「真田丸」第32回

NHKの大河ドラマ「真田丸」の第32回「応酬」を見ました。

第32回は、慶長3年の8月に伏見城で豊臣秀吉(小日向文世さん)が亡くなった後、豊臣家の家臣である五奉行の一人の石田三成(山本耕史さん)と、天下取りを画策し始めた五大老の一人の徳川家康(内野聖陽さん)が他の大名たちをいち早く自分の味方につけようと取り合うようになっていく、という話でした。

作(脚本)は三谷幸喜さん、演出は小林大児さんでした。

秀吉の遺体を発見したのが見張り役だった片桐且元(小林隆さん)かどうかは分からないのですが、北政所の寧(鈴木京香さん)は、秀吉は眠るように亡くなったと教えられたようでした。石田三成は、朝鮮に出兵した兵たちが戻って来るまでの間、秀吉の死を伏せておくことにし、秀吉の遺体を塩漬けにして大きな壺(甕?)に入れ、伏見城の奥の部屋に安置していました。

秀吉の死後、石田三成の家臣となった真田信繁(堺雅人さん)も、秀吉の死を黙っていたのですが、それでも、その噂は広まっていきました。

家康暗殺を担っていた出浦昌相(寺島進さん)の行方を知ることができなかった重臣の本多正信(近藤正臣さん)は、家康に秀吉の死を知らせ、その噂を確信した家康は、嫡男の秀忠(星野源さん)を呼び、すぐに江戸に戻るよう伝えました。

家康は多くの大名たちを接待し、徳川家との縁談の取り決めも行いました。秀吉の遺言に従うなら、縁談についても五大老と五奉行の間で合議しなければいけなかったのですが、家康は、三成が秀吉の死を伏せているという事実を利用し、遺言を守らなければいけない状況にはなっていないと、三成たちの批判を一蹴しました。

多くの兵たちと共に朝鮮から引き揚げてきた加藤清正(新井浩文さん)は、秀吉の死を伏せておきたいという三成の意見を受け入れることにはしたのですが、三成の冷淡に見える態度に苛立っていました。そして、清正が家康の養女を娶ると、そのことを知った三成は激怒していました。

加藤清正たちが帰国したことを受けて、死の翌年の慶長4年の4月に秀吉の葬儀が執り行われたようなのですが、秀吉の遺体の入った壺(甕)はまだ伏見城に安置されたままでした。

三成は、大谷吉継(片岡愛之助さん)の反対する中、家康を五大老から外そうと考えるようになりました。五大老と五奉行は、家康を呼び寄せ(年老いた前田利家に代わって嫡男の前田利長が来ていました)、秀吉の遺言を無視していることを問い詰めようとしていたのですが、忘れていたのだとかわされ、忘れていたでは済まされないと言おうとしていた老衆の上杉景勝(遠藤憲一さん)も大きな声で反論することができず、自分を外そうとすることこそ秀吉の意思に反するのではと主張する家康にその場を仕切られてしまいました。そして最後、三成は信繁に、徳川屋敷に夜討をかけて家康の首を取ると伝えていました。慶長4年の正月ということでした。

三成による家康暗殺計画があったことを、私は知りませんでした。どのような事件として描かれるのか気になります。秀吉の遺体が塩漬けにされ壺(甕)に入れられてしばらく安置されていたということも知らなかったのですが、明治時代に秀吉を祀る京都の豊国神社を再興しようとした際に、地中から秀吉と思われる遺骸の入った甕棺が発掘されたという出来事があったのだそうです。

真田家では、兄の真田信幸(大泉洋さん)は、正室の稲(吉田羊さん)の百助以外に、前妻のこう(長野里美さん)との間に仙太郎という子供がいることをそれとなく父親の本多忠勝(藤岡弘、さん)に打ち明け、その分稲を大事にしてくれればよいと笑顔で認めてもらい、ほっとしていました。

寺島進さんの出浦さんはやはりいなくなっていたのですが、矢沢三十郎頼幸(迫田孝也さん)が伏見の真田屋敷に呼び寄せられて、信繁の元に戻っていました。年を取ってきた真田安房守昌幸(草刈正雄さん)は、信濃に帰りたいと庭でつぶやいていました。成り行きを知らない三十郎が信幸と信繁の話について行こうとしていたところも面白かったです。

内野聖陽さんの演じる家康に“狸親父”の要素が入ってきていたのも意外と良かったような気がします。次回の「真田丸」も楽しみにしたいと思います。
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