「真田丸」第30回

NHKの大河ドラマ「真田丸」の第30回「黄昏」を見ました。(総合テレビでは、東京都知事選挙の開票速報番組のため、夜7時15分から放送されていました。)

第30回は、真田信繁(堺雅人さん)や石田三成(山本耕史さん)など豊臣家の家臣たちが、豊臣秀吉(小日向文世さん)の老いてますます衰えていく状態を隠しきれなくなっていく話でした。

作(脚本)は三谷幸喜さん、演出は田中正さんでした。

慶長伏見地震に見舞われてより死の恐怖を感じるようになった秀吉は、伏見城を住居として木幡山に作ることを決め、真田安房守昌幸(草刈正雄さん)をその普請から外していました。秀吉は大坂城に戻り、三成たちの進言によって3歳の嫡男の拾を豊臣秀頼と名を改めて元服させました。ドラマの三成が信繁に話していたことによると、その年齢での元服は、武家では例がないそうなのですが、公家では例があるということでした。

秀頼は自分の亡くなった後には秀頼を支えてほしいと徳川家康(内野聖陽さん)や上杉景勝(遠藤憲一さん)などの大名たちに念入りに頼んでいました。

その間には、土佐に流れ着いたスペインのサン=フェリペ号の事件があり、秀吉は(ドラマでは)積み荷を奪うためにバテレン追放令を使って、宣教師3人と修道士3人と、日本人のキリシタンの20人を捕らえて長崎での処刑を命じていました。また、明国から届いた手紙を読んで激怒した秀吉は、明国に自分たちの勝利を認めさせるために、再びの朝鮮出兵を決めていました。

慶長3年の春、秀吉は、京の醍醐寺で自分の家族や大名の妻や女中たちをたくさん集めた大規模なお花見の会を開いていました。淀殿(竹内結子さん)の連れてきた秀頼に「花咲爺さん」を見せようとして、三成たちの心配する中、一人で木に登り、落下して背中や腰の辺りを打ってしまいました。それから、秀吉の健康状態はさらに悪化していったということでした。桜の木から落ちたのが史実かどうかは分からないのですが、秀吉が秀頼のために木に登ったり、淀殿がそのような秀吉を特に止めようとしない感じは、この「真田丸」の展開らしく思えました。

真田信幸(大泉洋さん)が沼田城へ戻って少しして、戦に強かった昌幸の叔父の矢沢頼綱(綾田俊樹さん)は亡くなったようでした。80歳だったそうです。真田家の次男であることと豊臣の家臣であることの間で迷って、秀吉の病状を兄にも隠し続けていた信繁は、秀吉の耄碌していく様子に心を痛めていた義父の大谷吉継(片岡愛之助さん)から、自分の正しいと思った道を進むよう言われて、戻ってきた信幸に秀吉の状態がかなり悪くなっているということを伝えました。

信繁と信幸の話を縁側で聞いていた昌幸は、遊郭で吉野太夫(中島亜梨沙さん)に秀吉のことを簡単に話していたのですが、そのことを聞いた直後に席を立った吉野太夫を、廊下で待っていた出浦昌相(寺島進さん)が刺殺していました。昌幸と会っていた吉野太夫は徳川の重臣の本多正信(近藤正臣さん)が送り込んだ忍び(伊賀者?)で、本物は京の郭にいるということでした。

老衰し切った秀吉と対面した加藤清正(新井浩文さん)が号泣していた場面もそうなのですが、三成より新しい家臣である信繁のことを忘れていた秀吉が、信繁が家臣になる前のことは憶えていて、信繁のことを、真田安房守の息子だな、と呼び、二人が出会った時の様子の再現になっていた最後の場面も、悲しい場面ではあったのですが、優しい感じがして、とても良かったです。

あと、真田家の嫡男の信幸のところには、前妻のこう(長野里美さん)の息子の「仙太郎」と正妻の稲(吉田羊さん)の息子の「百助」が同時期に生まれていて、今回はその場面が少し明るい部分だったような気がします。真田家の妻を自覚するようになった稲さんは、真田のことを徳川に知らせていたことを正直に話し、夫の信幸に徳川からの密書を見せてこれらの手紙は届かなかったことにすると話していました。

次回には、秀吉が最期の時を迎えるようです。次回の「真田丸」の物語も楽しみにしていようと思います。
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