「相棒season14」第16話

テレビ朝日のドラマ「相棒season14」の第16話「右京の同級生」を見ました。

道でうずくまる男性を近くの小さな病院へ連れて行った警視庁・特命係の杉下右京(水谷豊さん)は、そこの一人きりの医師で院長の小峰律子(竹下景子さん)と出会うのですが、その女性は、右京さんが小学生の頃に3日間だけ転校してきた同級生でした。

小峰さんを頼りにしている、外国人労働者として日本にやって来た日系人のマリオ(広瀬剛進さん)が清掃の仕事をしているビルの裏で高井(神農直隆さん)という外国人労働者を斡旋する仕事をしている男性が転落死しているのが発見され、捜査一課の刑事の伊丹憲一(川原和久さん)がマリオを疑う中、右京さんと、入国管理局の情報漏洩疑惑と摘発の連続失敗の問題を追っていた法務省から出向中の冠城亘(反町隆史さん)は、冠城さんの先輩でもある野坂(春田純一さん)が外国からの違法薬物で利益を得ているという事実を知り、外国人労働者の不法滞在や斡旋事業をめぐる事件の真相を調べていくのでした。

脚本は山本むつみさん、監督は池澤辰也さんでした。

日本に滞在中の外国人労働者ビジネスをめぐる闇、という、今回のドラマで描かれていた事件自体は、社会派だったように思うのですが、高井さんが屋上で殺された直接的な理由が、野坂さんが外国人を守るという目的でつながっていた小峰さんとのことで高井さんにからかわれたからだったのは、少し残念な感じもしてしまいました。

また、「右京の同級生」というサブタイトルの第16話だったのですが、今回の中で少しだけ描かれていた右京さんと小峰さんの小学校時代の思い出は、取って付けたようなものだったように、私には思えてしまいました。

小峰さんが小学生の頃から正義感の強い人だったということや、右京さんが小学生の頃から推理力を発揮していたということをを描こうとしたのかもしれないと思うのですが、当時の再現?の場面も含め、少し中途半端なものだったように思えました。そもそも、今回のドラマの小峰さんが右京さんの同級生である必要性も、それほどなかったような気がします。路上で苦しんでいた外国人を運んだ先の病院で偶然知り合ったということでも良かったのではないかなと思いました。何というか、右京さんには、「同級生」とかそのような、“普通の人”のような話題は、あまり必要ないように思います。

最近(「season11」以降?)の右京さんには、警察内部の人間がその暴走を恐れるような正義感の強さも、そこから来ていた全体の緊張感のようなものも、ほとんど描かれていないので、一視聴者として勝手なことではあるのですが、このままでは右京さんがごく普通のベテラン刑事さんになってしまうように思えてしまう部分もあり、少し心配になります。

あと、テレビ東京の「最上の命医2016」を見ていたために録画をしておいた、「相棒14」の第15話「警察嫌い」(脚本は輿水泰弘さんで監督は橋本一さんでした)も後で見たのですが、だから警察は嫌いなんだよ、と言う、目撃した犯行について通報も証言もしないという浅利陽介さんの演じていた青木さんのキャラクターは、良かったように思えました。ただ、右京さんが青木さんの言動に振り回されるという展開に関しては、昔の右京さんだったなら、このようにはならないだろうなという風にも思えました。
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