「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」第2話

フジテレビのドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第2話を見ました。

第2話の事件は、空き地で椅子に座ったまま凍っている霜川家の兄弟の遺体が発見されたことをきっかけに警視庁刑事部捜査第一課・厚田班の新人刑事の藤堂比奈子(波瑠さん)たちが捜査を始めると、精肉店を経営していた霜川家の大型冷凍庫の中でテーブルセットの前に座る父親の幸三(螢雪次朗さん)と少し微笑んでいるような長女の由美(赤座麻里子さん)の遺体が発見され、解剖の結果、兄弟と姉は最近殺されたが、父親は2年前に病死していたことが判明する、というものでした。

遺体を解剖した帝都大学医学部の法医学教授で監察医の石上妙子(原田美枝子さん)は、霜川家の子供たちに古い虐待の傷跡を見つけていました。比奈子さんは、「ハヤサカメンタルクリニック」の精神科医見習いの中島保(林遣都さん)から、霜川一家冷凍殺人事件の犯人のプロファイリングをしてみたというメールを受け取り、それを読んだ先輩刑事の東海林泰久(横山裕さん)と共に犯人の潜伏先と思われる家に向かい、冷凍庫のように冷やされていたその家に入ると、先に2階を見に行った東海林さんがスタンガンで犯人に倒されてしまった中、冷凍された女性の遺体が椅子に座っていた1階のリビングに降りてきた犯人と対峙することになりました。

犯人は、中島さんのプロファイリング通りの、家族に認められていない存在で、家族の愛情を求めているという人物でした。犯人(間宮祥太郎さん)は自分の名前を比奈子さんに訊かれて、家族には「ケンジ」と呼ばれていると名乗り、父親の遺体を冷凍したのは、病死する直前の父親の願いだったことを打ち明けました。子供たちを暴力で支配していた父親は、死後も子供たちを支配するために冷凍保存されることを希望し、自分の願い通りにすればケンジさんを家族として認めると言って、ケンジさんが従うように仕向けていました。

ケンジさんは、家族の団らんを実現するために兄たちを殺したと比奈子さんに言ったのですが、比奈子さんは、それは嘘だと見抜いていました。ケンジさんにとっては兄弟は邪魔な存在で、本当に自分を愛してほしかったのは父親の幸三さんとその長女の由美さんだけだと比奈子さんは推理していたのですが、それは石上さんの解剖所見から、ケンジさんが由美さんと幸三さんの子供だと考えていたからでした。虐待されていた由美さんは、ケンジさんを拒絶していて、ケンジさんは「姉」である母親の由美さんを絞殺して冷凍庫の椅子に座らせると、顔の筋肉を少し動かして自分を見て微笑んでいるように作っていたようでした。

家族の遺体が警察によって回収されたことを比奈子さんに指摘されたケンジさんは、新しい家族を作るのだと言って、比奈子さんに水をかけ、それから液体窒素をかけようとしました。比奈子さんは、あなたのその顔が見たかったと言い、出生届を出されていない自分の家族になってほしいと言うケンジさんに、あなたが生きていたらねと言って肩にかけた鞄の中から何かを取り出そうとしたのですが、その時、意識を取り戻して2階から降りてきた東海林さんがケンジさんに飛び掛かり、液体窒素から比奈子さんを守ったのでした。

殺人犯のケンジさんを殴り倒した東海林さんの右腕には傷跡がありました。それが気になった比奈子さんが班長の厚田巌夫(渡部篤郎さん)に訊いたところ、東海林さんの腕の傷は、妹を殺した変質者を単独で追っていた時に切りつけられたものだということでした。その犯人が逮捕されているのかどうかは不明です。

事件解決後、比奈子さんは、プロファイリングのメールのお礼を言うために「ハヤサカメンタルクリニック」を訪れ、中島さんと会っていました。中島さんは、比奈子さんの笑顔を作為的なものだと指摘して、なぜ殺人犯に興味を持つのかと比奈子さんに訊いていました。すると比奈子さんは、自分を知るためですと答え、鞄から折り畳み式のナイフを取り出して中島さんに見せていました。

脚本は古家和尚さん、演出は白木啓一郎さんでした。

椅子に座った冷凍された死体の様子を見て、私は「SPEC」のドラマで刑事の吉川さん(北村一輝さんが演じていました)がフリーズドライのミイラにされていたのを思い出していたのですが、今回のドラマの冷凍遺体は、(当然のことながら)スペックホルダーに殺されたものではありませんでした。

小林翔太だった大友翔(三浦貴大さん)の「スイッチ」が入ったことによる自殺の原因は、まだ分かりませんでした。石上さんによると、大友さんが死亡した部屋には微かに香水の匂いがしたということでした。また、その問題(加害者がその被害者と同じような死に方をするという問題)は、霜川家の殺人事件には無関係でした。少なくとも今回の中では、犯人のケンジさんは冷凍されてはいませんでした。

比奈子さんが大友さんやケンジさんを前に鞄から何かを取り出そうとしていたのは、中島さんに見せていたナイフだったのでしょうか。比奈子さんが殺人犯に興味を持ち、自分自身を心配しているのは、殺人の夢を見ることにあるようでした。

あと、横山裕さんの演じる先輩刑事の東海林さんは、今回も良かったです。何というか、特に言われなければ、ジャニーズの関ジャニ∞の方だと分からないのではないかなとも思えます。比奈子さんが鞄から何を取り出そうとした直前に比奈子さんを助けに来るという、第1話と同じパターンも、この場合は良かったように思いました。

第2話は主に霜川家の事件を中心に展開していたのですが、前回の物語の犯人の話題も出てくるので、ドラマを見ていて誰が何の事件の関係者なのか少し分からなくなってしまいそうではあるのですが、第2話も、途中で疲れることなく最後まで面白く見ることができたような気がします。
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