「真田丸」第28回

NHKの大河ドラマ「真田丸」の第28回「受難」を見ました。

第28回は、聚楽第を抜け出して密かに大坂城へ来て隠れていたところを、きり(長澤まさみさん)の連絡を受けた真田信繁(堺雅人さん)の案内で真田屋敷に匿われることになった関白・豊臣秀次(新納慎也さん)が、豊臣秀吉(小日向文世さん)の怒りを恐れて高野山の青厳寺へ逃げ出した後、一緒に青厳寺へ付き添っていた伊豆守となった真田信幸(大泉洋さん)が目を離した隙に、一人になった部屋で切腹をしてしまう、という話でした。

作(脚本)は三谷幸喜さん、演出は土井祥平さんでした。

人を信じることができなくなっていたという秀次は、秀吉と直接会って話し合うことを諦めていたようでした。秀次に話しかけた信幸の、「なぜか私の声だけ聞こえない祖母」や「病弱なのかよく分からない前の妻」が面白かったのですが、そのような「家族に振り回されている」話を聞いている時の秀次との穏やかな場面も良かったです。

秀次が高野山へ逃げたことを知った秀吉は激高し、豊臣家の恥になることを恐れて、秀次を謀反の疑いで蟄居させたことにするとして、福島正則(深水元基さん)を高野山へ使いに出したのですが、秀次は福島正則に会うことを拒み、その前に自刃してしまいました。畳の上に血だまりができていました。寧(鈴木京香さん)は孫七郎は関白の器ではなかったのではないかと心配していて、福島正則は孫七郎は優し過ぎると言っていたのですが、豊臣秀次は決して愚かな人物ではなかったという風に終わっていたところも、良かったです。秀次がいなくなってしまったのは少し寂しく思いますし、私には豊臣秀次が実際にはどのような人物だったのかは分からないのですが、今回の大河ドラマのそのような点には少しほっとします。

文禄4年(1595年)、秀次が切腹をした後、その妻や子供たちは、激怒した秀吉の命令によって処刑され、三条河原に晒された後、まとめて埋められたのだそうです。

ドラマでは、秀次の娘のたか(岸井ゆきのさん)が信繁に頼んで父親に聖母マリアの絵を数点届けていたのですが、秀吉が禁教令(バテレン追放令)を出している中、秀次自身も「隠れキリシタン」だったのでしょうか。たかさんは、聚楽第の中に作られていた、十字架の掲げられている隠し部屋に隠れていたところを信繁に発見されていました。信繁は、秀吉の命に従って大谷吉継の娘の春(松岡茉優さん)を正室に迎える際に生き残っていた秀次の娘を側室に迎えたいと、秀次を失って落胆する秀吉に頼み、許可をもらっていました。

それから信繁は、たかさんを堺の豪商の呂宋助左衛門(松本幸四郎さん)に頼んで託していたのですが、ドラマの後の「真田丸紀行」によると、信繁と秀次の娘の隆清院には娘がいて、お田の方というそうです。隆清院や娘のお田の方がどのような人物だったかということは伝えられていなかったのですが、お田の方が真田家の菩提寺として建立したという秋田県の妙慶寺というお寺が紹介されていました。

松本幸四郎さんの演じていた「呂宋(ルソン)助左衛門(納屋助左衛門)」は少しだけの登場だったのですが、松本幸四郎さんは市川染五郎を名乗っていた頃、昔の大河ドラマの「黄金の日日」でも貿易商の呂宋助左衛門を演じていたのだそうです。

あと、真田安房守昌幸(草刈正雄さん)の妻で公家出身という薫(高畑淳子さん)は、自分を菊亭晴季の娘だと言っていたのですが、秀次の正室が大納言の菊亭晴季の娘だそうです。真田信幸の妻として京都の真田屋敷に来た稲(吉田羊さん)は菊亭晴季の娘だという薫さんの出自を疑い、徳川家に報告しようとしていたのを信幸の前妻でいとこでもあるこう(長野里美さん)に阻止されていたのですが、薫さんは実際には菊亭晴季の本当の娘ではないということのようでした。

予告によると次回には昌幸の浮気?が発覚するようなのですが、老齢の秀吉が死を恐れるようになる話でもあるようでした。次回の「真田丸」も楽しみにしたいと思います。
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