「OUR HOUSE」第1話

フジテレビの新ドラマ「OUR HOUSE わたしたちのいえ」の第1話を見ました。初回は15分拡大版で放送されていました。

TBSの日曜劇場の新ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」の第1話とも重なっていたのですが、そちらのドラマは録画をしておくことにして、放送時間にはこちらの、野島伸司さん脚本のホームドラマ「OUR HOUSE」の第1話を見てみることにしました。

物語は2016年の春の、東京の世田谷の伴一家の朝の場面から始まっていました。中学1年生の長女の伴桜子(芦田愛菜さん)は、2015年の秋に母親の蓉子(渡辺舞さん)を病気で亡くしてから、気丈に家族の世話をしてきたようでした。

桜子さんの他には、中学3年生の兄の光太郎(加藤清史郎さん)や小学2年生の弟の新太郎(寺田心さん)、人を噛む癖のある幼稚園児の妹の桃子(松田芹香さん)、穏やかな暮らしを求める祖父の奏一郎(橋爪功さん)、夫と喧嘩をして家を出ている伯母で医師の赤尾琴音(松下由樹さん)がひとつ屋根の下で暮らしていました。

そして、桜子さんが中学校の1年A組での始業式を終えて、桃子さんを迎えに行って、スーパーマーケットで買い物をして家に帰ると、仕事で出張していたアメリカのラスベガスから帰国したサックス奏者の父親の奏太(山本耕史さん)が、“新しいママ”として、アメリカ人のアリス・シェパード(シャーロット・ケイト・フォックス)を兄弟たちに紹介していました。

半年前に母親を亡くしたばかりなのに勝手に父親にラスベガスで「再婚」された桜子さんは、母親の弟で焼き鳥店を経営している三上丈治(塚本高史さん)を味方に引き入れながら、子供がいるということを奏太さんから知らされていなかったことに怒りつつもこの日本をアリスの「居場所」にしようと説得する奏太さんのいる伴家に留まることにした“新しいママ”のアリスさんと敵対し、台所の使用権を巡って対決することになりました。

アリスさんは知らずに蓉子さんのエプロンを使おうとして、桜子さんは慌てて取り返そうとして、二人でそのエプロンの一部を引き裂いてしまったのですが、アリスさんが素直に謝って、桜子さんも黙って別のエプロンを渡していて、そのようなところも良かったように思えました。

1000円の予算内で、桜子さんは母親のレシピを基に作った肉じゃがを作り、アリスさんはタコスを作って、食卓に並べていました。伯母さんと祖父と兄の光太郎さんは、睨む桜子さんに脅かされて肉じゃがを取ったのですが、新太郎さんと桃子さんはタコスを取り、伯母を怒らせる夫の拓真(高山善廣さん)もタコスを取り、帰宅した奏太さんも珍しいタコスに手を伸ばし、桜子さんは負けてしまいました。

家を飛び出し、桜の花の下で母親のことを思いながら落ち込んでいた桜子さんに声をかけに行った奏太さんは、屋上で桜子さんのためにサックスを演奏していました。

女は鳴り物が好き、という桜子さんの台詞がドラマの初めのほうと最後のほうで重ねられていたところなども、野島伸司さんの作品らしく思えて良かったです。

アリスさんや桜子さんの繊細さの一方で「毒」のある感じも、桜子さんが裏切った弟の新太郎さんに「肉じゃが」というあだ名を付けていたところなども、野島伸司さんのドラマらしい感じがしました。

演出は、永山耕三さんでした。オープニングとエンディングに流れていた主題歌は、オフコースの「愛を止めないで」でした。野島伸司さん脚本のドラマは、主題歌の選曲にも特徴があると思うのですが、今回の「愛を止めないで」もこのドラマに合っているように思えて、良かったです。ドラマのナレーションは、橋爪功さんのようでした。

伴家の子供の役を演じている芦田愛菜さんや加藤清史郎さん、寺田心さん、松田芹香さんは確かに子役なのですが、山本耕史さんも子役出身の俳優さんなので、その意味でも「子役」の多いドラマなのだなという印象を受けました。

中学校や小学校や幼稚園の場面もあるので、第1話を見た印象としては、学園ドラマの側面も盛り込まれているのかなと思いました。桜子さんの1年A組の担任の鏡准一(犬飼貴丈さん)は若い先生で、イジメとか無理だから、モンスターペアレンツとか無理だから、と初対面の生徒たちに怒った様子で主張していて、生徒たちに不審がられていました。

勝気な桜子さんとアリスさんは性格が似ているようでもあるのですが、半年前に母親を亡くしたばかりの中学生の桜子さんと、アメリカにいることができない事情もあって?日本にやって来たカメラが趣味のアリスさんの、居心地の良い「居場所」を巡るバトルを中心としたホームドラマなのかなと思いました。

野島さんの脚本のドラマなので、第1話の雰囲気のままの明るい感じで進むのか、不穏な部分も出てくるのかどうかなどは分からないのですが、第1話の印象のままであるなら、第2話以降も、気軽に見ることのできるホームドラマになっているのかもしれないなと思います。

山本耕史さんが出演していたフジテレビの「ひとつ屋根の下」も私は好きで見ていたのですが、2014年の日本テレビのドラマだった芦田愛菜さん主演の「明日、ママがいない」も、好きで見ていました。「明日、ママがいない」のほうは、野島伸司さんの「脚本監修」のドラマでしたが、国会でも取り上げられるほどの苦情や抗議が出るようになった途中からは、野島伸司さんの名前はエンドクレジットから消えていました。今回の「OUR HOUSE」は、「ひとつ屋根の下」と同じく、また、2015年の深夜ドラマだった「お兄ちゃん、ガチャ」(この作品もとても好きで見ていました)とも同じく、野島さんの脚本のドラマなのですし、「騒動」のない、打ち切りにされない、安心してみることのできる楽しいホームドラマになるといいなとも思います。

次回の「OUR HOUSE」も見てみようと思います。
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