被害者遺族を救いたいと思っていた今井記者には、詐欺の実行犯の女性への殺意まではなかったようなので、女性の転落後すぐに救急車を呼ぶなどしていたなら、まだ良かったのかもしれないのですが、今井記者は、隠蔽工作をした上に、新聞に嘘の記事を書いて、殺人の罪を詐欺の社長に着せようとしたというところを、右京さんに叱責されていました。

右京さんは、今井記者を助けようとして「手記」の件に協力していた、母親が詐欺の被害に遭って財産を失ったことに責任を感じて自殺したという遺族の男性(丹羽貞仁さん)に、「復讐」では何も解決しないというような趣旨のことを言って怒っていたのですが、それなら一体、被害者遺族はどうするべきだと右京さんは考えていたのでしょうか。

刑事ドラマなので、「復讐」を推奨することはないと思うのですが、このドラマの中の詐欺の加害者の女性が転落死してしまったのは偶然で、被害者遺族の男性にはどうすることもできないことだったように思え、右京さんの「正論」が、少し空回りしているように思えてしまいました。

サブタイトルに伊丹さんの名前はあっても、伊丹さんを主人公としたスピンオフ映画とは異なり、あくまでも主人公は右京さんで、伊丹さんが特に中心になって活躍していたというほどではなかったようにも思うのですが、秋の公園で今井記者と会った伊丹さんが、立ち去った記者の背中を見ていた場面は、何だか良かったです。ともかく、伊丹さんが失職しなかったところには、一応ほっとしました。勝手なことかもしれないのですが、一視聴者の私としては、「相棒」のドラマの重要なキャラクターを登場の危機に陥れるようなことは、これからはあまりしないでほしいなと思います。
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