「ワンス・アポン・ア・タイム4」第9回

NHKのBSプレミアムで放送されている海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム4」の第9回を見ました。第8回の「雪の女王の呪い(鏡の呪い)」の後編です。

ずっと昔のアレンデール(おとぎの世界)のお城では、雪の女王を閉じ込めるための魔法の壺を持ったアナ(エリザベス・ライルさん)がエルサ(ジョージナ・ヘイグさん)と一緒に一先ず地下牢に戻り、心配するエルサにきっと上手くいくと言って別れたのですが、エルサが地下を出て行くと、アナの両手首に突然魔法で鎖が巻かれ、雪の女王のイングリッド(エリザベス・ミッチェルさん)が現れました。

イングリッドは、王が美しい娘のために鏡を作らせたが娘は亡くなり完成した鏡に映ったのは王の悲しみだけだったという古代スカンジナビアの物語のことを話し始め、続きを忘れたというアナに、王は悲しみを国中に広げるため、黒魔術を習得し、娘の鏡を使って、愛する人の最も悪い部分が見えるようになるという呪いを国中にかけたと話し、自分の部屋の割れた鏡の欠片を使って、アナに割れ鏡の呪いをかけました。鏡の小さな破片がアナの目に吸い込まれていきました。

部屋でチョコレートのお菓子を用意して待っていたエルサは、壺を持ってやって来たアナが過去のことで自分を恨んでいる様子に驚いていました。アナは、小さい頃エルサに無視された、邪魔されたと恨んでいました。それはエルサが自身の能力でアナを傷つけることを恐れていたためだったのですが、アナはエルサに怒っていました。

エルサのそばに現れたイングリッドは、これが妹のアナの本心なのだと、アナを凍らせるようエルサに言いました。しかし、エルサはそれを拒否しました。雪の結晶のペンダントを暖炉に捨てたアナは、エルサを睨みながら壺の蓋を開けました。エルサは、忘れないで、あなたを愛している、とアナに訴えながら水のようになって壺に吸い込まれていきました。エルサが吸い込まれると、アナの呪いは解けました。自分のしたことに気付かず慌てるアナを、イングリッドは殺そうとしたのですが、クリストフが止めに入り、イングリッドは自分が「化け物」であることを認めようと、アナとクリストフを凍らせ、お城全体を氷で閉ざしました。

現代のストーリーブルックでは、制御できない魔法の力を取り除いてもらうことにしたエマ・スワン(ジェニファー・モリソンさん)が、ルンペルシュティルツキンのゴールド(ロバート・カーライルさん)と約束したお屋敷へ黄色の車で向かう途中、道の真ん中に現れたイングリッドに驚いて事故を起こして止まりました。エマは、イングリッドの幻影から、ルンペルシュティルツキンを信じてはいけないと忠告されたのですが、イングリッドの言うことを信用せず、車に乗り込んで森の奥へ進んでいき、夕方、霧に包まれたお屋敷に到着しました。エマが近付くとお屋敷のランプがちらちらと点きました。

その頃、ヘンリーの部屋を出たレジーナ(ラナ・パリーヤさん)は、白雪姫のメアリー・マーガレット(ジニファー・グッドウィンさん)と一緒にチャーミング王子のデヴィッド・ノーラン(ジョシュ・ダラスさん)がいるのを見て、誰もエマを捜しに行かなくていいのかと驚いていたのですが、エマから魔力を捨てる方法を見つけたという連絡があったことを安心したように二人が話すのを聞いて、これまでの二人のアイデアの中で最悪だと言い、自分が一番後悔しているのはメアリーにもらった絵本の内容を信じているヘンリーを「異常」と思わせて「普通」にしようとしたことだと話しました。私の言うことを聞かなくて良かった、とレジーナがヘンリーのことを言うと、メアリーは、私たちは自分を正当化しようとしていたと反省し、エマの特別な力を奪ってはいけないと、エマを捜しに行くことにしました。しかし、テーブルの上にあったはずの追跡の魔法の小瓶とエマの赤いストールがなくなっていました。エマを捜すためにエルサが持ち出したのでした。

エマを捜しに出かけた森の道を歩きながら、メアリーはレジーナにロビン・フッド(ショーン・マグワイアさん)のことを訊いたのですが、レジーナは、どうせ上手くいかない、私より強い力で阻まれるのだと答えて下を向きました。メアリーは、悪い女王だった頃のレジーナにデヴィッドとの仲が引き裂かれそうになってもそれを乗り越えることができたのは希望があると信じていたからだと話し、良いことをすれば報われる、あなたは変わった、チャンスは必ずある、あなたが信じるかどうかだとレジーナを励ましました。その時、レジーナの電話にロビン・フッドから着信がありました。メアリーは、少し迷っているレジーナにロビンのところへ行くように言い、レジーナは図書館へ向かいました。

約束のお屋敷の中に入ったエマは、待っていたゴールドさんから、扉を通るよう言われました。扉の隙間からは、ゴールドさんが仕掛けた魔法の帽子からの光がもれていたのですが、エマは仕掛けのことには全く気付いていませんでした。雪の女王のイングリッドに言われたことを気にして躊躇するエマが、ゴールドさんなら入るかと訊くと、ゴールドさんは、私なら入らないと断り、魔法を奪い取る魔法にもリスクがあるが人を傷つける心配はなくなると言いました。

ゴールドさんは、私はいつも間違った判断をする、良いことをしても帳消しになる、ベルは私を何があっても力を捨てない男だと分かっているが間違っている、だが君は変わる必要がない、君は常に正しいことをする、と言ってエマを説得し、お屋敷の外へ出ていきました。

エマはゴールドさんに感謝し、扉を開けようとしたのですが、その時、エルサがエマを止めました。エマを助けに来たエルサは、大事な人を傷つけることが怖いことは分かるが魔力を捨てることが答えではない、私を救ったのはアナの愛情だけではなかった、自分でも自分を認めて愛さなくてはいけない、とエマに訴えました。もう怖がるのはやめる、とエルサはエマに手を伸ばし、力を制御できないエマは恐る恐る自分を信じてエルサの手を取りました。すると、暴走気味になっていたエマの力は収まりました。

お屋敷の外では、ゴールドさんがエマを心配して駆けつけたフック船長のキリアン(コリン・オドナヒューさん)を捕らえて門に括りつけていたのですが、お屋敷の電気が消えたのを見て、帽子にエマの魔法を溜める計画の失敗を察したゴールドさんは、闇の王の短剣から自由になるための材料を集めるためには闇の王になる前の自分を知る人間の心臓が必要だと言って、キリアンの胸部から赤い心臓を取り出し、帽子に必要な別の魔力を探せと指示しました。エマとエルサを迎えに行ったキリアンは、エマたちを先に外へ出すと、奥の部屋に残されていた帽子を回収しました。

ずっと昔のおとぎの世界では、イングリッドの魔法によって氷に閉ざされたお城にルンペルシュティルツキンが現れました。帽子を取りに来たルンペルシュティルツキンは、暖炉からアナのペンダントを拾い、記憶を消されたエルサの閉じ込められている金の壺をイングリッドから奪うと、取り引きを持ちかけました。帽子が見つかったら「ルンペルシュティルツキン」の名前を3度唱えるよう伝えて姿を消しました。

イングリッドは、魔法の森に埋めた魔法の帽子の入った箱を取り出し、ルンペルシュティルツキンの名前を呼ぼうとしたのですが、現れた魔法使いの弟子に止められました。魔法使いの弟子は、魔法使いが三人目の妹を見つけた、しかしまだ生まれていないという予言を伝え、ハッピーエンドは必ず訪れると言って、別の世界へ行くことのできる青色の扉を出し、帽子を渡してほしいと取り引きを持ちかけました。イングリッドは、帽子を魔法使いの弟子に渡し、扉の奥へ進みました。イングリッドが出たのは、1982年のアメリカの街でした。

ストーリーブルックでは、エマとエルサを迎えに来たメアリーやヘンリーたち家族に、エマが制御できるようになった魔法でオーロラや花火を出して見せていました。家族も、エマもエルサも喜んでいたのですが、エマとエルサは、左手首にリボンが結ばれていることに気付き、しかも魔力を吸い取られているようだと感じたのですが、リボンを外すことはできませんでした。

エマがエルサに助けられたことは、イングリッドにとっては、そこに姉妹の絆が生まれたことを意味していたようでした。氷の洞窟の中で壺の魔法から解放されたイングリッドは、リボンを自分の手首に結び、自分の力を受け入れたエマとエルサにリボンを贈ったのですが、それによってイングリッドは二人の魔力も使えるようになったということでした。自分の力を過信するな、とゴールドさんに忠告されたイングリッドは、私の力を甘くみないでと答えていました。そして、鏡も完璧になったと喜んだイングリッドは、鏡を割り、ストーリーブルックの町にかける呪いを完成させようとしていました。

「後編」の第9話は、エマとエルサが自分の能力を向き合い、信じて受け入れていく話でした。エマの両親であるメアリーやデヴィッドも、エマが自分の魔法を手放さなかったこと、エマ自身が変わらなかったことを喜んでいました。

エマが家族と再会していた頃、図書館へ向かったレジーナは、ロビン・フッドから、いつの間にか鞄の中に入っていたある紙を見せられたのですが、それはティンカー・ベルに言われた運命を若い頃のレジーナが受け入れていたなら訪れたであろう酒場の場面で、おとぎ話の絵本の23ページに入るはずのものだったようでした。作者に決められた悪役の運命を変えたいレジーナに、突然目に見える形での「希望」が現れたということなのかなと思います。

「ワンス・アポン・ア・タイム」の物語は、時々少し説教的だなとも思うのですが、真面目で道徳的で、登場人物が自分の行為を反省することも多くて、そのようなところも「おとぎ話」を元にした物語らしくて、良いように思います。

帽子のあったお屋敷は、結局誰のお屋敷だったのでしょうか。雪の女王のイングリッドが魔法の森で魔法使いの弟子に渡した魔法使いの帽子は、また別の人の手に渡っていたのでしょうか。それとも、あのお屋敷は魔法使いのお屋敷だったのでしょうか。

イングリッドに氷にされたアナとクリストフがまだ凍ったままお城にいるのか、その後誰かが氷の魔法を解いたのかも、今回の中では不明のままです。アナにかけられた割れ鏡の魔法がすぐに解けたのは、エルサを壺に閉じ込めたからだったのでしょうか。それとも、何か別のきっかけがあったのでしょうか。

次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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