「奇跡の人」第2話

NHKのBSプレミアムの「プレミアムドラマ」の「奇跡の人」の第2話を見ました。

第1話で、亀持一択(峯田和伸さん)から都倉風子(宮本信子さん)の経営するアパートの部屋を紹介された鶴里花(麻生久美子さん)と一人娘の海(住田萌乃さん)は、一択さんの部屋を掃除してそこに引っ越して来ていました。

そして第2話は、目の見えない耳の聞こえない海さんにこの世界のことを教えたいという目標を持った一択さんが、花さんが生花店の市場の仕事に出かけている昼の間預かることになった海さんに、カップの中のスープをスプーンを使って飲むということを教えようと奮闘する話でした。

脚本は岡田惠和さん、演出は狩山俊輔さんです。

第2話も面白かったです。海さんと二人で新井薬師に散歩に出かけた一択さんが怪しまれて警察に捕まっていたところも、面白かったです。

花さんの手から一択さんの手を感じ取って理解するらしい海さんは、一択さん(一択さんとは知らないのだと思いますが)といること自体を拒絶するということはなかったのですが、無理矢理テーブルの椅子に座るようにされて、大好きなコーンスープを飲むのにいちいちスプーン(スプーンということも使い方も知らないまま)を持つようにされることには抵抗を続けていました。

一択さんは、「ヘレン・ケラー」の伝記の漫画を読んでサリバン先生の方法を勉強して感動していたので、それ以外の方法は尾もいつかないという感じでした。

5日間くらい毎日、一択さんと海さんは新しい世界との闘いを続けていたのですが、ある時ふと海さんはスプーンを持ちました。しかし、その海さんの様子を見た一択さんは、海さんが少しも笑っていないということに愕然とし、居酒屋で自称詩人の馬場三太(勝地涼さん)に自分のしていることは暴力だと反省して、一緒に「ラブ&ピース&ロック&スマイル」の「LPRS」の大切さを語り合い、立ち寄ったラーメン店でレンゲのスプーンを見つめながらスプーンについて考え続けていました。

一択さんと海さんの闘いを見守っていたアパートの大家の風子さんは、花さんの休日に食事会を開いたのですが、そこで海さんは一択さんから自然とスプーンを受け取り、一択さんが手を持って掬ったカップの中のコーンスープを口に運んで飲んで、笑顔を見せていました。

それを見て感激した一択さんはアパートを飛び出し、新井薬師に走り、山形のおばあちゃん(白石加代子さん)に電話をして、生きていてもいいのかもしれない、人の役に立てるかもしれない、と嬉しそうに話していました。突然の孫の報告を受けたおばあちゃんは、人の役に立てたと思っていても迷惑になっていることもあるから気をつけるようにと一択さんに注意をしつつ応援していました。

一択さんがアパートに戻るとみんなは静かになっていたのですが、テーブルの海さんの前のカップのスープは全部なくなっていて、一択さんは花さんから、ありがとう、と言われていました。

一択さんと海さんの奮闘ぶりがすごかったので、スプーンを持った海さんが笑顔になったり、それを見た一択さんが喜んだりしているのを見て、ドラマを見ている私もとても嬉しい気持ちになりました。

海さんのお弁当を台無しにするような激しい抵抗をロックだと受け入れていたところも良かったと思いますし、漫画のサリバン先生のように海さんを無理矢理掴まえて椅子に座らせてスプーンを持たせようとしていた一択さんが、自分のしている方法を、これでは「暴力」だと気付いて反省していたところも、良かったです。

宮本信子さんの演じている大家の風子さんのナレーションによる一択さんの解説?も楽しいですし、次回も楽しみにしたいと思います。
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