「真田丸」第22回

NHKの大河ドラマ「真田丸」の第22回「裁定」を見ました。

第22回は、北条氏政(高嶋政伸さん)が上洛の条件として京の聚楽第の関白・豊臣秀吉(小日向文世さん)に提示した沼田城を巡って、北条氏政の名代の板部岡江雪斎(山西惇さん)と真田安房守昌幸(草刈正雄さん)の名代の真田源次郎信繁(堺雅人さん)が、どちらの言い分が正しく、沼田城の所有者としては北条と真田のどちらが正統であるかということを、徳川家康(内野聖陽さん)の名代の本多正信(近藤正臣さん)を証人として、秀吉に決めてもらおうとする話でした。

作(脚本)は三谷幸喜さん、演出は土井祥平さんでした。

「裁判」らしくなっているところも楽しく思えましたし、その中で沼田城が真田の所有となっている経緯を片桐且元(小林隆さん)が掛け軸の表を使って説明していたのが現代風で面白かったです。

秀吉は途中で退席し、裁判長の役割は豊臣秀次(新納慎也さん)が引き継いだのですが、北条と真田が提出した徳川からの証文の内容を聞いた秀次の判定の正しさが描かれていたところも、すっきりとしていて良かったです。

沼田城は、石田三成(山本耕史さん)の判断で北条に渡されることになり、三成に説得された昌幸は、沼田城を渡す条件として名胡桃城は真田の領地のままにしてほしいと頼みました。昌幸の叔父の矢沢頼綱(綾田俊樹さん)は、沼田城を守るために死んでいった者たちに申し訳が立たないと受け渡しを拒否して籠城しようとしていたのですが、信幸に説得されて外へ連れ出されてしまいました。

北条の江雪斎も三成と同じように大戦になる事態を避けようとしていたのですが、沼田城を見下ろす位置にある名胡桃城を真田に取られたことを知った氏政は不満に思って上洛拒否を続けていました。そして、天正17年の11月、沼田城に入った北条の家臣の猪俣邦憲が名胡桃城を攻撃して真田の家臣の鈴木重則を自害に追いやったことが秀吉に伝えられると、秀吉は各地の大名たちに北条攻めを命じたのでした。

真田の郷での真田源三郎信幸(大泉洋さん)と舅の本多忠勝(藤岡弘、さん)とのやり取りも面白く思いました。信幸が真田家を守っている感じが出ていて良かったです。

名胡桃城を真田の手で取り返したいけれど時代の変化によって秀吉に任せなければならなくなった昌幸や出浦昌相(寺島進さん)たちの悔しさが描かれていたところも、良かったように思います。

北条氏政が上洛を拒絶し続けた結果北条家が豊臣家に攻め滅ぼされたという歴史的な事実は少し無念なことかもしれないのですが、ここまで上洛を拒絶し続けているとなると、早めに秀吉に頭を下げに行った他の大名たちよりも、戦国大名としてはそれはそれですごいことでもあるような気がします。家康からは味方になることを断られてしまったのですが、もしも家康が北条の味方になり、北条と同盟関係にありまだ上洛をしていない伊達政宗も北条の味方になっていたなら、もしかしたら豊臣の軍団に勝つこともできたのではないかなと、少し思います。
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