「真田丸」第25回

NHKの大河ドラマ「真田丸」の第25回「別離」を見ました。

第25回は、天正19年、北条に密かに鉛を売っていたり大徳寺の三門(山門)に等身大の像を設置したりしていた千利休(桂文枝さん)の処遇を大谷吉継(片岡愛之助さん)に任せた豊臣秀吉(小日向文世さん)が、大谷吉継に蟄居と切腹を命じられた千利休の死後数か月後に高熱を出した2歳2か月の嫡男の鶴松(棄)を亡くしてしまう、という話でした。

作(脚本)は三谷幸喜さん、演出は渡辺哲也さんでした。

大谷吉継と石田三成(山本耕史さん)は、武器の密輸などで権力を集中させていく千利休のことを、病に臥せる秀吉の弟の豊臣秀長(千葉哲也さん)にも相談し、秀吉の説得を頼んでいました。

真田源次郎信繁(堺雅人さん)に促されて鶴松の未来の姿を思い描いていた秀吉が亡くなったばかりの鶴松に好きだったでんでん太鼓の音を聞かせたり、鶴松の死にも無感情になろうとしていた淀(茶々、竹内結子さん)が淀城の廊下で待っていた北政所の寧(鈴木京香さん)に抱きしめられて号泣する最後の場面が悲しい回でした。

今回の「真田丸」の物語では、千利休の死には、秀吉は直接関わってはいませんでした。大徳寺の三門の千利休の像は、淀殿が利休自身に頼んだ品で、発注する際に寸法が間違えられたことから、淀殿の提案で利休が寄進した三門に置くことにしたものということになっていました。千利休の死も、鶴松の死も、豊臣家の滅亡につながっていくものなので、淀殿は、このドラマではやはり「傾国の美女」ということなのだろうと思います。

信濃の上田城では、松(木村佳乃さん)と小山田茂誠(高木渉さん)が再会を果たしていました。記憶喪失気味だった松さんは、夫の茂誠さんに会って、記憶が戻ったようでした。でも、その場面は「回想シーン」風に短く描かれていました。

薫(高畑淳子さん)と片桐且元(小林隆さん)が病気の鶴松のために薬草を煎じた薬を作ろうとして失敗していた場面も、意外とありそうなことに思えましたし、ほのぼのとしていた何だか面白かったです。

豊臣秀次(新納慎也さん)は、二人の弟や宇喜多秀家(高橋和也さん)や羽柴秀俊(後の小早川秀秋、浅利陽介さん)の前で後継ぎとして豊臣家を支える決意をしていたのですが、徳川家康(内野聖陽さん)と真田昌幸(草刈正雄さん)は、それぞれ、もしかしたら豊臣家は秀吉一代で終わるのかもしれないということを考えていました。そのような場面も良かったです。

大河ドラマ「真田丸」は全50回ということなので、今回で全体の半分が過ぎたことになると思うのですが、今のところはまだ毎回の物語をとても楽しく見ることができています。次回も楽しみにしたいと思います。
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