イギリスのEU離脱と、昨日の日本の党首討論のこと

いくつかのニュース番組などを見ていて、それでもイギリスは「EU残留」になるのではないかと思っていたので、国民投票の結果イギリスの「EU離脱」が決まった、という昨日の報道には驚きました。その後の、キャメロン首相が辞意を表明したという速報にも驚きました。残留は約48%、離脱は約52%という、国民の意見が二つに割れる接戦だったそうです。私は経済のことにも政治のことにも詳しくないのですが、報道を見ていて、「国民投票」というものの怖さを少し感じました。

ただ、イギリスはすぐにEUを離れるわけではなく、キャメロン首相がEUとの会議を重ねて、話し合いが進めば約2年後の2018年に離脱が決まるということのようでした。

テレビ東京の「やりすぎ都市伝説2016夏」(NHKのドラマ「水族館ガール」の第2回と放送時間が重なっていました)では、『死海文書』の「ダニエル書」の、イスラエル(エルサレム)の建国から70年後に荒廃が終わり再生が始まるという預言が紹介されていて、その年は「2018年」だと言われていました。「信じるか信じないかはあなた次第」の「都市伝説」なので、正しいか正しくないかは分からないのですが、ヨーロッパの地域の和平のために始まった欧州連合(EU)からイギリスが抜けるのが2018年なら、日本の安倍内閣が任期で終わるのも2018年のようですし、今もその変化の渦中にあるのだとしても、2018年には今よりも何か大きな変化があるのかなと、何となく気になりました。

国民投票の危険性というか、難しさもそうなのですが、いわゆる「右派」とか「極右」とか呼ばれるような集団が、今の自民党政権の日本や、大統領候補のトランプさんの人気が続いているらしいアメリカも含めて、「民主主義」と言われている世界各地の国々でも台頭してきているという現代の状況が、これからの未来の世の中をますます不穏にする流れにつながりそうで、心配に思います。

TBSの「NEWS23」では、最初のほうでイギリスのEU離脱の話題が伝えられていたのですが、それから、参議院議員選挙に向けた9党の「党首討論」が放送されていました。生放送ではなく事前に収録されたもののようでした。「“最後”の党首討論」と書かれていました。深夜になってしまったものの何となくそのまま見ることにしたのですが、全体では50分ほどのあったように思うのですが、意外と面白く見ることができました。

8党の党首たちは大体いつもと同じようなことを話して応酬していたのですが、生活の党の山本太郎さんは、福島第一原子力発電所の汚染水についての安倍首相の「アンダーコントロール」が嘘であるということの一つとして、駿河湾のアオザメから基準値の7倍を超える放射性物質が検出されたということを言ったり、政治資金規正法の話題の中では、甘利元大臣のことや、安倍首相に政治資金でアイスキャンディーの「ガリガリ君」を買ったことについて訊いたりしていました。

民主党や共産党や社会党は、山本太郎さんの出した話題に黙っていたように見えたのですが、野党が与党の安倍政権に対抗したいというのなら、若手の政治家の山本太郎さんのように、テレビの普段の放送では(なぜか)なかなか扱われないようなことも質問したほうが良いのではないかなと思いました。「ガリガリ君」の領収書のことを訊かれて慌てた安倍首相は、私は知らないとか個人攻撃だとか苛立って言い返していましたが、私生活のことではなく政治資金のことなので、「個人攻撃」というものではないように思いました。

また、おおさか維新の会の「教育の無償化」の話題の時安倍首相は何度か「義務教育の無償化」と言っていて、注意されて教育の無償化」と言い直していたのですが、これは慌てていたために言い間違えたのかもしれません。(そもそも、本当に「教育の無償化」を決めるなら、憲法を改正して決める必要はなく、通常の法律の制定でできることなのではないかと思います。)

今の自民党の議員の方たちや今の自民党支持者の方たちの中には、議員のことを「国民が選挙で選んだ存在」だと考えて、議員が決めたことを「国民の総意(意思)」だとするだけではなく、その後議員がそれを勝手に覆すことも「国民の総意(意思)」だという考えを持つ方たちもいるようなのですが、衆議院議員選挙や参議院議員などの時に選挙へ行った国民が消去法的な投票である一人の立候補者を選んだのだとしても、自分が投票した候補者が議員に当選するとは限らないのですし、その時の投票で選ばれた後は何をしてもそれは国民の意思に沿っているはずだというような考え方や、ある議員がおかしなことをしてもその責任は選挙権を持つ国民の側にあるのだというような考え方は、被選挙者(被選挙人)の議員さんの考え方として、横暴で、卑怯なものであるように思います。何というか、国民の選挙権が人質にされているというような感じにも思えます。被選挙者の立候補者が実際にはどのような人物なのか、選ばれた後どのような政治活動をするのか、どのような生き方をするのか、選挙の時には(超能力者でもない)選ぶ側にははっきりとは分からないのですし、各議員さんたちが「国民の代表」ということなら、代表らしく、国民に対して正しい誠実な存在であってほしいように思います。
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