「居酒屋もへじ 母という字」

昨夜、TBSのドラマ特別企画「居酒屋もへじ 母という字」を見ました。

2011年から放送が始まった「居酒屋もへじ」シリーズの第5作です。すごく楽しみにしているというのとは少し違うのですが、安定感のある作風のホームドラマなので、見始めると何となく最後まで見てしまいます。

主な登場人物は、東京の根津の辺りで「居酒屋もへじ」を切り盛りする米本平次(水谷豊さん)、血のつながりのない長男の明(高田翔さん)と長女のさやか(諸星すみれさん)と次男の実(土師野隆之介さん)、「じっちゃん」と慕われる三郎(桂文珍さん)、薬局を経営しながら居酒屋の手伝いをしている川田まゆみ(岸本加世子さん)、常連客の校長先生(角野卓造さん)、町工場の社長(六平直政さん)、芸人のジミー坂田(井上順さん)、ジミーさんの一人暮らしの母親で金物屋を営む富枝(いまむらいづみさん)、川田さんの薬局で働いている糸井菜穂(佐津川愛美さん)、平次さんが通う喫茶店の店主の由亀(奈良岡朋子さん)、さやかさんの同級生の小森君の母親のPTA役員(沢田雅美さん)、さやかさんの小学校の担任でシングルマザーの川上遥(一路真輝さん)、その一人娘の香純(栗本有規さん)でした。

脚本は黒土三男さん、演出は清弘誠さん、プロデューサーは石井ふく子さんです。

サブタイトルの「母という字」は、サトウハチローさんの詩集『おかあさん』の「母という字を書いてごらんなさい」に因んだものでした。母と子の物語ということで、母親がいない3人の子供、母親が仕事で忙しくて寂しい思いをしている子供、母親をすでに亡くしている子供、階段から落ちた一人暮らしの母親に同居を提案する子供、母親が自分を生んですぐに亡くなったために母親との思い出がない子供など、一様ではない母親の姿や親子のつながりが描かれていたのだと思います。

「もへじ」の平次さんと周囲の人たちの日常を描くドラマなので、特に変わった何かが起きるわけではないのですが、昭和的なホームドラマはやはり安心して見ることができるように思います。

近所に一緒に遊ぶことのできる友達がいない一人っ子の香純ちゃんがさやかさんや実君と居間の座布団の上で水泳の代表選手ごっこ?をする場面とか、ドラマの時代は現代なのですが、昭和の子供の遊びの風景らしく見えました(でも、もしかしたら現代の子供でもこのように遊ぶ子供たちはいるのかもしれません)。

仕事のことばかりの母親を困らせようとした香純ちゃんは、姿を消した香純ちゃんを心配した母親に泣かれて、すぐに母親に謝っていたのですが、母親の仕事量が減らない、あるいは母親の仕事への取り組み方が変わらないのだとするならば、香純ちゃんは、これからもしばらくは寂しい気持ちを我慢するとか、一人でいても寂しい気持ちにならないように乗り越えるとか、そのような努力をするしかないのかもしれないなとも思いました。

平次さんに「名人会」のチケットを渡されたジミーさんの母親が息子の漫談を聴きに来るのに着物を着ていたり、会場の中に入らずにロビーでジミーさんの声を嬉しそうに聴いていたりした場面も良かったです。

あと、これはこのドラマの内容とは全く関係のないことなのですが、昨夜のドラマの最初のほうのCMの中に自民党の安倍首相のCMが流れていました。それ以降昨夜の「居酒屋もへじ」のドラマのCM中に政党のCMが流れることはなかったのですが、普通の企業CMの流れの中に唐突に自民党のCMが流れてきたので、少し驚きました。
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