「真田丸」第29回

NHKの大河ドラマ「真田丸」の第29回「異変」を見ました。

第29回は、大谷吉継(片岡愛之助さん)の娘の春(松岡茉優さん)を正妻に迎えた真田信繁(堺雅人さん)が、石田三成(山本耕史さん)と共に、年老いた豊臣秀吉(小日向文世さん)の体力や知力の衰えを疑う徳川家康(内野聖陽さん)たち諸大名にそのことを隠そうとする話でした。

作(脚本)は三谷幸喜さんです。演出は保坂慶太さんでした。

朝鮮出兵時に何かに感染したらしい大谷吉継の病状は前よりももう少し悪化していて、首にできた謎の痣も広がっていて、手の末梢神経も傷ついているようでした。

兄の真田信幸(大泉洋さん)の前妻のこう(長野里美さん)と正妻の稲(吉田羊さん)が同時に懐妊するという展開は少し意外でしたが、父親になる自覚をした信幸は、真田家の嫡男として、真田家のために、という思いを新たにしていました。長く豊臣家の中にいる信繁は、そのような兄にも秀吉の病状のことを話すことができず、真田家のためだと言われても、秀吉のことは隠していました。

真田安房守昌幸(草刈正雄さん)の浮気について薫(高畑淳子さん)に問い詰められた出浦昌相(寺島進さん)が隙を見て消えたり、伏見城の後ろに木幡山があることに気付いた昌幸が信幸の伏見城の建設計画を考え直そうとした時に急に出てきたりしていたような演出も面白く思えました。

菊亭晴季の娘だと言い張っている薫さんは、昌幸によると、娘ではなく侍女だったということでした。一度晴季の養女になってから真田家に嫁いだとか、そのような経緯があったのでしょうか。

しかし、そのような頃、京都は大地震に見舞われていました。明智光秀の娘で細川忠興の正室の玉(細川ガラシャ、橋本マナミさん)に会ってキリスト教に興味を持ち始めたきり(長澤まさみさん)は、マリア様の絵の上に降ってきた雪のようなものに気付いていたのですが、それは灰でした。文禄5年閏7月13日(太陽暦では1596年9月5日だそうです)に起きた「慶長伏見地震」でした。

地震の影響で完成間近だった伏見城の天守閣が倒壊したそうです。死者は京都や大坂で1000人を超えたそうです。1995年の阪神・淡路大震災につながっているとも考えられているそうです。ドラマでは、秀吉は無事でしたが、相次ぐ身内の死と自身の死期の近いことと天変地異に怯えていました。

慶長伏見地震の前に降灰があったということは、当時の資料に書かれているそうなのですが、その原因は、火山の噴火によるものと思われているそうなのですが、どの山の噴火かということなどは、まだ解明されていないのだそうです。

それにしても、大名の妻の細川ガラシャさんは禁教令(バテレン追放令)が出ている中、どうして堂々とキリシタンでい続けることができたのでしょうか。そのくらい、信仰心が強かったということなのでしょうか。「真田丸」の前回では、豊臣秀次がキリシタンだったのかもしれないということが描かれていましたが、祈りの部屋は隠されていました。豊臣家と細川家では違うということもあるかもしれませんが、(昨日のドラマでは)讃美歌もみんなで歌っていましたし、どうしてなのだろうと何となく気になりました。ただ、「隠れキリシタン」というのは、江戸時代の禁教令以降にキリスト教を密かに信仰している方に対する呼び方だそうで、秀吉の時代のキリシタンの中には「隠れキリシタン」はいなかったということのようです。

次回の「真田丸」も楽しみにしたいと思います。
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