「時をかける少女」第2話

日本テレビの土曜ドラマ「時をかける少女」の第2話を見ました。

第2話は、タイムリープの能力に目覚めたことを深町翔平(菊池風磨さん)だけではなく浅倉吾朗(竹内涼真さん)にも伝えた芳山美羽(黒島結菜さん)が、2年前に心臓移植手術をしてから20時を過ぎるとなぜかドキドキするようになったという同級生の西岡光(森永悠希さん)のドナーを探しに行き、学校帰りに事故死していた別の学校の高校生だったミホ(高月彩良さん)が今は自分たちの担任となっている数学教師の矢野和孝(加藤シゲアキさん)に秘密の恋をしていたことを知る、という話でした。

脚本は渡部亮平さん、演出は岩本仁志さんでした。

森永悠希さんの演じる西岡さんのキャラクターが少し不思議な雰囲気の人物に思えたのですが、でも、良かったと思います。私としては、「恋」の気持ちを隠し続けていた高月彩良さんのミホさんの場面がとても良かったです。

矢野先生が亡くなった教え子のミホさんの気持ちを知る(美羽さんに教えられる)というのが良いことであったかどうかは分からないように思いました。過去の世界へ行った美羽さんが撮ったミホさんの写真が残るというのは、矢野先生よりも、もしかしたら、ミホさんを亡くした家族が写真を見たなら嬉しく思うのではないかなと思いました。

美羽さんが友達になったミホさんを、数分後に事故死することを知りながら見送る場面も、決して悪くはなかったのですが、せっかくなので「過去を変えてはいけない」という思い込みを脱してほしかったようにも思えました。「運命は変えることができない」というのなら、例えば西岡さんはいずれにしても心臓移植を受けることができて助かるのかもしれないですし、ミホさんは別の道を通っても事故死してしまうのかもしれませんが、美羽さんが何も言わずに、ミホさんをただ過去の存在として数分後の出来事を知りながら見送るというのは、少し寂しいことのようにも思えました。

今作は美羽さんと翔平さんと吾朗さんの“幼なじみ”の高校生の「三角関係」が中心のようですし、第2話を見ても、SFの要素やラベンダーの香りの要素はやはり薄いように思いました。タイムリープの能力を気軽に使う美羽さんの、「現在」から消えて「過去」へ行ったり、消えた直後の「現在」の同じ場所に再び戻ってきたりする場面は少しSF風ですが、そのことよりも、美羽さんを巡る翔平さんと吾朗さんの「恋」や、矢野先生を密かに好きだったミホさんの「恋」に重点が置かれているように思えました。

夏ドラマということで、それはそれで良いのかもしれないですし、そのような物語を好きな方もたくさんいるのかもしれないとも思うのですが、私には、「時をかける少女」の作品としては、少しもったいないような気もしました。

また、私としては、登場人物たちが「恋」という言葉を使い過ぎているようにも思えました。「恋」の気持ちがきちんと俳優さんたちの演技によって表現されているのなら、「恋」という言葉を明確に台詞の中に何度も登場させなくても、そのようなことはドラマを見ている人には伝わるのではないかなと思います。

昔のドラマや映画の時の未来人の「深町君」とはかなり異なった雰囲気と性格の翔平さんは、22世紀の、2122年の世界から来たということでした。その未来は、「ドラえもん」で言うとなのですが、ドラえもんが誕生してから10年後の未来ということになります。

ドラマの設定としては、その時代には「四季」や「恋」がないそうです。そして、四季のある豊かな自然環境を取り戻すために未来の世界から来たらしい翔平さんたちは、過去の世界で「恋」を体験しようとしているということのようでした。第2話を見て改めて、このドラマは、SFミステリーというよりは、小中高生に向けた?「恋愛のすすめ」というような感じの作品なのかなと思いました。予告によると、次回もまた美羽さんたちの「三角関係」が中心になっているようなのですが、一話完結の部分もあるようですし、もう少し気軽な気持ちで見てみようかなと思います。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム