フィリピンへの「慰霊の旅」のこと

一昨日の26日から、天皇皇后両陛下は「慰霊の旅」でフィリピンをご訪問なさっています。

フジテレビのドラマ「フラジャイル」の第3話の後に見た、昨夜のTBSの「NEWS23」では、天皇陛下がアキノ大統領主催の晩餐会にあたって、70年前の戦争でフィリピンの国の多くの人々が日米両国間の熾烈な戦闘によって命を失い、傷ついたことは、私ども日本人が決して忘れてはならないことだと仰ったということが伝えられていました。

マニラの市街戦の悲惨だったことは、私も昨年「憎しみとゆるし~マニラ市街戦 その後~」というNHKのBS1で放送されていた番組を見て、少しだけですが、知ることができました。今回の天皇陛下のお言葉の中に名前が挙げられていたホセ・リサールという方のことも私は知らなかったのですが、ホセ・リサールさんは、スペインに支配されていたフィリピンを独立させるために運動をしていた方だそうで、医師でもあり学者でもあり、フィリピンの国民的英雄なのだそうです。日本とも縁があるそうで、東京の日比谷公園には記念の像があるそうです。

そして、昨夜の「NEWS23」の中で伝えられていた、加納莞蕾(かんらい)という画家の方のことも、私は知りませんでした。加納莞蕾さんは島根の方だそうなのですが、反戦の思いを伝えるために戦争画を描いていたそうで、戦後は、フィリピンの刑務所に収容されていた108人の日本兵の釈放や助命の嘆願のたくさんの手紙を、当時のキリノ大統領へも送っていたのだそうです。「赦し難きを赦す」という奇蹟が人類に平和をもたらす、ということを伝える手紙だったそうです。妻子を日本兵に殺されたことに苦しんでいたキリノ大統領は、それでも「赦す」ことを選び、フィリピンの国民の未来のために、戦犯として捕らえていた108人全員を特赦で日本へ送り返す決断をしたということでした。

先の大戦についての近年の天皇陛下のお言葉には、本当に平和への祈りが込められているように思います。「私ども日本人が決して忘れてはならないこと」というお言葉を聞いて、戦争のことをよく知らない私も、忘れないようにしようと思いました。
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Author:カンナ
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