「営業部長 吉良奈津子」第5話

フジテレビの「木曜劇場」のドラマ「営業部長 吉良奈津子」の第5話を見ました。

第5話は、東邦広告の営業局の常務の斎藤良一(石丸幹二さん)からファストファッションの代表的ブランド「オレンジ・ドット」のキャンペーンCMの担当の話を持ち掛けられた営業開発部の部長の吉良奈津子(小山奈津子、松嶋菜々子さん)とクリエイティブディレクターの高木啓介(松田龍平さん)が、知的なイメージで人気キャスターとなった太刀川冴子(芦名星さん)に「オレンジ・ドット」のCMへの出演を依頼するという話でした。

脚本は井上由美子さん、演出は河毛俊作さんでした。

スランプに陥って失踪した高木さんが水族館でサメを見ていることを知った奈津子さんが、高木さんを明るく叱咤して仕事場に連れ出す場面も良かったと思いますし、電車の中でプランをまとめた高木さんが、「オレンジ・ドット」の白いワンピースの良さを太刀川さんに勧める際に、覚悟に行動が伴う太刀川さんには白が似合うと思うと、奈津子さんも重なるように話していた場面も良かったと思います。

そのため、太刀川さんがCM出演を決めるという展開にもほっとしたのですが、その直後に、太刀川さんの国会議員との不倫が発覚するという展開になったのは、残念に思いました。奈津子さんを窮地に陥れるために、斎藤常務と営業開発部の一条達哉(DAIGOさん)が太刀川さんの不倫疑惑を知りながら奈津子さんたちに「オレンジ・ドット」のキャンペーン作りを依頼したのだとするのなら、自分たちの勤める会社に対しても取引先の「オレンジ・ドット」に対しても、失礼というか、信頼を裏切る行為であるように思えました。

広告業界を舞台にした“お仕事ドラマ”なのだとするのなら、奈津子さんや高木さんが太刀川さんと「オレンジ・ドット」との仕事を成功させるまでで終わっていても良かったような気がします。

社内の陰謀の要素も、夫の小山浩太郎(原田泰造さん)と謎のベビーシッターの坂部深雪(伊藤歩さん)のホームサスペンス的な?不倫の要素も、無いほうがいいように思えます。散漫としてしまって、何を描くドラマなのか、分からなくなってしまうような気がします。

少しだけ流れる山下達郎さんの主題歌と、奈津子さんを「女王様」と呼ぶ冒頭と最後のナレーションと、松嶋菜々子さんの演じる奈津子さん本人は明るいように思うのですが、松田龍平さんの演じる高木さんは今のところ良い人なのだとしても、他は意外と陰気であるように思います。“お仕事ドラマ”としては、育児休暇を終えて無事に「社会復帰」を果たした主人公の女性が何かに脅かされることなく元気に仕事をすることのできるドラマであったほうが良いのではないかなと思います。
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