「OUR HOUSE わたしたちのいえ」最終話

フジテレビのドラマ「OUR HOUSE わたしたちのいえ」の最終話(第9話)を見ました。

最終回は、亡き母親の蓉子に瓜二つだった親戚の葵(渡辺舞さん)を受け入れてアリス(シャーロット・ケイト・フォックスさん)を追い出してしまったことを後悔した伴桜子(芦田愛菜さん)が、葵さんを「ママじゃない」と気付いた幼稚園生の桃子(松田芹香さん)と小学2年生の新太郎(寺田心さん)と中学3年生の光太郎(加藤清史郎さん)と一緒に、叔父の三上丈治(塚本高史さん)の焼き鳥店でアルバイトを始めていたアリスに、“居場所”である伴家の家族になってもらおうと奔走する話でした。

脚本は野島伸司さん、演出は永山耕三さんでした。

奏太(山本耕史さん)の姉の赤尾琴音(松下由樹さん)と夫の拓真(高山善廣さん)は倦怠期?を乗り越えて仲直りをしていました。葵さんがお店を経営しているフランスへ行くことを知った桜子さんから「勘当」を言い渡されていた奏太さんは、結局フランス行きをやめて、アリスさんの戻った伴家に帰っていました。

特に意外性のない大団円の終わり方で、悪くはなかったとも思うのですが、全体的に何か物足りなくも思えました。最近少ない「ホームドラマ」として不穏な展開がなかったところは良かったと思うのですが、最初に思っていたよりも、野島伸司さんの脚本のドラマらしさの少ないドラマだったようにも思います。

桜子さんの中学校の「無理だから」が口癖の担任の鏡准一(犬飼貴丈さん)の屋上での「自殺は無理だから」の件も、私には少し唐突の感じがしてしまいました。

結婚式を挙げると嘘をついてアリスを教会に呼び出した桜子さんたちはアリスに謝って「ママになって」と頼んでいて、最初は奏太もいないのに4人の子持ちになるのかと呆れていたアリスは、新太郎さんと桃子さんの訴えに根負けして、「ママになる」ことを受け入れていたのですが、桃子さん、新太郎さん、光太郎さん、桜子さんが、それぞれ“新郎”のように指輪をアリスの左手の薬指以外の指にはめていた場面は、良かったように思います。

最後にようやく伴家の一員となったアリスが奏太さんと日本で結婚したのかどうかということは、はっきりとは描かれていなかったのですが、最後、小さな赤い箱の中にアリスさんの指輪が5個並んでいたので、5個目の指輪が奏太さんから渡されたものだとするのなら、正式に結婚したということだったのかもしれません。

でも、アリスさんがアメリカ人で、奏太さんとラスベガスで結婚していたという部分は、このドラマにはそれほど活かされていなかったような気がします。物語は最終回も橋爪功さんの奏一郎さんのナレーションで補われていましたし、NHKの連続テレビ小説の「マッサン」のシャーロット・ケイト・フォックスさんや、芦田愛菜さんや寺田心さん、加藤清史郎さん、濱田龍臣さん(第6話で転校しました)といった俳優さんたちの出演を重視したドラマだったのかなとも思うのですが、最後に登場した蓉子さんとは正反対?の性格の葵さんの設定も少し雑に思えましたし、もう少し物語が丁寧に作られていたなら(居間の棚の上の小物などに季節感があったのは良かったです)、もっと楽しく見ることのできるホームドラマになったのではないかなと思いました。
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