「ちかえもん」第4回

NHKの木曜時代劇「ちかえもん」の第四回「善悪不明九平次(ぜんかあくかくへいじ)」を見ました。

赤穂義士たちの物語の脚本を書き始め、不孝糖売りの万吉(青木崇高さん)からダメ出しをされていた近松門左衛門(松尾スズキさん)は、消えた47人目の赤穂義士・寺坂吉右衛門が大阪に潜伏しているかもしれないという母親の喜里(富司純子さん)の井戸端の噂から、平野屋忠右衛門(岸部一徳さん)に取り入ろうとしている謎の油問屋の黒田屋九平次(山崎銀之丞さん)が寺坂吉右衛門なのではないかと思い至るのですが、その頃、堂島新地の天満屋では、お初(早見あかりさん)に会いに来た、手代の仕事を頑張るようになっていた平野屋徳兵衛(小池徹平さん)が、突然やって来た同心によって不孝糖を売った罪で奉行所に連行されるという事態が起きていました。

少しして、徳兵衛さんは釈放されたのですが、それは九平次が知り合いの同心に手紙を書き、身元引受人となったからだということでした。帰宅した徳兵衛さんは、父親の忠右衛門さんに叱られ、黒田屋には近づくなと頭ごなしに注意されました。

黒田屋九平次こそ寺坂吉右衛門だと思い込んでいる近松さんは、雨の中、万吉と二人で黒田屋にいる九平次に真相を確かめに行きました。九平次が徳兵衛さんを利用して不孝糖を売ろうとしていると言う万吉の横で、本当は寺坂吉右衛門なのではないかと真剣な顔で問い質す近松さんに、九平次は、自分こそ寺坂吉右衛門であり、吉良邸への討ち入りも四十六士の切腹も、足軽として軽んじられていた自分が上下をひっくり返すために起こした復讐であると、冗談を交えた雰囲気で話していました。

その夜、赤穂義士たちを主人公にした斬新な忠義ものを書こうとしていた近松さんは、喜里さんの井戸端の噂から、寺坂吉右衛門は大阪ではなく姫路にいるらしいと聞いて少しがっかりしていたのですが、喜里さんに「出世景清」を読んでもらいながら眠ろうとしていた万吉は、突然飛び起きて、その一節をお初さんが諳んじていたことを思い出していました。

その頃、天満屋のお初さんは、お客の黒田屋九平次にお酒を注いでいたのですが、平野屋が裏で朝鮮人参を密輸して儲けているということをお初さんに話し出した九平次から、お初さんの狙いは徳兵衛ではなく平野屋忠右衛門なのではないかと指摘されてはっとしていました。

作(脚本)は藤本有紀さん、演出は川野秀昭さんでした。

第4話も面白かったです。

今回“ちかえもん”の近松さんは、井上陽水さんの「傘がない」を歌いながら、雨の中を歩いて黒田屋へ向かっていました。今度は何の歌を歌うのだろうと、そのようなところも楽しみに思えています。

冒頭の「赤穂義士」の劇中劇の場面(実写とアニメで構成されていました)も楽しく思えましたし、今回は「赤穂義士(赤穂浪士)」の歴史ミステリーの雰囲気があったところも面白く思いました。

黒田屋九平次を寺坂吉右衛門だと思い込む近松さんが、九平次さんのすることを「赤穂義士」に無理矢理結び付けようとしているところも、細かくて楽しかったです。

近松さんたちの物語に関与しているようで関与していないような、それでも存在感のある万吉さんの感じが、やはり近松さんの守護天使?風に思えるのですが、そのようなところも良いのだと思います。

予告によると、お初さんの目的は平野屋の忠右衛門さんへの復讐のようでした。次回の「ちかえもん」の物語も楽しみにしたいと思います。
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