「ワンス・アポン・ア・タイム4」第1回

NHKのBSプレミアムで放送されている海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム4」の第1回を見ました。

「シーズン4」にはディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」の要素が取り入れられているということで、オープニングの映像にも雪と氷が描かれていました。このオープニングの映像と音楽は、アメリカで放送されているものでも同じなのでしょうか。

第1回は、「ずっと昔」のある荒れた海上の船の中の場面から始まっていました。沈没しそうな船の部屋では、王冠を着けた女王らしき女性が急いで手紙を書いていて、男性と相談してその手紙を詰めた瓶を海に投げていました。その手紙は、エルサとアナへ宛てたものでした。

5年後、アレンデール(おとぎの世界)では、エルサ(ジョージナ・ヘイグさん)とアナ(エリザベス・ライルさん)が両親のお墓参りをしていました。それからエルサは、結婚を控えたアナにプレゼントを贈るために自宅の屋根裏部屋へ連れて行き、母親の形見の白いドレスと、雪の結晶の形のペンダントをプレゼントしていたのですが、アナがドレスを試着している間、部屋の本棚にあった母親の日記を見つけ、それを読んで、お母さんたちが死んだのは自分のせいだとショックを受けていました。

日記には、エルサの力は恐ろしい、何とかして止めないといけない、と描かれていたようでした。雪を周囲に舞わせながら森の中で落ち込んでいるエルサに、妹のアナは、この日記には一部しか描かれていないのだと言って、未来の義理の両親に訊いてみようと提案していました。

アナが両親のことを訊きに行ったのは、パビーという苔蒸した石の妖精のところでした。パビーは、二人の両親が旅に出た理由は知らないが、「ミストへイブン」という場所について訊ねていたとアナとエルサに教えました。話を聞いたアナは、そこへ行こうと言い出し、心配する姉のエルサに、2週間で戻って来るからと話して出かけていました。

一方、西の悪い魔女の作った時間を移動する魔法で現代のストーリーブルックに現れることとなったエルサは、魔法陣のある倉庫を出て、周囲を凍りつかせながら森の道をさまよい歩いていました。スリーピーの運転する車に乗っていたリロイは、運転中に突然眠ってしまったスリーピーの車が道の真ん中を歩く女性にぶつかりそうになっていることに気付いて慌てるのですが、車に轢かれそうになったエルサは、とっさに車を凍らせて止めていました。

ベル(エミリー・デ・レイヴィンさん)と結婚したルンペルシュティルツキンのゴールド(ロバート・カーライルさん)は、息子のベルファイアのニール・キャシディ(マイケル・レイモンド・ジェームズさん)のお墓参りに来ていました。ゴールドさんは、ベルに本物の闇の王の剣を預ける勇気がほしいとの思いでベルファイアの墓前に来ていました。そして、一生かけてお前の犠牲に報いると亡きベルファイアに誓っていました。

それから、ゴールドさんは、ベルの案内で、魔法の森から来たのではないかという、森の奥のあるお屋敷の中へ入っていました。ベルは、誰のものか分からないそのお屋敷でハネムーンを過ごそうと楽しそうに提案していたのですが、ゴールドさんは、その家のテーブルの上に金色の円柱の蓋に星柄のある箱を見て、誰の家か気付いたようでした。しかし、そのことは言わずに、時間を止めてベルの鞄の中の偽物の闇の王の剣を本物と交換した後、シャンデリアのホールでピアノの音のレコードを流して、「美女と野獣」の衣装で、“ミセス・ゴールド”となった幸せそうなベルとダンスを踊っていました。

魔法の森の世界で悪い女王に処刑される運命にあった、ロビン・フッド(ショーン・マグワイアさん)の妻のマリアンを、エマ・スワン(ジェニファー・モリソンさん)が過去を変えて現代に連れて来たことによって自分の幸せが台無しにされてしまったと怒ったレジーナ(ラナ・パリーヤさん)は、レジーナを愛していると言いながらも妻の元へ戻ることにしたロビン・フッドと別れると、怒りで割れた鏡の欠片を見て、悪い微笑を浮かべていました。

病院へ向かったレジーナは、奥の独居房の扉を開け、そこに閉じ込められていた魔法の鏡の精のシドニーと再会し、私の幸せを邪魔する者を片付けるのを手伝っておくれと命じていました。

レジーナを傷つけてしまったエマは、息子のヘンリー(ジャレッド・ギルモアさん)と母親の白雪姫のメアリー・マーガレット(ジニファー・グッドウィンさん)と父親のチャーミング王子のデヴィッド・ノーラン(ジョシュ・ダラスさん)と街を歩きながら、フック船長のキリアン(コリン・オドナヒューさん)と付き合うことについて、まだ少し迷っているようでした。メアリーと話している時、キリアンもやって来たのですが、そこへ、車を凍らせる者に出会ったリロイたちもやって来ました。

リロイから話し聞いたエマとキリアンは、道に伸びていた氷の跡をたどり、ある倉庫へ入ったのですが、反対に、エマたちに見つからないように慌てて奥に隠れたエルサの出した、巨大な雪のお化けに追いかけられることになりました。

雪だるまがエマたちを追いかけ始めた頃、エルサは、ゴールドさんとベルの結婚の記事を一面に載せた新聞紙を拾い上げて目を留めていました。

エマたちを森のほうまで追いかけた雪だるまは、ミルズ家の霊廟の前を通り過ぎていたのですが、霊廟には、レジーナがシドニーにおとぎ話の絵本の一ページを見せながら、ロビン・フッドの妻のマリアンについて話していました。この絵本に書かれている通りになるのだとシドニーに説明したレジーナは、二人で物語を変えようと言い、時を遡ってエマがマリアンを助ける前に戻りたいからその正確な時を教えてほしいとシドニーに頼み、今は魔法の鏡ではないから分からないと答えるシドニーを、鏡の中へ再び閉じ込めていました。

レジーナが「私がこの世で一番殺したいのは誰?」と魔法の鏡に問いかけると、鏡は、白雪姫の居場所を言わないマリアンを捕らえ、マリアンの首を望んだ悪い女王が、マリアンから「化け物」と呼ばれている過去の魔法の森での出来事をレジーナに見せて思い出させていました。

レジーナは、巨大な雪だるまと森で戦っていたエマたちの中にいたマリアンの様子を見ていたのですが、マリアンを殺さず、雪だるまを火の魔法で倒していました。そして、あなたは化け物じゃない、と言うマリアンに、ストーリーブルックへようこそ、と言ってすぐに姿を消していました。

その後、エマはレジーナの家を訪ねていたのですが、レジーナは、部屋のドアの内側に膝を抱えて寄りかかって泣いていました。レジーナのことで少し反省していたエマは、ヘンリーはハッピーエンドを取り戻すために私を捜した、私を役目はみんなを幸せにすることだと言って、あなたは幸せになれる、とドアの向こうのレジーナを励まそうとしていました。

エマが帰った後、顔を上げたレジーナは、おとぎ話の絵本を開いて魔法の鏡に話しかけ、この本の物語には悪役は幸せになれないという共通点がある、この物語を作った作者を探し出し、悪役がハッピーエンドを迎えることが出来るように物語を作り替えるのだと、鏡のシドニーに話していました。

過去のおとぎの世界では、エルサがいなくなったアナを捜して、トナカイの小屋を訪ねていました。そこにいたクリストフから、アナが船で「ミストヘイブン」へ向かったと聞いたエルサはすぐに港へ走ったのですが、船は出た後でした。

赤いケープと雪の結晶の形のペンダントを身に着けたアナは、姉に元気になってもらうために「ミストヘイブン」を目指していたのですが、クリストフがエルサに教えていたことによると、「ミストヘイブン」は住民たちには「魔法の森」と呼ばれている場所だということでした。

ストーリーブルックで新聞を拾っていたエルサは、街の人たちに見つからないように隠れながら、ゴールドさんのお店を目指していました。閉まっていたお店の前に来ると、氷の魔法で鍵を壊して侵入していたのですが、目的は、記事の下に小さく出ていた、雪の結晶のペンダントを取り戻すことだったようでした。陳列棚にあった雪の結晶のペンダントを手にしたエルサは、改めてアナを捜す決意をしていました。

脚本はエドワード・キッツィスさんとアダム・ホロウィッツさんで、演出はラルフ・ヘメッカーさんでした。制作は、ABCスタジオ、ディズニー/ABCテレビジョングループ、です。

「シーズン4」の第1話もとても面白かったです。

「シーズン4」がディズニーの新しい人気作の「アナと雪の女王」をテーマにすると聞いた時には、少し露骨であるような気もしてしまったのですが、第1話を見た印象としては、「おとぎ話」の古典が主に扱われるものではなかったとしても、自然な気持ちで楽しく見ることができました。

私はディズニーのアニメ映画の「アナと雪の女王」をまだ見ていないので、詳しいことは分からないのですが、どちらかというと、雪の魔力を持つ姉のエルサは物事を悪いほうに考えてしまうところのある心配性の人で、妹のアナは何が起きても何とかなると考える楽天的な性格の人なのかなと思いました。

ベルとゴールドさんの「美女と野獣」のワルツの場面も、少し唐突の感じもしたのですが、良かったと思います。

ゴールドさんは、星柄の円柱の箱に闇の王の短剣をかざし、魔法で帽子に変えていたのですが、宇宙の銀河を閉じ込めたような藍色の帽子は、「魔法使いの弟子」の帽子でしょうか。

第1話では、「アナと雪の女王」の物語に、ストーリーブルックのレジーナが自分の幸せを得るために再び悪い女王になってしまうかもしれないという展開が盛り込まれて同時進行していたのですが、魔法で時間を遡って「おとぎ話」の作者に会いに行き現行のおとぎ話の物語そのものを変えようというレジーナの考えは、究極的だなとも思いました。

この「ワンス・アポン・ア・タイム」の物語に登場する女性のキャラクターの中では、私としては、全部かゼロかというような潔癖で極端な発想になる部分も含めて、レジーナが一番、少女らしいというか、乙女らしいというか、そのような感じの人であるような気がしています。

私はダークヒーロー的な存在の、少し臆病なルンペルシュティルツキンのゴールドさんのキャラクターも、繊細なレジーナのキャラクターも好きなので、「シーズン4」では幸せになってほしいようにも思うのですが、どうなるのでしょうか。

アメリカでは今「シーズン5」が放送されているのだそうです。「シーズン4」は全23回だそうで、これまでよりも少し長めです。今作の「ワンス・アポン・ア・タイム4」の放送も、録画をしつつになると思うのですが、また楽しみに見ていくことができるといいなと思います。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム