「フラジャイル」第4話

フジテレビのドラマ「フラジャイル」の第4話を見ました。

第4話は、女性外科の細木まどか(小雪さん)の回でもありました。壮望会第一総合病院の病理診断科の病理医の岸京一郎(長瀬智也さん)は、子宮の検査で入院中の安田春香(中越典子さん)の病理診断に迷っていました。担当医の細木さんは、もう一人子供を生みたいと話す安田さんの心情に寄り添い、子宮に悪性の腫瘍があった場合の全摘出手術は避けたいと考えていたのですが、病理診断の結果、子宮頸部のものは悪性の腺腫ではなく、「家族性大腸腺腫症」であるということが分かると、早く消化器外科に回して大腸の全摘出手術を行わなければならないと考えるようになり、患者には時間が必要だと考える岸さんの意見と衝突していました。

脚本は橋部敦子さん、演出は城宝秀則さんでした。

私は「女性外科」という名前の外科があることを知らなかったのですが、女性特有の病気専門の外科のようでした。

今回は、病理医の岸さんの見解と、岸さんの師の中熊薫(北大路欣也さん)の見解が異なることが尊重されていたところが、病理医のドラマらしく思えて良かったです。

子宮の全摘出手術を重く受け止めない“ドクターハラスメント”的な男性医師の下で仕事をしていた過去が、女性外科の医師の道へ進んだ今の細木さんにも影響していたようだったのですが、そのような細木さんが、担当の患者さんの病気が専門外の消化器外科へ回すものだと分かった途端に大腸の全摘出を訴えるようになってしまい、それを岸さんに注意されて初心を思い出すという展開も、良かったです。患者さんのことを考える岸さんと細木さんのやり取りに、緊張感がありました。

ただ、今回も、専門用語の多用される台詞の中での病気の解説が(アルファベットの頭文字が並んだ病名などもそうなのですが)、私には少し難しく思えてしまいました。

「家族性大腸腺腫症」という病気のことも、私は知らなかったのですが、ドラマの解説によると、大腸に無数の腫瘍(ポリープ)が出現し、いずれ100%の確率で癌になるという、遺伝性の病気なのだそうです。男性がなりやすいか女性がなりやすいかというようなことは特に言われていなかったのですが、ドラマの中の安田さんは、母親を大腸癌で亡くしていたようで、一人娘にも5割の確率で遺伝することを担当医の細木さんに告げられると、娘の将来のことを考えて動揺していました。

細木さんは、生きるためには大腸の全摘出をしたほうがいいということを安田さんに伝えた上で、娘のためにも一度自宅に帰ることを勧めていました。自宅に帰った安田さんは、それから納得をして、大腸の全摘出手術に臨むことになったようでした。

今回の最後には、岸さんが元臨床医だったということが明らかにされていて、安田さんから聞いた新人病理医の宮崎智尋(武井咲さん)と検査技師の森井久志(野村周平さん)が驚いていました。これからは、臨床医から病理医になった岸さんの過去の物語も描かれていくのかもしれないのですが、岸さんが「“天才”病理医」であるところも、もっと描かれていくといいなと思います。
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