「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」第3話

テレビ東京の「金曜8時のドラマ」の「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」の第3話を見ました。

杉並中央署の「なんでも相談室」(通称・ゼロ係)では、警視の小早川冬彦(小泉孝太郎さん)が楽しそうに仕事を割り振って担当を決めていました。刑事の桜庭勇作(木下隆行さん)と安智理沙子(原田夏希さん)は、物置の壁に書かれたパンダの落書きを消しに行くことになり、小早川さんとそのお世話係の寺田寅三(松下由樹さん)は、コンビニエンスストアの前に集まって騒いでいる高校生たちを注意しに行くことになりました。

寅三さんが店長の今西利治(モロ師岡さん)に話を聞いている間、小早川さんは高校生たちと一緒に冬の冷たい地面に直に座って馴染んでいたのですが、そこへ、捜査一課の刑事の古河祐介(手塚とおるさん)や中島敦夫(堀井新太さん)たちがやって来て、高校生の一人の神崎正勝(松島庄汰さん)を、生活指導の教師の女性を倉庫で殺した重要参考人だとして、警察署へ連行して行きました。

神崎さんの表情などから神崎さんを犯人ではないと考えた小早川さんは、取調室の古河さんと中島さんを説得して神崎さんを帰してもらうことができたのですが、居酒屋「春吉」で国仲春吉(加藤茶さん)の出した定食を小早川さんとは反対においしそうに食べていた神崎さんは、進学校のイメージを守りたい高校の教師の森村智之(相島一之さん)や福沢仁志(金子昇さん)から、退学をするよう言われてしまいました。小早川さんは、短絡的だと教師たちに言ったのですが、教師たちは神崎さんの処分を変えず、神崎さんはもういいと諦めてしまいました。

桜庭さんと理沙子さんは、消したはずの落書きが消えていないと通報を受けて、再び落書きを消しに行くことになったのですが、その後、地域課の巡査の鮫島弥生(岸明日香さん)がゼロ係に慌てた様子でやって来て、神崎さんが転落死したことを小早川さんや寅三さんたちに知らせました。

神崎さんが倒れている現場に足を運んだ小早川さんと寅三さんは、神崎さんの指にペンキが付着していることを気にしていました。そして、殺された教師の女性が誰かに後を付けられていたという情報から、街の防犯カメラの映像を調べた小早川さんは、その女性のストーカーがコンビニの店員の西森隆弘(松尾諭さん)であることを突き止め、自分のことを善良なストーカーだと言い張る西森さんから、殺された女性教師が、怪我をして病院に入院中の生徒の宮島沙月(水上京香さん)のお見舞いに行っていたことを聞き、宮島さんに会いに行きました。

宮島さんは、女性教師や神崎さんのことを刑事に聞かれて何か怯えた様子で黙っていたのですが、その時、小早川さんは、宮島さんの病室の窓から、桜庭さんと理沙子さんが物置の落書きを消している様子が見えることを知り、合流した小早川さんと寅三さんと桜庭さんと理沙子さんは、パンダの落書きが宮島さんに見せるために神崎さんが描いたものであることに気付いたのでした。

そして、小早川さんたちは、自分がいけないのだと辛そうに話し始めた宮島さんから、怪我をした事情や神崎さんが宮島さんのために出かけて行った事情を聞き、高校に乗り込んで行きました。

脚本は深沢正樹さん、監督は竹村謙太郎さんでした。

通常の回になった第3話も、とても面白かったです。

小泉孝太郎さんの演じる小早川さんの“KY(空気が読めない)”な感じも相変わらず自然で面白かったですし、小早川さんが正しくて優秀な警察官であるという部分もちゃんと描かれていましたし、長所や短所を小早川さんにまとめられたレポートを渡されていた「ゼロ係」のメンバーたちの個性も活きていたように思います。

警察署の屋上やゼロ係の部屋でいちごを育てている小早川さんの赤いジャケットや赤いマフラーは、前回灯油か何かがかけられてしまって大変だったと思うのですが、大丈夫だったということでしょうか。後半の赤色のマフラーは、もっと鮮やかな赤色ものに変わっていたような気がしました。

私は宮崎さんの怪我の原因にも、神崎さんとの関係性にも全く気付かなかったので、最後の10分頃に事実が明らかにされるまで事件の真相が分かりませんでした。そのような事件の部分の物語の展開も良かったですし(具体的な物証については特に描かれていなかったようにも思えるのですが)、ゼロ係の全員が自然と捜査に向かっている感じも良かったですし、前後編だった第1話や第2話と同じく、コメディとシリアスのバランスも良くて、最後まで楽しく見ることができました。

ドラマを見ていて、宮島さんのような被害を受けている生徒はもしかしたら実際にもいるのかもしれないと思えたのですが、悪い教師がちゃんと逮捕されるためには、辛くても、やはり被害を受けた人が勇気を出して、告発をするしかないのかもしれないなと思いました。ドラマの中のことですが、小早川さんたちに話すことができただけでも、宮島さんは立派であるように思えました。

あと、今回は、「春吉」での寅三さんと、寺島進さんの演じるサングラスとトレンチコート姿の無口な情報屋の岩瀬厚一郎さんの場面も、面白かったです。メモを挟んだ本を間違えたり、メモに書いてあるのを寅三さんが読み上げて店主の国仲さんを驚かせていたり、細かいなと思いました。メモには、小早川さんと島本刑事局長(団時朗さん)は特別な関係にあると書かれていました。

キャラクターが活きる種類の刑事ドラマとして、よくできた刑事ドラマであるように思えますし、次回も楽しみにしたいと思います。
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Author:カンナ
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