「ワンス・アポン・ア・タイム4」第13回

NHKのBSプレミアムで放送されている海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム4」の第13回を見ました。

ルンペルシュティルツキンのゴールド(ロバート・カーライルさん)が本物の闇の王の剣を持ったベル(エミリー・デ・レイヴィンさん)にメイン州のストーリーブルックの町を追放されてから6週間が経っていました。

ニューヨークの水族館の職員として働いていたアースラ(メリン・ダンジーさん)と再会したゴールドさんは、6週間の間アースラの部屋で過ごしながら、何かを待っていました。そして、ある日レンジで温めたカップめんを食べながらパソコンに届いたメールを読んだゴールドさんは、アースラと共にロングアイランドグレートネックの豪邸でFBIに取り締まられて財産を失ったクルエラ(ヴィクトリア・スマーフィットさん)に会いに行きました。アースラもクルエラも、まだルンペルシュティルツキンのゴールドさんのことを完全に信じているわけではなかったのですが、今の生活を変えたいと思っていました。「物語の作者」のことを話したゴールドさんは、作者はきっとストーリーブルックにいる、協力を得るためにはヒーローたちよりも先に見つけ出さなければならないと説得しました。クルエラは車庫に残されていた「DE VIL(ド・ビル)」にアースラとゴールドさんを乗せ、ゴールドさんの言う通りにストーリーブルックへ向かうため車を走らせました。

アースラとクルエラがルンペルシュティルツキンを信用できないのは、かつて騙されたことがあるからでした。何年も前のある日、魔の山のお城に呼び出されたアースラとクルエラとマレフィセント(クリスティン・バウアー・ヴァン・ストラテンさん)の3人の魔女たちは、今こそ悪役にハッピーエンドを、というルンペルシュティルツキンの提案に乗り、山奥の坑道を進んでいきました。突き当たりには扉があり、血を吸う黄金虫の大群に多い尽くされていたのですが、魔法の息を吹きかけた生き物に意志を伝えることのできるクルエラが黄金虫たちにドアを離れてもらい、扉を開けることができました。扉の奥には洞窟の部屋があり、中央辺りに透明な水晶玉のようなものに入った呪文の巻物がありました。アースラがタコのような脚でそれを取ると、それを受け取ったルンペルシュティルツキンがそれを持ち逃げしたのでした。

洞窟には、チェルノボグという巨大なコウモリの怪物が棲んでいました。その怪物が闇の心を持った悪の存在を食べるということから、ルンペルシュティルツキンは、3人の魔女たちを利用し、おとりとすることにしていました。洞窟に閉じ込められたマレフィセントとアースラとクルエラの3人は、怪物から逃げる方法を考え、洞窟の上の隙間に逃げ込むことを思いつき、マレフィセントがおとりとなって、その間にアースラとクルエラが岩壁を上りました。アースラとクルエラは約束を忘れず、隙間の穴にたどり着いた後、怪物に掴まりそうになっていたマレフィセントを助けました。

ゴールドさんがいなくなった現代のストーリーブルックでは、町の人たちはごく普通の日常を過ごしていたのですが、フック船長のキリアン(コリン・オドナヒューさん)とベルは、図書館で、魔法の帽子に閉じ込められた修道院長たち妖精を救出する方法を考えていました。ベルは、ルンペルシュティルツキンに利用されたという思いと愛されていたという思いに苦しんでいるようでした。

作者を見つけるためおとぎ話の絵本を読んでいたレジーナ(ラナ・パリーヤさん)の元をお酒を持って訪ねたエマ・スワン(ジェニファー・モリソンさん)は、レジーナの部屋の引き出しの中に、レジーナとロビン・フッド(ショーン・マグワイアさん)の継ぎ接ぎの絵を見つけました。レジーナはロビン・フッドを町境の外に送り出した直後に破いていた絵を拾い集めていたようでした。

レジーナがエマにその絵のことを話していると、ベルとキリアンが、妖精を助け出す方法を見つけたと駆け込んできました。インターネットを使って妖精の救出方法を探していたベルは、古代語で書かれていた呪いを見つけ、オックスフォード大学の教授に翻訳してもらったものがメールで届いたのだと言い、その呪いの儀式をレジーナに頼みました。

その頃、町境の手前でクルエラの車を止めたゴールドさんは、木に印としてかけておいたネクタイを取り、100m先に町境があると二人に教えました。クルエラとアースラは、かつて自分たちを利用して裏切ったゴールドさんを信用するべきかどうか迷っていました。

レジーナとエマとベルとキリアンと白雪姫のメアリー・マーガレット(ジニファー・グッドウィンさん)は森の中で儀式の準備を始めました。松明で囲んだ岩の上に置かれた魔法の帽子の箱の上にレジーナが闇の王の剣をかざすと、閉じ込められていた修道院長たちが飛び出してきました。レジーナは、闇の王の剣を使ったことに少し震えていました。エマたちは、修道院長たちが無事だったことを喜んでいたのですが、その間に、魔法の帽子の箱からは黒い煙が流れ出していました。

エマは、俺はヒーローじゃない、というキリアンも誘って、お祝いのパーティーの開かれる赤ずきんのおばあちゃんのお店へ行きました。レジーナとヘンリー(ジャレッド・ギルモアさん)は、修道院長に白紙の絵本を見せ、ハッピーエンドを書いてほしくて作者を探しているのだということを正直に話しました。本が魔法使いのお屋敷にあったことを聞いたブルーフェアリーの修道院長は、魔法使いがストーリーブルックにいるのかと驚いていたのですが、魔法使いは作者ではない、存在することは知っているが姿は見たことがない、少なくとも魔法使いと作者は同一人物ではないとレジーナたちに話し、本にヒントが隠されていると噂で聞いたことがあると教えていました。

その時、お店の外から謎のうめき声が聞こえました。エマたちが外へ出ると、時計台に上に巨大なコウモリの怪物がいました。魔法の帽子の箱から出てきたチェルノボグです。エマとレジーナは人々に襲いかかる怪物を魔法の力で倒そうとしたのですが、追い払うことしかできませんでした。ベルは怪物を倒す方法を調べるため図書館へ向かい、メアリーは町の人たちを安全な場所へ避難させることにしました。

町の境界線の外側では、ゴールドさんが自分の携帯電話をアースラに渡して、レジーナに電話をかけるように説得していました。ルンペルシュティルツキンを疑っていたアースラでしたが、ハッピーエンドを求めてストーリーブルックの中に入るため、電話のボタンを押しました。ゴールドさんからの電話に出たレジーナは、電話の向こうにいたのがアースラだったことに驚いていたのですが、コウモリの怪物を倒す方法を教える代わりにストーリーブルックの町にアースラとクルエラを入れるという条件を受けることにしました。

コウモリの怪物が闇の心の持ち主を狙っているということを聞いたレジーナは、自分がおとりになる決意をし、その怪物にも魔力があるということを聞いたエマは、境界線の外に出せば怪物は無害になるのではないかと考えました。エマの運転する車に乗ったレジーナは、どうして黄色の車にしたのかとか言いながら、しつこく追いかけてくる怪物を車に引きつけながら境界線の方へ向かっていたのですが、フロントガラスを怪物に壊されると、紫色の煙になって一人でエマの車を降り、境界線の手前に立って怪物を自分に向かわせました。エマは車を急停車させて、車の屋根に乗っていた怪物を振り落とし、怪物はしゃがんだレジーナの頭の上を越えて、境界線の外へ出ました。出た瞬間に消滅したようでした。境界線の外側にはアースラとクルエラがいたのですが、二人は何も気付きませんでした。

別の車で駆けつけたメアリー・マーガレットとチャーミング王子のデヴィッド・ノーラン(ジョシュ・ダラスさん)は、悪役を町に入れることに反対していたのですが、レジーナは、昔の自分よりは悪くない、あの二人にもチャンスを与えたいと言い、エマもレジーナの意見に賛同したため、雪の女王がストーリーブルックに入った時の呪文の書かれた巻物を約束通り境界線の外に投げ、それを拾ったクルエラとアースラは、すぐに車で境界線を越えてストーリーブルックの町へ入り、レジーナに挨拶をして去っていきました。

その夜、アースラとクルエラは町の境界線のところへ行き、境界線の外で待っていたゴールドさんに呪文の巻物を投げました。それを拾い上げたゴールドさんが境界線を越えると、杖なしでも自由に歩くことのできるいつものゴールドさんに戻りました。約束を守った二人にゴールドさんは、悪行を悔やんで友達を作って関係性を築くようにという作戦を伝えました。そして、コウモリの怪物を魔法の帽子から解き放つように仕組んだのが自分であるということを二人に話しました。ゴールドさんは、オックスフォード大学の教授のふりをして、ベルにメールで儀式の方法を教えていたのでした。ゴールドさんは、今のままではメンバーが足りないと、完全には死んでいないというマレフィセントを戻す準備を3人で始めようとしていました。巨大なコウモリの魔物について、アースラとクルエラは、レジーナ本人と同じように、レジーナを狙っていたと思っていたのですが、ゴールドさんは、魔物が狙っていたのはエマ・スワンだと二人に話していました。

それから、アースラとクルエラは、メアリー・マーガレットとデヴィッドに呼び出されたのですが、ストーリーブルックで暮らす条件としてメアリーが二人に伝えたのは、魔法の森で起きたことを町の人たち、特にエマに話さないでほしいということでした。メアリーは、エマに話したら私が心臓を掴み出すと二人に話していました。

脚本はエドワード・キッツィスさんとアダム・ホロウィッツさんで、演出はジョン・アミエルさんでした。

第13話も面白かったです。第13話の今回から「シーズン4」の物語の後半になりました。オープニングとエンディングの映像も変わっていました。

先週には、「ストーリーブルックの秘密」という「ワンス・アポン・ア・タイム」のドラマの特集番組が放送されていました。好きなドラマの裏側を見るのは少し怖いというか、心配にも思えるのですが、以前の特集の時のように、今回も楽しく見ることができました。「メイン州ストーリーブルック」はカナダにあるとか、時計台の下の図書館は本物だとか、CGも使われているけれど本当の森でも撮影されているとか、スタッフの方たちが話し合って脚本を考えているとか、このドラマで白雪姫とチャーミング王子を演じている方が実際にも家族になったとか、面白かったです。

エマに倒されて死んだはずのマレフィセントは、まだどこかで生きているということのようでした。

先日の日本テレビの「金曜ロードSHOW!」でも2014年公開のディズニーの映画「マレフィセント」(監督はロバート・ストロンバーグさん)が地上波初放送されていました。妖精の国の隣の人間の国の王子を好きになった優しい妖精のマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリーさん)が、ある日国王の褒美に目が眩んだ野心家のステファン王子に騙されて大切な翼をもぎ取られてしまい、前国王の跡を継いで国王となった王子と王妃に間に娘が生まれたことを知ると、招待されていないお城での祝賀会を訪れ、姫に、美しくて優しい子に育つが16歳の誕生日に糸車の針で指を刺して死んだような眠りにつくだろう、それを解くことができるのは「真実の愛」だけだという永遠の呪いをかけるのですが、憎き国王の娘である姫の成長を見続けているうちに情が移り、美しくて優しい娘に成長したオーロラ姫にかけてしまった呪いを自ら解こうとする、というような物語でした。

マレフィセントの真実の愛を受け止めたオーロラ姫が父親たちに捕まったマレフィセントを救うためお城の奥の部屋でガラスケースに収められているのを発見したマレフィセントの翼を解放し、絶体絶命の危機にあったマレフィセントがその最強の翼を背中に取り戻すという展開が劇的で、翼を復活させたマレフィセントが龍に変身させた部下を助け、窓ガラスを翼で突き破って自分を裏切って傷つけた国王を倒すという一連の流れにも迫力がありました。

映画の中でも言われていたように、有名なおとぎ話の「眠りの森の美女」とは確かに全く異なる物語でしたが、これはこれで良かったように思いました。映画「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年公開、監督はティム・バートンさん)と同じくCGの多用された作品でしたが、物語はこちらの映画「マレフィセント」のほうが、私には面白く思えました。「スピンオフ」というか「アナザーストーリー」というか、何と呼ぶのが正のかよく分からないのですが、最近のディズニーの作品には(この「ワンス・アポン・ア・タイム」のドラマシリーズもそうですが)昔の「おとぎ話」(ディズニーで扱ったことのあるおとぎ話)をアレンジした作品が多いような気がします。「おとぎ話」自体の人気が続いているということなのかもしれません。あと、「金曜ロードSHOW!」で放送された映画「マレフィセント」のマレフィセントの吹き替えの声を演じていたのは、深見梨加さんでした。このドラマのレジーナの吹き替えの声の方です。そのようなところも少し嬉しく思いました。

ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム4」のマレフィセントと映画「マレフィセント」のマレフィセントはまた別なのかもしれませんが、同じディズニーの作品として、完全なヒーローでも完全な悪役でもないというところは共通しているのだろうと思います。「ワンス・アポン・ア・タイム4」の次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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