「鼠、江戸を疾る2」第1回と、熊本の大地震

NHKの新しい時代劇、「鼠、江戸を疾る2」の第一回を見ました。

2014年に放送されていた「木曜時代劇」の「鼠、江戸を疾る(はしる)」の続編が放送されると知った時には少し意外にも思えたのですが、前作はそれなりに楽しく見ることができたので、今作の初回も見てみることにしました。(今作では、木曜日に放送されていても、「木曜時代劇」ではないようでした。)

「鼠、江戸を疾る」は、悪徳の武家や商家から盗んだお金を貧しい人々に分け与える「鼠小僧」として裏では活動している江戸っ子の甘酒屋・次郎吉(滝沢秀明さん)が、妹の小袖と江戸の町で起きた事件を解決していく物語です。

原作は、私は未読なのですが、赤川次郎さんの小説『鼠、江戸を疾る』です。

第一回「鼠の子守唄」は、「鼠小僧」の仕事を終えたある夜のお寺で泣いていた捨て子の「すず」を、野犬から守るためにとりあえず連れて帰った次郎吉が、医者の千草(片瀬那奈さん)のもとに病気の子供を連れて来た謎の夫婦が辻斬りに遭ったように殺されている事件に遭遇し、捨て子を利用してお金儲けをしている賭博の元締め十三郎(六平直政さん)の存在に気づいていく、という話でした。

妹の小袖は、第1作では忽那汐里さんが演じていたのですが、第2作では青山美郷さんに替わっていました。でも、今回の青山美郷さんの小袖さんも、良かったように思います。

あと、千草さんの診療所でも、助手のお豊(萩原みのりさん)はいなくなっていて、新しいお国(島野結雨さん)という人がいました。

南町奉行所の定廻り同心の早崎市兵衛(渡部秀さん)と岡っ引きの徳五郎(高嶋政宏さん、高の文字ははしご高です)は替わっていなかったのですが、徳五郎さんの部下の下っ引きは定吉(マギーさん)から浅吉(池田鉄洋さん)になっていました。

小袖さんと剣道を習っている旗本の三男の米原広之進(京本大我さん)や、蕎麦屋のお染(濱田マリさん)、その常連客の浅利売りの与平(坪倉由幸さん)と納豆売りの太助(杉山裕之さん)と菜売りの喜作(谷田部俊さん)も、そのままでした。ただ、与平さんには、お佳代(西慶子さん)という妻とまだ小さい一人娘がいました。

江戸には捨て子を育てる里親には補助金が出るという制度があったそうで、悪人の十三郎たちは、その制度を利用し、賭博で借金を抱えた夫妻に里親として捨て子を引き取らせて役所から夫妻がもらったお金を手に入れ、さらにその捨て子を人買いに売るということをしてお金を儲けていたようでした。

すずを一度捨てた母親のお菊(柊瑠美さん)は、江戸では子捨ての罪が重罪ということから、すずと一緒に江戸の町を出て行くことにしたようだったのですが、実際にはお菊さんが子供を捨てたところは誰も見ていないのですし、次郎吉さんたちが子供を預かっていたということにはできなかったのかなと、少し思ったのですが、でも、第一回もそれなりに最後まで楽しく見ることができました。

脚本は、大森寿美男さんではなく、佐藤友治さんでした。演出は黛りんたろうさん、音楽は川井憲次さんでした。エンディングに流れる主題歌は、前作と同じく近藤真彦さんの「千年恋慕」でした。


ところで、このドラマを見終わった後の午後9時26分頃、地震速報が入り、熊本県で震度7の大地震が起きていることを知りました。約5年前の東日本大震災以来の震度7の地震の速報に驚きました。震源地は熊本県の益城町(ましきまち)で、マグニチュードは6.5、震源の深さは約11キロメートルと、ごく浅いところで起きた大きな地震ということです。

テレビの民放のキー局ではバラエティー番組などが放送されていたのですが、NHKでは地震の中継が始まっていて、その後民放でも「報道特別番組」に切り替わっていたように思います。BSのほうでも、ローカルのテレビ局以外は地震情報の番組に切り替わっていました。「津波が来る恐れがあります」というような速報は、すぐに解除されていました。

報道によると、気象庁が「震度7」を設置した1949年以降に震度7以上を観測したのは、1995年の1月17日の阪神・淡路大震災、2004年の10月23日の新潟県中越地震、2011年の3月11日の東日本大震災、そして今回の熊本県の大地震の、4回なのだそうです。今回の熊本地震は、観測史上4回目の震度7の地震であり、九州地方では始めての震度7だということでした。

私もそのまま地震の報道を見ていたのですが、6や5強の大きな余震が続いていたので、本当に5年前の東日本大震災のようだなと、少し怖く思いました。よく言われる二次災害も心配に思ったのですが、その後の、熊本城の石垣や壁が崩れ落ちているという報道に、とても驚きました。報道の映像では、無数の大きな石が外れて転がり落ちていて、土台の土がむき出しの状態になっていました。新しいものだという天守の屋根瓦の部分はまだ作り直すことができるかもしれないと思うのですが、築城の頃からの古くからある美しい石垣は、一体どのように直すのだろうか、直すことができるのだろうかと気になりました。

でも、詳しいことは分からないのですが、1889年(明治22年)の7月28日にも熊本地震という直下型の大地震があって、熊本城の石垣の一部が崩れたことがあるそうです。今回と同じくらいの規模で崩れたのかどうかは分からないのですが、その時に崩れた石垣の部分は、無事に改修されていたそうです。

被災地から離れた場所にいる私が被災について何かを言うことはできないとも思うのですが、現地ではまだ余震が続くということですし、雨が降る予報もあるそうですし、勝手に心配に思っています。現代の過去3回の震度7の大地震の経験が生かされ、今度こそ早くに被災した街の人々が救助されて、壊れた街が復旧されていくといいなと思います。
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